【介護施設管理職・施設長向け】登録支援機関が解説する<特定技能 介護と技能実習について>

株式会社アクタガワHRM

2025.08.21 08:30

〜静岡県の登録支援機関・人材紹介会社「アクタガワHRM」8月配信コンテンツのご案内〜

アクタガワHRM(静岡県静岡市)は、介護施設を運営する管理職・施設長向けに新たな研修コンテンツを制作いたしました。

概要

近年、介護施設、医療現場の過酷な労働環境と人材不足が問題視される中、外国人人材の受け入れがポイントとなっています。

「外国人材を受け入れるなら、特定技能と技能実習のどちらを選ぶべきなのだろう…」

「制度の違いがよく分からず、採用後にトラブルにならないか不安…」

そんなお悩みをお持ちの管理職・施設長・採用担当者の方からの声を反映し、静岡県の登録支援機関/人材紹介会社「アクタガワHRM」は、外国人スタッフの雇用を検討されている法人・事業所向けに研修コンテンツを制作いたしました。

在留資格制度の違いといった基礎から、生活支援の方法などまで体系的に解説しています。

静岡県で25年以上の介護施設運営の実績から、外国人スタッフの他、信頼ある日本人人材の育成についても専門知識が豊富です。

 

コンテンツ内容の一部抜粋

 

外国人材採用の目的の違い

介護分野で外国人材を採用する際、まず押さえておきたいのが「制度の目的」の違いです。

 

人手不足解消 vs 国際貢献

2つの制度は、そもそも成り立ちから方向性が異なります。

 

  • 特定技能:介護分野をはじめとする国内の人手不足を解消するために創設された制度です。「労働者」を確保することが目的であり、即戦力となる人材を雇用するための仕組みです。
  • 技能実習:日本の介護技術や知識を開発途上国へ移転し、母国の発展に貢献する人材を育成する「国際貢献」を目的としています。あくまで「実習」という位置づけであり、労働力の確保のために利用することは、本来の趣旨ではありません。

このように、制度の目的が異なります。外国人材の受け入れを検討する際には、理解しておきましょう。

 

介護施設のニーズに応じた活用

制度の特性を踏まえると、以下のような使い分けが考えられます。

 

即戦力を求める場合や、長期的に勤務できる人材を確保したい場合は、「特定技能」が適しています。

一方、時間はかかっても、施設の理念に基づき、一から人材を育て、国際貢献にも寄与したいという考えであれば、「技能実習」が選択肢となるでしょう。

 

以上の違いを理解しておくと、採用後のミスマッチを防ぎやすくなります。

 

特定技能外国人の活用メリット

特定技能外国人を活用するメリットについて、3つを紹介します。

 

①即戦力としての期待

特定技能の外国人は、在留資格を得るために「技能評価試験」と「日本語試験」の両方に合格していることが前提となります。そのため、ある程度の日本語でのコミュニケーション能力や、介護の基礎知識・技術を身につけてから現場に入ってくる人材です。

介護施設側にとっては、一から教育する負担が軽減され、現場に入ってすぐに戦力として働いてもらえる点が大きな魅力です。慢性的な人手不足を抱える介護現場では、この「即戦力性」が採用の決め手になるケースも多いでしょう。新人教育に割ける時間が限られている施設ほど、メリットを実感しやすいといえます。

 

②長期的な人材確保の利点

技能実習は、原則として最長5年で帰国が必要です。一方、特定技能の場合は、条件を満たせば他施設への転職や、制度改正による将来的な長期在留の可能性も広がります。

 

特に「介護福祉士」の国家資格を取得すれば、在留期間の上限がない在留資格「介護」へ移行できます。そうなれば、家族の帯同も可能になり、外国人職員が日本で腰を据えて長く働き続けることも可能になるのです。

 

③利用者や家族との信頼関係構築

特定技能で来日する外国人材は、入国時点で一定の日本語能力を備えており、利用者様やご家族と日常的な会話を交わせるレベルにあります。

介護現場では単なるケア技術だけでなく「声かけ」や「傾聴」などのコミュニケーションが大きな比重を占めます。言葉を通じて関係を築ける点は、利用者の安心感や家族の信頼獲得につながります。

また、多文化的な背景を持つ職員が加わることで、施設全体の雰囲気がより柔軟で開かれたものになりやすく、利用者様にとっても「外国人と共に暮らす」という経験が新しい刺激となることがあります。

職員の多様性は、チーム力の強化にもつながります。結果的にケアの質が向上し、施設全体の雰囲気もよくなり、日本人を含めたスタッフの定着率向上も期待できるのです。

 

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担当者からのコメント

 

忘れてはならないのが「既存スタッフとの関係性」です。外国人材を受け入れると、職場の雰囲気や習慣が変わることもあるでしょう。

現場スタッフが、不安や誤解を抱かないように、事前に説明会を開いたり、外国人材と一緒に学ぶ研修を行ったりすることが大切です。

受け入れる側の意識が整えば、職場の一体感が高まり、外国人材も「ここで働き続けたい」と感じやすくなります。

本記事が、全てのスタッフにとって最適な職場環境づくりへの一助となれば幸いです。

 

当社は「新しい働き方の提案により地域の労働力不足を解決する」を想いに、施設の課題に合わせた人材を紹介します。

もちろん、人材以外の様々なご相談にも随時お応えしております。

静岡県外からのご相談も大歓迎です。

 

まずは、あなたの考えと想いを聞かせてください。

一緒にこの課題を乗り越え、さらなる成長を目指していきましょう。

 

ご相談はこちらから

 

 

株式会社アクタガワHRM

事業内容:医療・介護専門 労働者派遣事業
     医療・介護専門 有料職業紹介事業
     特定技能外国人紹介・登録支援業務
URL  :https://akutagawa-hrm.co.jp/

 

運営サイト

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