“魚を捌ける大人”を増やしたい。浅草の包丁専門店が魚の捌き方講習会を開催

株式会社crossroads

2025.06.05 09:00

家庭での食文化を見直すきっかけに

2025531日、東京・浅草の包丁専門店「包丁の堺徳」にて、魚の捌き方を学ぶ講習会『魚を捌く会』が開催されました。
当日は魚を捌いたことのない大人を中心に参加者が集まり、講師の実演と実践を通して、一人二尾の魚を丁寧に捌きました。
「魚を捌いてみたい」「子供に見せられる技術を身につけたい」そんな声が集まる中、今改めて注目される『家庭での魚料理』の文化。その価値を再発見するイベントになりました。  

【背景と目的】

現代の家庭では、魚を丸ごと一尾買ってきて捌く機会が大きく減っています。魚離れや調理離れが進む中、日本独自の魚食文化が失われつつあります。
こうした状況を受け、「包丁の堺徳」では、ただ包丁を売るのではなく、『使い方を通じて文化を伝える』場づくりに取り組んでいます。今回の「魚を捌く会」もその一環です。

【イベント当日の様子】

当日は3名の参加者が集まり、まずは講師がアジを題材に「三枚おろし」の手順を実演したあと、参加者自身の手で一尾目のアジを捌いていきました。
初めて魚を捌くという参加者も、真剣なまなざしで取り組み、初めてとは思えないほどきれいに仕上げていました。
続いて応用編として、イトヨリ鯛を使用。講師の実演のあと、参加者は二尾目の魚井にも挑戦しました。
参加者からは、
「魚の捌き方を教わったことで、他の魚でも応用できそう」
「魚を捌くのが念願だったので嬉しかった」
といった声が寄せられました。

【店主コメント】

包丁は料理を楽しむ入口になる道具です。魚を捌く体験を通じて、食への意識や包丁の魅力をもっと身近に感じてもらえたらと思っています。
身近にある包丁ですが、実は詳しいことは知らないのが包丁。使い方、切れ味についても講習を通じて、包丁のことを知っていただき、『食を豊かに』していただけたらと思っています。


【今後の予定】

「魚を捌く会」は今後も定期的に開催を予定しています。毎回異なる魚を捌くことで、魚のことも包丁の使い方も知っていただくとともに、魚好き、包丁好きの交流の場になることを目指しています。
また、713日には、子供も包丁に触れられる「親子で学ぶはじめての包丁体験」を開催予定です。「お母さんと一緒に料理がしたい」というお子様に向けて、安全な包丁の使い方を学び、簡単な料理を楽しんでいただくイベントとなります。

今後も包丁の使い方を通じた食文化の発信を続けていきます。

 

【店舗情報】
包丁の堺徳(Japan Knife Toku)
東京都台東区花川戸1-11-4 NWビル浅草駅前6
www.japanknifetoku.com
包丁の堺徳(@japanknifetoku)

お問合せ:contact@japanknifetoku.com

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種類
イベント

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