「スマホがなくてもデジタル通貨を! 新宮CoCoスクエアが『CoCoカード』を導入」
キャッシュレス=アプリだけじゃない。誰でも使える地域通貨の新しいカタチ
地域のデジタル地域通貨「CoCoコイン」がもっと身近に! 株式会社イーハイブ(福岡市)が開発を支援した新宮CoCoスクエア(福岡県新宮町)では、キャッシュレス決済をスマホがなくても使える物理カード&シール型で導入。 子どもから高齢者まで、誰でも気軽に地域通貨を使える新しい形として注目されています。
地域の人の多様な暮らし方・働き方を応援する新宮CoCoスクエアは、施設内で利用できる独自の地域通貨**「CoCoコイン」に、新たに物理カード版『CoCoカード』**を導入しました。
これまでCoCoコインは、キャッシュレスの仕組み**「ポケペイ」**のアプリを通じてのみチャージ・支払いが可能でした。しかし、
「スマホを持っていない」「容量がいっぱいでアプリが入らない」「操作が不安で使えない」
そんな声に加え、スマホを持たない子どもたちやスマホが苦手な高齢者からも「使ってみたいけど難しい」という声が届いていました。
そこで、スマホがなくても誰でも使える物理カード方式を新たにスタートしました。
CoCoカードは、カウンターでチャージした分だけ利用できるプリペイド式カードです。
未チャージのカードは0円なので、カウンター内の在庫が万が一紛失しても悪用の心配はありません(お客様がチャージしたカードは大切にお預かりください)。
お子さまやスマホを持たない高齢の方でも、カードをピッとするだけで施設内のレンタルボックスやドリンク、各種サービスに使えます。
■ カードとシールで、もっと自由に今回のCoCoカードは、カードだけでなくシール型でも発行可能にしたことで、
導入コストを抑えるだけでなく、使い方の自由度が広がりました。
カードの代わりにキーホルダーにしたり、イベントのノベルティにしたり、
おサイフや手帳にシールを貼っておけば、スマホなしでもピッと簡単決済ができます。
「自分らしい使い方」ができる地域通貨として、小さな楽しさも広がっています。
キャッシュレス・デジタル通貨というと「スマホで管理するのが当たり前」と思われがちです。
でも地域に根ざす新宮CoCoスクエアでは、「誰でも・いつでも・気軽に使える」ことを大切に、
アプリがなくても使えるキャッシュレスの形を選びました。
CoCoカードとシールの仕組みは、デジタル通貨をもっと身近にする一つのヒントです。
スマホを持たない子どもたちや高齢の方、家族やグループで共有して使いたい方…
「誰も置き去りにしないキャッシュレス」が地域に広がることで、
新しい人の流れと小さな経済循環を生み出していきます。
【追加情報・関連リンク】
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システム開発:株式会社イーハイブ
https://www.i-hive.co.jp/ -
キャッシュレスの仕組み:ポケペイ(Pokepay)
https://www.pocket-change.jp/pokepay/ -
導入先:新宮CoCoスクエア
https://shingucoco.jp/
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