ニャンともワンダフルな文学世界爆誕!犬と猫で日本文学の扉を開く新刊『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』(著:宮崎智之・山本莉会)発売
動物愛と文学愛に満ちた「新しい日本文学入門&本格文芸評論」。本書を読めば犬も、猫も、文学も、もっともっと好きになる!
書籍の出版を行うひとり出版社・合同会社Après-midi(アプレミディ)(東京都新宿区 代表:富永玲奈)は、2025年6月28日に新刊『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』を発売いたします。
本書は犬派の文芸評論家と猫派の文筆家による往復書簡式エッセイ。夏目漱石や川端康成、谷崎潤一郎、三島由紀夫など、日本文学の文豪12人の作品・書簡・証言などから、「犬・猫と文学」の意外な関係性や作家たちの素顔、創作の根源を解き明かしていきます。
執筆を手掛けたのは、犬派の文芸評論家・宮崎智之(著書『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』ちくま文庫が現在5刷)と、猫派の文筆家・山本莉会。
文豪たちがいかに犬や猫を愛していたか、そしてその犬や猫への偏愛が作品や生き方にどのような影響を与えていたかに着目し、読者の皆様をニャンともワンダフルな文学世界にご案内いたします。
犬や猫が出てくる文学の紹介にとどまらず、文学の本質に迫る本格文芸批評にもなっているため、犬好き、猫好きの日本文学初心者はもちろんのこと、コアな日本文学ファンにも新たな発見があること間違いなし。新感覚の読書体験をお届けします。ニャンともワンダフルな文学世界をぜひお楽しみください。
■書誌情報
『文豪と犬と猫 偏愛で読み解く日本文学』
著者:宮崎智之、山本莉会
制作・発行:合同会社アプレミディ
ISBN:978-4-910525-05-1
本体価格:1,760円(1,600円+税)
仕様:四六判/並製/164頁
カバーイラスト:花松あゆみ
詳細→https://apresmidi-publishing.com/books/bungo_to_inu_to_neko/
■目次
1、 夏目漱石+犬 「猫」ではない大文豪の真実
2、 内田百閒+猫 ノラ帰らず、涙目の日々
3、 志賀直哉+犬 「駄犬」呼ばわりしていたのに
4、 谷崎潤一郎+猫 私は思い通りに使われたい
5、 川端康成+犬 涙をぽろぽろ流して泣く犬もいた
6、 森茉莉+猫 コカ・コーラの瓶の目から見た人間界
7、 幸田文+犬 動物のからだで一番かわいいところ
8、 室生犀星+猫 人はいかにして猫に目覚めるか
9、 坂口安吾+犬 「堕落論」と犬
10、三島由紀夫+猫 天才が愛した美の獣
11、遠藤周作+犬 「合わない洋服」を着こなすために
12、二葉亭四迷+猫 人畜の差別を撥無して
■著者プロフィール
宮崎智之(みやざきともゆき)
文芸評論家、エッセイスト。1982年、東京都出身。著書に『平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版』(ちくま文庫)、『モヤモヤの日々』(晶文社)など。共著に『つながる読書 10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)、日本文学の文庫解説を多数手掛ける。『文學界』にて「新人小説月評」を担当(2024年1月~12月)。犬が好き。
山本莉会(やまもとりえ)
文筆家。1986年、大阪府出身。大学では日本文学を専攻。広告代理店を経て編集プロダクションに入社。Après-midi 公式noteで「東京文学散歩」連載、ほか多数エッセイを執筆。猫が好き。
■テレビ・ラジオ・雑誌等メディア、ライターの皆様へ
本書は、以下のような切り口で多角的なご紹介が可能です。
●「文豪と動物」という親しみやすいテーマに、深い文芸批評の視点を融合
●SNS時代の「偏愛文化」と共鳴する、現代的な読み物
●動物・文学ファンの両方にアピールできる内容
●各章に散りばめられた偏愛エピソードの紹介にも最適
(例)【衝撃事実】『吾輩は猫である』の夏目漱石は実は犬派だった!など
さらに著者は取材・出演ともに大歓迎です。
お二人の対話はテンポがよく、犬と猫のエピソードから文学の核心まで自在に語れる点も、番組・記事でのご紹介にぴったりです。
■動物福祉への取り組み
本書の売上の一部は、公益社団法人アニマル・ドネーションを通じて全国の動物福祉活動を行う団体に寄付されます。
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