赤ちゃんケープペンギンの両親は、メスの「赤ピンク」(※1)とサンシャイン水族館生まれのオスの「緑ライム」で、このペアの孵化は今回が初めてとなります。2月21日生まれの赤ちゃんは現在、屋外エリア・マリンガーデンの「天空のペンギン」水槽のバックヤードにある巣穴(※2)で両親の元、すくすくと成長しています。

ふわふわとした綿羽(めんう)に包まれた時期は生後60日頃まで。また生後しばらくの間は両親の足元で過ごします。この時期の赤ちゃんの姿や行動はとても貴重です。サンシャイン水族館では、初めての仔育てに奮闘する様子や巣穴からひょっこりと顔を出す愛くるしい赤ちゃんの姿を、水族館の公式SNSなどで皆さまにお届けいたします。「天空のペンギン」水槽で新しく生まれたケープペンギンの赤ちゃんの成長を温かく見守ってください。

サンシャイン水族館では過去に何度もケープペンギンの繁殖に成功しており、展示等でペンギンの魅力を伝えるとともに、その生態や生息環境などについても関心を持っていただけるよう努めています。

(※1)個体識別のため、ペンギンの翼の付け根にカラーリングを付け、このリングの色をペンギンの名前として使っています。
(※2)バックヤードで生活しているため、お客様にご覧いただくことができません。5月頃に「天空のペンギン」水槽でデビューする予定です。しばらくの間お待ちください。

​​当館のケープペンギンの誕生は実に3年ぶり！

「赤ピンク」と「緑ライム」のペアの卵は、なかなか誕生にまで至らないことが続いていました。そんな中でも諦めずに試行錯誤を続け飼育スタッフがサポートした結果、今回晴れて雛が誕生しました！まだまだ丁寧な飼育と観察が必要な状況ですが、すくすく育っていくように皆様もあたたかく見守っていてください。

■ケープペンギンの赤ちゃんについて

雛：2023年2月21日孵化、性別不明、体重64g（生後3日目）。
親：赤ピンク（21歳・メス）、緑ライム（11歳・オス）。このペアでは初めての孵化。

■ケープペンギンの赤ちゃんの成長について

卵はオスとメスが交代で温め、約40日で孵化します。雛は小さな体に似合わず大きな鳴声で親にエサをねだり、日に日に大きく成長します。1週間ほどで少しずつ目が開きはじめ、生後30日もすると体重は1kgを超えます。生後60日頃には綿羽が抜け始め、親とほとんど変わらないほどの大きさに成長します。生後1年ほどは、ケープペンギンの特徴である顔や胸に白黒の模様がなく、頭から背中にかけて灰色をしており、「亜成鳥　(あせいちょう)」とも呼ばれます。

■サンシャイン水族館 SNS

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■サンシャイン水族館 概要
所在地：東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
営業時間：（～3/17まで）10:00～18:00（3/18～）9:30～21:00 ※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり
入場料：（～3/17まで）大人(高校生以上)2,400円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4才以上)700円
（3/18～改定）大人(高校生以上)2,600円、こども(小・中学生)1,300円、幼児(4才以上)800円  ※変更の場合あり
問合せ先：サンシャイン水族館　03-3989-3466　https://sunshinecity.jp
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