犬山紙子推薦!アレルギー数値100倍!?ピン芸人が描くエッセイマンガ『100倍アレルギー克服記』
『R-1グランプリ』で準々決勝に進出するなど、ピン芸人として活動するちびシャトルによるコミックエッセイ『100倍アレルギー克服記』(太田出版 刊)が8月20日(水)に発売決定。本日7月1日(火)から予約を開始しました。
アレルギー数値「平均の約100倍」のお笑い芸人が
30年の苦しみから解放されるまで

本書は、アレルギー当事者やその家族から多くの反響を呼んだQJWebのエッセイ連載「限界アレルギー激闘記」(https://qjweb.jp/series/allergy/)を、著者自らが全10話を描き下ろしたコミックエッセイです。
著者のちびシャトルは学生時代、一般成人男性の平均が170とされるIgE値(アレルギー数値)が【15,000】と診断され、アレルギー反応を起こす原因は、生卵・ジャガイモ・ナス・トマト・豚肉・アルコール・ハウスダスト・ダニ・犬・猫・日光・汗など、多岐にわたることが判明。食べられるものは白米、鶏肉、グミだけだった時期もありました。
学生時代は異常なほどのかゆみで掻きむしりが止まらないため、毎晩ロープで自分の腕を縛って就寝。両親と一緒にたくさんの病院をまわり、ありとあらゆる療法を試しながら、家族みんなで乗り越えようと奮闘していきます。それでも一向に改善しない状況に、つらさを吐露するシーンも。
30年にわたる苦悩と工夫の末に快方に向い、完治することのないアレルギーと付き合いながら、お笑い芸人として人を笑わせるため、ステージに立つまでが描かれています。
東京都練馬区にある小山耳鼻咽喉科アレルギー科医院の院長であり、著者の主治医でもある小山英明先生が本書を監修。当事者やその家族に向けたアレルギー豆知識や、症状に対する適切な対処法などがわかるコラムも収録。
巻末にはボーナストラックとして、『アメトーーク!』(テレビ朝日)の「お肌よわよわ芸人」企画にも出演したお笑いコンビ・すゑひろがりずの三島達矢さんが登場。幼少期から長年アトピーで悩んできた経験談や、前向きに生きていくためのヒントを、ちびシャトルと対談形式で語ります。
本書の帯には、1児の母であり、自身も犬アレルギーに悩んできたエッセイスト・犬山紙子さんの推薦コメントを掲載しています。
犬山紙子 推薦コメント
アレルギー体質の子がいる親も
アレルギー体質の子がいない大人も
“生き延びてくれた”ちびシャトルさんとご家族の生活を知るべきだ
──犬山紙子(エッセイスト・1児の母)
著者プロフィール

ちびシャトル
1991年長崎県出身。IgE値(アレルギー数値)が【15,000】(般成人男性の平均が170)と診断されるなど、幼少期からアレルギーに悩まされるも、お笑い芸人としての夢を叶えるべく活動を開始。アレルギーの影響で思いがけず肌が腫れる、赤くなることがあるため、ゴーグルと全身タイツで隠している。エレキコミックや片桐仁、街裏ぴんくと同じトゥインクル・コーポレーションに所属し、『R-1グランプリ2023』では準々決勝まで進出。
QJWebでのエッセイ連載「限界アレルギー激闘記」では、自身の重いアレルギー体質を冷静に付け止めながらも、「夢を追うなんてものは、健康体の人がやる贅沢なもの、嗜好品だと常々思います。でも諦めたくないじゃないですか。好きなことやりたいじゃないですか。諦める理由にもならないじゃないですか」と綴るなど、反響を呼んだ。
内容紹介

中学時代はかゆみを我慢するためロープで腕を縛って就寝。それでも目が覚めると出血が…
(『100倍アレルギー克服記』第1話より)

一向に改善することはなく、母親に弱音を漏らすシーンも
(『100倍アレルギー克服記』第6話より)

巻末には、お笑い芸人・三島達夫(すゑひろがりず)との対談を収録。
★試し読み
QJWebでは無料で第1話の試し読みを公開中です。
https://qjweb.jp/column/140460/
書誌情報

『100倍アレルギー克服記』
2025年8月20日(水)発売
著者:ちびシャトル
サイズ:A5/並製/128ページ
価格:1,500円(税込1,650円)
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4778340655/
全国書店ほか、Amazon等で予約受付中
※内容は予告なく変更する場合があります
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