研修開始の背景：ITの力で事業の成長を支えるパートナーとして

生成AIの普及により、現場主導での効率化余地は急速に広がっています。実際に、「できる社員」が個人的に導入して効率化している企業も大幅に増えています。
一方で、多くの企業が「必要なスキルを持つ人材がいない」「ノウハウがなく進め方が分からない」「できる人はいるがその人以外に広まらない」という壁に直面し、導入と定着の間で足踏みをしています。

当社はIT顧問・システム開発・業務効率化支援で培った伴走型の実装力を研修に組み込み、現場適用と定着まで一気通貫で支援します。
これにより、経営面では費用対効果の見通しを持った意思決定がしやすくなり、人事面ではスキル移転と定着を前提とした育成設計を取ることができます。

さらに生成AIでそれぞれが作った仕組み・ツールを連携させてシステム化する際にも、当社の開発体制によりスムーズなサポートが可能です。

参考：2年間で広まった生成AI活用

導入事例（業界別の課題と効果）

【婚礼業界】

課題：データ資料作成の長時間化による業務停滞。市場調査の情報収集に要する過大な手間。コンセプトシートのアイデア整理の難航。

効果：資料作成の効率化による作業時間の大幅短縮。迅速かつ正確な情報収集の実現。提案書作成プロセスのスムーズ化。

【福祉業界（障がい福祉）】

課題：個別支援計画書作成の過大負荷。シフト作成に伴う手間と労力。ケース会議の議事録作成の時間逼迫。

効果：計画書作成時間の1/10化。AIベースのシフト作成仕組みによる運用負荷の大幅削減。音声起点の自動議事録化による記録作成時間の短縮。

【不動産業界】

課題：Excel関数スキル不足による作業非効率。会議ごとの議事録担当割当の恒常化。属人化の進行とマニュアル整備の未着手。

効果：AIによる関数生成スキルの定着と自動化の内製化。会議終了時点での議事録完成体制の確立。AI活用による短時間マニュアル作成と脱属人化。

【製造業界】

課題：現場課題への自律解決力の不足。Excelの手作業過多に伴うミス頻発。社内情報共有の不全による顧客対応の遅延。

効果：生成AIによる課題仮説と解決策の提示。AI支援のVBA構築による人的ミスゼロ化。社内AIチャットボット導入による顧客対応の円滑化。

【コンサル業界（総合金融）】

課題：メール返信の遅延による問い合わせ対応の滞り。マーケ・プレゼン資料作成の手間過多。

効果：AIによる定型文作成と内容チェックによる対応スピード向上。複雑問い合わせの自動返信体制。データのビジュアル化による高訴求資料の短時間作成。

【福祉業界（介護・医療ヘルスケア）】

課題：メール返信に要する時間とミス発生。手作業中心の資料作成による非効率。DX推進の着手点不明。

効果：属人的返信文の自動生成による対応時間の圧縮。メモからの要点抽出による資料作成の短時間化。最適ツール選定と改善提案による日常業務の効率化・自動化。

プログラムの特徴（3つの柱）

本研修は、導入後の「現場で回る状態」までをめざす三位一体の設計です。

１．現場課題に合わせたカスタマイズ

事前ヒアリングで効果の高いテーマに集中し、業種・職種・業務フローに応じて柔軟に設計します。
現場の阻害要因を的確に見極め、短期で成果が出やすい順序で実装ロードマップを組み立てます。

２．リアルタイム講義（全12時間）

eラーニングではなく、オンライン・リアルタイムのワークショップ形式で、その場で質疑応答と実践を行います。
単なる“講義”ではなく、実データや業務テンプレートを持ち込んだその日から使えるアウトプットの作成にこだわります。

３．研修後の伴走サポート

運用の詰まりは導入後に起こりやすいものです。
当社は研修後の定着フェーズまで伴走し、実務適用における疑問・課題の解消を支援します。
学んで終わりにしない——これが最短距離で成果につなげる鍵だと考えます。

想定テーマ例

• メール作成・返信の効率化
• 議事録作成・要約の自動化
• Excel業務の効率化（関数／自動化アプローチ）
• 業務マニュアルの自動生成と属人化の解消
• レポート・資料作成の高速化
• カスタマーサポートの効率化　ほか

導入メリット

【投資対効果の見通し】

対象業務の組み合わせ次第で、平均で業務時間 約75％削減、年間 約13,000時間・約2,500万円のコスト削減（社員10名・時給2,000円換算のモデル）を見込みます。
固定費上昇・人材不足下でも、時間と人手を捻出する"第二の生産性"として機能します。

【スキルの“組織内移転”】

属人化を脱し、再現できるやり方を組織に残す観点を重視します。
研修で得たプロンプトや手順、テンプレートを資産化し、現場に定着させます（議事録、マニュアル、Excel自動化などの反復業務で即効性）。

【エース人材のさらなる強化】

多くの組織では、エース人材が活躍して成績を引っ張っていたり効率化を進めたりしています。
こういったケースでは、属人化を脱する目的とは別に、エース人材を生成AIでさらに強化することで企業としての成長を促す効果も期待できます。

【導入ハードルの低減】

受講料は330,000円／人（税込）。
中小企業の場合、人材開発支援助成金の活用で研修定価（税込）の75％＋賃金助成最大1,000円／時間が対象となり、実質負担を抑えられます（大企業は60％＋賃金助成最大5000円／時間）。
最低催行人数4名。対象は雇用保険の被保険者です。制度適用条件は個別にご案内します。

【スケジュール感】

初回面談 → 助成金申請（提携先と連携） → カリキュラム確定 → 研修スタート → 伴走サポート。
お申込みから開始までの目安は約2か月です。

今後の展開

今後は研修の効果を高めてさらに活用していけるよう、関連サービスの拡充を予定しております。
人材育成と業務効率化・事業の成長がスムーズにつながっていくよう、お客様をサポートいたします。

代表コメント

生成AIは導入して終わりではありません。
価値は"現場で回り続けること"に表れます。
私たちは業務に即したワークショップと伴走で、自走する組織への移行を後押しします。
IT人材を潤沢に確保しづらい企業こそ、最短距離での実装と定着が、働く人の時間と企業の競争力を同時に生みます。
なお、当リリース自体も生成AIを活用して時短と質の向上を実現しております。

会社概要

会社名：ITオーエン合同会社

所在地：〒108-0073 東京都港区三田2-14-4 三田慶応ビジデンス501

代表者：代表社員 齊藤 睦

設立：2015年9月1日

事業内容：IT顧問、システム開発・保守引き継ぎ、生成AI研修、業務効率化サポート

コーポレートサイト：https://o-en.info/

生成AI実務研修特集ページ：https://o-en.info/lp/ai_training/

提携社労士：はやし総合支援事務所（当社顧問社労士）、他