TPCマーケティングリサーチ株式、2025年 健康と栄養に関する意識・実態調査(第7弾)について調査結果を発表
この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、2025年 健康と栄養に関する意識・実態調査(第7弾)について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆今回、消費者の健康と栄養に関する意識と実態を明らかにすべく、「健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週に1回以上摂取している20~70代の男女1,236人」を対象にアンケート調査を実施した。今回は2019年、2020年、2021年、2022年、2023年、2024年に続き、7回目の調査となる。
◆まず、クラスターをみると、2025年は6つのタイプに変化はない。しかしながら、物価高などの影響により、信頼できるもので安全に対策したい「安心安全タイプ」のボリュームが縮小し、無理のない範囲で対策して健康になりたい「価格重視タイプ」のボリュームが拡大した。
◆健康に関する情報源は「健康情報番組」を参考にする人が40.6%と高いものの、2019年からの変化に着目すると、出現率は20pt減と大きく低下した。一方、「SNS」「動画サイト」は同2桁増となり、参考にする人が増加した。また、性年齢層別でみると「SNS」は男性高年層を除く全ての層で10pt以上増加。「動画サイト」では男性中高年層と女性中年層が15pt増と大きく利用率が伸びている。
◆健康食品の利用状況については、サプリメントが約8割、プロテインが3割強、青汁が2割強となった。出現率を2024年と比較すると、サプリメントが1.4pt増、プロテインが0.9pt減、青汁が2.8pt減となり、5年連続で摂取率が上昇したプロテインは初めて出現率が減少となった。しかしながら、若年層の伸長は続き、男性若年層は前年比3.7pt増、女性若年層は4.8pt増と伸び続けている。
◆また、紅麹サプリメント問題の影響で健康食品に対する意識・行動が変化した人は約4割。2024年と比較すると1pt増となり、依然健康食品に対する意識・行動に影響をもたらしている。具体的な行動・意識の変化としては、「パッケージの表示をよく確認するようになった」が2割弱、「健康食品の摂取を全般的に控えるようになった」「メーカーの品質や安全性への取り組みを調べるようになった」が1割強と続いている。
◆当調査では20~70代男女の健康に対する考え方、健康のための取り組み、栄養の摂取状況、健康食品の利用実態などを調査。性別、性年齢層別に加えて、「健康オタクタイプ」「健康リテラシータイプ」「スポーツ重視タイプ」「安心安全タイプ」「価格重視タイプ」「なんとなくタイプ」の6つのクラスターでも分析している。なお、当調査は2019年より行っており、今後も毎年調査を継続し、消費者の健康や栄養に対する意識・実態の変化を探っていく。
【調査要覧】
<調査対象者>
健康や栄養を意識して健康食品(サプリメント、プロテイン、青汁のいずれか)を週に1回以上摂取している1,236人(20~70代男女10,000人から抽出)
【調査実査日】
2025年7月25日~7月27日


<資料名>
2025年 健康と栄養に関する意識・実態調査(第7弾)
―食品が高騰する中、消費者の健康食品へのニーズはどう変化しているのか―
https://www.tpc-osaka.com/c/health_food/cr220250520
発刊日:2025年8月29日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com
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