福岡県新宮町の多機能型シェアスペース「新宮CoCoスクエア」では、開設1周年を記念して「1周年マンスリー」と題した連続イベントを2025年8月より開催いたします。その初日を飾るのは、社会活動家・武井浩三氏による講演です。

テーマは、今まさに社会や経済の在り方が問い直される中で注目を集める「分かち合いと自律による経済圏の再構築」。株式会社eumo創業者でもあり、「腐るお金」などの概念で知られる武井氏が、これからの地域・組織・個人のあり方について提案します。

■イベント概要

イベント名：新宮CoCoスクエア1周年マンスリー No.1

タイトル：「分かち合いと自律から生まれる新しい経済圏のかたち」

日時：2025年8月1日（金）17:00〜19:00（開場16:30）

会場：新宮CoCoスクエア
　福岡県糟屋郡新宮町美咲3-1-1 新宮プラザ2階（新宮ドームそば・ジョイサウンド隣）

参加費：
　・一般：3,000円
　・当日券：3,500円（※満席の場合は入場制限あり）
　・学生割引：要問合せ

申込方法：Peatixより受付
　イベント申込ページ（Peatix）https://peatix.com/event/4443347/view

主催：一般社団法人中小企業事業推進機構（新宮CoCoスクエア）

■講演概要

気候変動、格差の拡大、地方経済の疲弊──
中央集権的な仕組みの限界が見え始めているいま、武井浩三氏は「共感資本社会」や「腐るお金」の概念を通して、“人と人が信頼でつながる経済”の可能性を提示しています。

本講演では、氏が実践してきた事例とともに、これからの社会に必要な「分散」と「自律」の視点を地域からどう実装していくかを共に考えます。

■武井浩三氏 プロフィール

社会活動家。株式会社eumo共同代表。ダイヤモンドメディア株式会社創業者。
企業経営、自治体との実証実験、地域通貨の設計などを通じて、貨幣中心ではなく共感や信頼に基づく“共感資本社会”の実現を目指している。近年は「腐るお金（時間とともに価値が減衰する通貨）」の仕組みを通じた経済循環モデルづくりに取り組む。全国各地での講演、ワークショップも多数。

■主催者よりコメント（平井良明）
武井さんの話は、「お金」「経済」「働く」といったキーワードが、まったく別の角度から見えてくる不思議な体験です。
1周年マンスリーのスタートにふさわしい、“問い”をもらえる時間になると思います。

■備考
イベント終了後、希望者による懇親会あり（別途申込）

駐車場完備（無料／共用420台）

施設内にはドリンクスペース・休憩エリアあり

お問い合わせ
主催：一般社団法人中小企業事業推進機構（新宮CoCoスクエア）

メール：shingucoco@gmail.com

公式サイト：https://shingucoco.jp

「お金」や「経済」を、もっと身近なものとして考える機会をつくりたかった。武井浩三さんの語る“共感資本社会”や“腐るお金”の考え方は、地域の中で暮らす人、働く人、一人ひとりの行動に直結するメッセージを含んでいます。難しい理論ではなく、「人と人がどうつながるか」「信頼がどう経済を動かすか」という視点を、実践とセットで学べる場になることを目指しました。起業家、地域活動家、学生、行政関係者、そして「モヤモヤしてる誰か」まで、誰でも歓迎です。

なんといっても、「腐るお金って何！？」という驚きが入り口になること。

貨幣や経済を「当然のもの」と思ってきた私たちが、別の可能性に目を向けられる時間です。
理屈っぽくなく、でも本質的。
参加後に、誰かと語りたくなるような“問い”を持ち帰れる時間になると思います。

また、講演後の質疑応答や懇親会も予定されており、武井さんと直接話せる機会があるのも大きな魅力です。

「1周年だから誰かに話してもらおう」という発想ではなく、「これからの地域と経済を語る場がほしい」という強い思いからスタートしました。

武井さんとのご縁をきっかけに、開催が決まりましたが、正直、共感資本とか腐るお金って“伝わりにくい”言葉でもあります。

でも、そこにこそ“余白”や“対話”の余地があると気づきました。だからこそ、リアルな会場で、直接語り、感じてもらいたいのです。

今、「お金の使い方」や「働くことの意味」を、あらためて問い直している方が増えていると感じます。
「なんとなく今のままじゃおかしい」
「でも何をどう変えればいいかわからない」
そんな感覚を持っている人にこそ、参加していただきたい講演です。

正解は出なくてもいい。
武井さんの話をきっかけに、自分なりの問いを見つけてもらえたら嬉しいです。

8月1日、新宮でお待ちしています。