『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』第八回日本翻訳大賞を受賞!

一般社団法人K-BOOK振興会

2022.05.17 13:57

翻訳ワークショップから生まれた話題作。韓国文学の日本翻訳大賞受賞は本作で3作目。

第八回日本翻訳大賞の選考結果が5月17日に発表され、出版社クオン(本社:東京都千代田区)が刊行した『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(キム・ソヨン著、姜信子監訳、一文字辞典翻訳委員会訳)が大賞に輝きました。※河出書房新社刊(『星の時』とのダブル受賞)

日本翻訳大賞は前々年12月~前年12月末までの13ヶ月間に発表された翻訳作品を対象に一般読者と選考委員の推薦作を募り、そのなかから最も賞讃したいものに贈られる賞です。
韓国文学が同賞大賞を受賞するのは、第一回(『カステラ』、パク・ミンギュ著、ヒョン・ジェフン 斎藤真理子訳、クレイン)、第四回(『殺人者の記憶法』、キム・ヨンハ著、吉川凪訳、クオン)に続き、今回で三度目となります。

『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』について
キム・ソヨンがハングル一文字の言葉310個を辞書のように定義した、私的で詩的な辞典。定義の一つひとつにキム・ソヨンの人生のさまざまな時間・情景・感情・思索などが映し出されており、言葉を味わう楽しい経験へ、そして自分なりの「一文字」の世界へと読者を導いてくれる一冊です。
本書はクオンが運営するブックカフェCHEKCCORIが2019年10月に開講した「翻訳ワークショップ」から誕生しました。講師の姜信子と8名の翻訳者からなる「一文字辞典翻訳委員会」(李和静、佐藤里愛、申樹浩、田畑智子、永妻由香里、バーチ美和、邊昌世、松原佳澄)は2年余りをかけて、詩人が言葉に込めたニュアンスを丁寧に吟味しながら翻訳を行いました。

  • 著者:キム・ソヨン
    詩人。誰も私に詩を書いてみたらなんて言わなかったから、詩を書く人間になった。
    詩集に『極まる』『数学者の朝』、エッセイ集に『心の辞典』などがある。これまでに露雀洪思容文学賞、現代文学賞、李陸史詩文学賞、現代詩作品賞などを受賞。
    アンソロジー詩集『地球にステイ!』にも作品が掲載されているが、単著は本作が初の邦訳となる。
  • 監訳者:姜信子
    作家。横浜生まれ。路傍の声に耳傾けて読む書く歌う旅をする日々。
    主な著書に、『棄郷ノート』(作品社)、『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ! 八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(岩波書店)、『生きとし生ける空白の物語』『路傍の反骨、歌の始まり』(港の人)、『はじまりはじまりはじまり』(羽鳥書店)、『声 千年先に届くほどに』『現代説経集』(ぷねうま舎)、『平成山椒大夫 あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』(せりか書房)、『はじまれ、ふたたび』(新泉社)など多数。
    また、訳書に『あなたたちの天国』(李清俊著 みすず書房)、『モンスーン』(ピョン・ヘヨン著 白水社)、共訳に詩集『海女たち』(ホ・ヨンソン著 新泉社)『たそがれ』(黄晳暎 クオン)等がある。
  • 翻訳:一文字辞典翻訳委員会
    李和静、佐藤里愛、申樹浩、田畑智子、永妻由香里、バーチ美和、邊昌世、松原佳澄

BOOK INFORMATION
著者:キム・ソヨン
監訳:姜信子
翻訳:一文字辞典翻訳委員会
装丁:恵比寿屋
刊行:2021年9月10日
頁数:288ページ
版型:四六判
製本:並製
特設サイト  http://cuon.jp/info/1647

 

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