眼鏡の国家資格「眼鏡作製技能士」に対応した教育制度を導入

㈱ビジョンメガネ

2023.03.02 10:57

視力測定やレンズ加工の科目のほか、「スマホ老眼」「子どもの視力低下」等への対策も 24年中に資格取得者の全店舗在籍を目指し、より高品質なサービス提供へ 学科・実技試験の受験費用、全額負担も

全国で眼鏡専門店を運営する(株)ビジョンメガネ(大阪市)は、昨年(2022年)3月に新設された眼鏡に関する国内唯一の国家検定資格「眼鏡作製技能士」に対応した、専門的な知識や技能を学べる社内教育制度を導入しています。

社内教育制度「メガネのマエストロ制度」では、販売スタッフ(正社員約240人)が、学科8科目と実技4科目を学ぶことができます。

「業界一の充実度」と自負する内容で、視力測定やレンズ加工、フィッティングといった眼鏡作成に必要な基礎知識から、顔型別のフレーム提案、また光学技術の向上により日々進化する眼鏡レンズについて網羅しています。さらに、「スマホ老眼」「子どもの視力低下」といった現代ならではの問題への対策に関しても組み込んでいます。

各教育は、「眼鏡作製技能士」の資格を有する、営業本部所属の教育担当者らが、大阪府守口市にある当社研修センター及び全国各地の店舗に出向き行います。

当社は、2024年中に国家資格「眼鏡作製技能士」取得者を全国の店舗(※フランチャイズチェーン除く、直営の全100店)に在籍させることを目指しています。高度な知識と技術を身につけたスタッフのいる眼鏡チェーンとして、これまで以上に高品質なサービスを提供していきます。

 

国家資格の内容を網羅した独自のマニュアル活用、全国どこでも受講できるオンライン研修も

販売員は、「眼鏡作製技能士」の検定用テキストをベースに作成した当社独自の教育マニュアルを元に、学科研修を毎月受けています。

また「眼鏡作製技能士」の試験日約3カ月前から、受講等級別の集中研修も実施。販売員それぞれの理解度・技術力を確認しながら、個別に教育担当者が指導します。さらに、「接客ロールプレイング」に関する研修プログラムをオンラインで受けられる体制も整えています。全国に散らばるスタッフが時間や場所を問わず、受講できます。

 

学科・実技試験ともに、 受験費用を会社が全額負担

本制度では、店舗での実務経験2年以上の正社員を対象に、「眼鏡作製技能士」の受験費用を、会社が全額負担しています。学科試験(8,900円、2023年は5月開催予定)と、実技試験(29,900円、2023年は8月開催予定)の2種類で、ともに会社が費用をサポートします。

<社内教育制度「メガネのマエストロ制度」の各科目内容>

◆学科(8科目)

  1. 視機能系  
  2. 光学系
  3. 商品系(自社ブランド商品、最新レンズ情報についても)
  4. 眼鏡販売系(パーソナルカラー提案、顔型別提案、ブランド知識、トレンド)
  5. 加工作製系
  6. フィッティング系
  7. 企業倫理・コンプライアンス系
  8. 眼科学の基礎と眼疾患

◆実技(4科目)

  1. 視力の測定
  2. フィッティング
  3. レンズ加工
  4. 接客ロールプレイング (ビジョンメガネ オリジナルの内容)

 

<ご参考資料>

ビジョンメガネ独自の教育制度「メガネのマエストロ制度」について

当社は、お客様一人ひとりに最適な眼鏡を提案できる販売員を育成することを目指し、社内教育制度「メガネのマエストロ制度」を2019年2月に導入しました。国家検定資格「眼鏡作製技能士」の新設に伴い、2022年から同資格の試験に対応する研修内容に、刷新しました。

本制度では、教育研修に加え、全国の販売員が、ビジョンメガネ独自の学科試験と実技試験(視力測定・加工・接客ロールプレイングなど)を当社研修センター(大阪府守口市)や各店舗で受けて、合格者を認定するのも特徴です。

レベルによって4段階(S級・SS級ブロンズ・SS級シルバー・SS級ゴールド)のランクに分け、毎月、等級に応じた資格手当を支給しています。また、SS級ブロンズは「眼鏡作製技能士」2級、SS級ゴールドは同1級と同レベルの知識、技能を持つと設定しています。

 

約99%の顧客が技術力を評価、知識豊富な販売スタッフ「メガネのマエストロ」

 

当社は、社内教育を受けた販売スタッフのことを「メガネのマエストロ(=お客様の眼鏡の問題を発見し、解決できるプロフェッショナルなスタッフ)」という、独自の名称で呼んでいます。

各店の約800~1200本のフレーム、約600種のレンズ(設計、カラー、オプションコートの組み合わせ含む)から、お客様一人ひとりに「最適な眼鏡選び」を提案する専門スタッフです。

店頭では、その「メガネのマエストロ」が、お客様の目に関する悩みや困りごと、ライフスタイルなどをしっかりとお伺いし、「最高の見え方と掛け心地」をサポートします。また、購入後も無料のメンテナンスサービス(鼻パッド交換・歪み調整・フィッティング・分解洗浄など)を提供します。

充実したマニュアルと研修で身に付けた、眼鏡と目に関する高い知識と技術力をもとにした接客が、当社の最大の強みです。顧客アンケートでは、毎月平均98.6%以上ものお客様がスタッフの対応に「満足」または「やや満足」と回答しています。

 

高度な測定技術を持つ“メガネのマエストロ”による、全17項目に及ぶ充実の<視力測定>

高度な測定技術と豊富な経験を持つ販売員による、全17項目にも及ぶ充実の「視力測定」(無料)も、ビジョンメガネならではの特徴です。17項目のうち最も重要視するのは「問診」です。スタッフが、お客様の生活環境や眼鏡の使用用途(仕事・趣味など)、目に関する悩みを細かく聞き出します。

その後、最新機器も活用しながら、約30分かけ、目の状態(近視や乱視、遠視の度数のほか、左右の目の視線のズレ、利き目、目の使い方の癖など)をしっかりとチェックします。

「こんなに丁寧に調べてくれたことは初めて」「眼科に行くより、自身の目の状態がよく理解できた」といった声を頂くなど好評で、1年間で延べ約20万人(全104店舗の合計)の視力を測り、お客様に「最高の見え方」を届けています。

また、当社ではこの「最適の見え方」をキープしながら眼鏡をお使いいただくため、体調や年齢、ライフスタイルによって変化する視力の状態を3カ月に1回程度確認する、“定期的な視力測定”を推奨しています。特に0~18歳までは身体の成長に伴って視力も変化しやすいため、初めて眼鏡を着用する際は、購入時~半年間は1カ月に1回の測定をおすすめしています。お店で視力測定のみ受けることも可能です。

 

*国家検定資格「眼鏡作製技能士」について

「眼鏡作製技能士」は、2022年3月に新設された、眼鏡関連で唯一の国家検定資格です。眼科専門医との連携を含め、眼鏡を必要とする顧客が視力補正用眼鏡等を選択し購入する際に、眼鏡店において行われる、視力の測定、レンズ加工、フレームのフィッティング等について検定を行っています。1級と2級の等級があり、1級は眼鏡作製に5年以上の経験を持つ者、2級は眼鏡作製に2年以上の経験を持つ者などが対象です。

 

▼プレスリリース全文

ビジョンメガネ 眼鏡の国家資格「眼鏡作製技能士」に対応した教育制度を導入

 

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