「ファスト映画アップローダーに対する損害賠償請求訴訟の勝訴判決」が第28回AMDアワード優秀賞を受賞
一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)主催、総務省後援のデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘22/第28回AMDアワードにおいて、CODAが、会員企業13社(※1)からなる原告の窓口としてとりまとめを行った「ファスト映画アップローダーに対する損害賠償請求訴訟の勝訴判決」が優秀賞を受賞し、3月7日に帝国ホテルにて開催された授賞式に、CODA代表理事の後藤健郎、ファスト映画に係る損害賠償請求訴訟弁護団の前田哲男弁護士(染井・前田・中川法律事務所)、中島博之弁護士(東京フレックス法律事務所)、小山紘一弁護士(骨董通り法律事務所)が出席しました。
AMDアワードは、コンテンツ制作者の立場からデジタルコンテンツ産業の発展のために、デジタルメディアの質的向上ならびに人材育成を目的として制定された賞で、対象期間中に、日本国内において発売・発表されたデジタルメディアによって表現されたコンテンツおよびサービスや、期間内に国内において普及・注目されたものに対し、AMDアワードサポーターおよび一般推薦者から推薦された作品等を別途に組織する審査会にて審議し、優秀賞などの各賞が決定されるものです。
原告13社を代表しての出席となった授賞式では、出席者を代表してCODA後藤がモノリス(楯)を授与いただき、スピーチとして「今回の画期的な判決は、ひとえに原告13社の海賊版は許さないといった強い決意、そして弁護団の先生方のご尽力のたまものです。この受賞を機に一般消費者、特に若年層に対し著作物を守ることの大切さ、そしてコンテンツホルダーの皆さまに海賊版対策の重要性を知っていただければと思います。CODAは今後ともますます潜在化かつ巧妙化するこの海賊版問題について、微力ながら尽力してまいります」と述べました。
この度のAMDアワード優秀賞の授賞に対し、CODAおよび一般社団法人日本映像ソフト協会(JVA)の会員企業13社からなる原告を代表して、今回のわれわれの取り組みが、コンテンツ産業の振興推進に資すると評価いただきましたことに心より感謝いたします。今回の損害賠償請求訴訟はいわゆる海賊版対策の一環であり、CODAではこの判決は著作権侵害に対する大きな抑止力になるものと考えています。原告13社が一致団結して行動し、また弁護団の先生方のご尽力により、このような判決を得られたことの意義は大変大きいものです。
そしてさらに光栄なことに、AMDアワード優秀賞に選出していただき、われわれの取り組みが著作権の適性な保護、流通に大きな一歩を作り出したと評価いただきました。この受賞が契機となり、海賊版問題とその対策の重要性について広く知っていただけると幸いであるとともに、今後も引き続き関係団体・企業と叡智を結集し、わが国コンテンツの適正な保護と健全な正規流通のため、問題の解決に向けて諸事業を推進してまいります。
なお、当日の模様は、一般社団法人デジタルメディア協会のHPよりご覧いただけます。
■一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)
https://amd.or.jp/award/28/
※1:参加企業13社(50音順)
アスミック・エース株式会社 / 株式会社KADOKAWA / ギャガ株式会社 /
松竹株式会社 / 株式会社TBSテレビ / 東映株式会社 / 東映ビデオ株式会社 /
東宝株式会社 /日活株式会社 / 日本テレビ放送網株式会社 /
株式会社ハピネットファントム・スタジオ / 株式会社フジテレビジョン /
株式会社WOWOW
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