三重県の「第3回ジェンダーギャップ解消基本戦略(仮称)検討会議」にて、湯の山温泉「彩向陽」の取組が事例として紹介されました

株式会社海栄館

2025.10.20 10:00

“成長志向の働き方を求める会社と、従業員の意識との間にギャップが生まれないよう、採用時に「カルチャーフィット」を慎重に見定めている”

湯の山の四季彩に懐かれる宿「彩向陽(いろどり こうよう)」(三重県三重郡菰野町菰野)は、三重県が策定を進めている「三重県ジェンダーギャップ解消基本戦略(仮称)」の検討会議において、企業における先進的な取組事例として公開されました。

「三重県ジェンダーギャップ解消基本戦略(仮称)」は、ジェンダーギャップ(男女格差)の解消を目的に、「アンコンシャス・バイアスの解消」「多様な働き方の提供」「両立支援制度の充実」の三本柱を掲げ、企業・家庭・地域・教育現場の連携による社会全体での意識変革を目指す三重県の取り組みです。

彩向陽は、“成長志向の働き方を求める会社と、従業員の意識との間にギャップが生まれないよう、採用時に「カルチャーフィット」を慎重に見定めている”と評価されました。

 

彩向陽の取り組み内容

彩向陽では、”誰もがやりがいを感じ、自分らしく働ける職場づくり”をポイントに、次のような独自の制度・風土づくりを進めています。


1.  キャリアの選択肢を広げる「2つのキャリアコース」
入社時に、「マネージャー等の管理職を目指すキャリア」か「接客を極める専門職キャリア(記念日コンシェルジュ)」のいずれかを選択可能。記念日コンシェルジュには4段階のランクを設け、試験や実績、研修受講、上席者推薦などの基準を明確化し、ランクに応じた手当を支給しています。これにより、性別やライフステージにとらわれず、“自分の得意と意欲”に基づいた成長機会を提供しています。

2.  柔軟な働き方を支える「マルチタスク化」
職域を限定せず、スタッフが複数の業務を担えるようにすることで、休み希望への柔軟な対応が可能に。子育て中や遠方出身の従業員も、互いに支え合いながら働ける体制を実現しています。


3. 「任せる文化」と「目標管理」で育む成長実感
各従業員が毎月目標を設定し、上長とのすり合わせを経て評価・分析を行う「目標管理シート」を導入。定量的な評価を通じて納得感を高めるとともに、現場に裁量を与える「任せる文化」が従業員のやりがいと成長実感を支えています。

<支配人 竹中 祐介コメント>

働く人の多様な価値観や生き方を尊重することが、結果としてお客様への最高のおもてなしにつながると考えています。今後も現場の声を生かしながら、性別や立場にかかわらず一人ひとりが輝ける職場を目指してまいります。

湯の山の四季彩に懐かれる宿「彩向陽(いろどり こうよう)」の概要

  • 所在地:三重県三重郡菰野町菰野8497
  • 施設概要:特別室/1室客室/和室24室(全室御手洗付、うち和室21室、和洋室3室)収容人数/120名、宴会場/大広間80畳、中広間30畳×1、中広間28畳×1、大浴場/展望大浴場2、露天風呂2、ダイニングレストラン/山海の処「満天星」、パブリック/縁日広場

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観光・レジャー