大塚英志による決定版「小泉八雲」論!『八雲と屍体 ゾンビから固有信仰へ』刊行決定

株式会社 太田出版

2025.07.04 17:00

このたび太田出版では、大塚英志による「小泉八雲」論考『八雲と屍体 ゾンビから固有信仰へ』を2025年8月8日より刊行する運びとなりました。

本書は、マンガ原作や小説を手掛ける人気の著者・大塚英志が挑んだ、決定版・八雲論。装画は西島大介が手がけました。本日7月4日より、全国書店やAmazonなどの通販サイトでご予約受付が開始しています。

墓を掘り起こし八雲は思考する

八雲が記した数々の“死”と“屍”、「物語をねだる者」と「語り部」たち、レキシントンの古屋敷を舞台に語られた幽霊譚、ディオダティ荘の夜を彩る怪奇談義、前世の記憶を持つ少年・勝五郎の転生、火星に運河を見つけた男・パーシヴァル・ローウェルとの出会い……
小泉八雲を彩るエピソードはあまりに刺激的でファンタジーじみている。しかし、それらは果たして「真実」なのか──

大塚英志の決定版・八雲論。
初めて小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に触れる読者に捧ぐ、八雲と八雲の物語を愉しむための必読書。

「決してファンタジーと現実を混同してはならない。
だから、私たちは八雲という死者のファンタジーを“理解”してはいけない。
それは死者の擬人化であって、私たちが読んでいるのはあくまでも「偽八雲」なのである。」(本文より)

著者プロフィール

大塚英志(おおつか・えいじ)
まんが原作者。最近、小説家に復帰。本書に関連するまんが原作として『八雲百怪』(森美夏作画)、『くもはち 偽八雲妖怪記』(山崎峰水作画)、『くもはち。』(西島大介作画)、小説として『八雲百怪異聞』『くもはち』。評論として『「捨て子たち」の民俗学 柳田國男と小泉八雲』(角川学芸賞受賞)がある。

『八雲と屍体』目次

序 八雲とアリス
1 八雲とある殺人の記録
2 八雲とレキシントンの幽霊
3 八雲とゾンビ
4 八雲とフランケンシュタイン
5 八雲と勝五郎の転生
6 小泉八雲と火星に運河を見つけた男
終章 八雲と固有信仰

書誌情報

『八雲と屍体 ゾンビから固有信仰へ』 
太田サイト:https://www.ohtabooks.com/publish/2025/08/06140757.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4778340523
著者:大塚英志         装画:西島大介
予価:3,300円(本体3,000円+税) 仕様:四六判/256ページ(予定)
発売:2025年8月8日         ISBN:978-4-7783-4052-0

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