国内外で被害の大きかった地震の特徴とは?
過去の震災を学ぶことで未来の自分を守る
業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所(東京都渋谷区/社長:大西倫加)が運営するシンクタンク「だいち災害リスク研究所」は、地震大国日本にあり、過去の地震を知って未来に備えるため、国内で被害の大きかった地震(死者・行方不明者の多かった順)、また世界で規模の大きかった地震について、被害の特徴について特設コラムにて紹介します
【国内の地震被害の大きかった地震】
①関東大地震(大正関東地震/関東大震災)1923年9月1日 M7.9
今年で発生から100年目。強風下の昼時に発生した地震であり火災が頻発、「火災旋風」も発生し被害者の9割が火災による焼死でした。M7.9と、2月6日に発生したトルコの地震(M7.8)に近い規模で、これらが歴史的な巨大地震であることが分かります。
②東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)2011年3月11日 Mw9.0
世界的にも大規模な地震であり、巨大な津波が発生。被害者の90%以上は津波による溺死であり、高齢者の被害が多かったことが特徴でした。関東では帰宅困難者の発生も課題となりました。
③明治三陸地震津波 1896年6月15日(M8 1/4)
揺れが小さい地震ながら津波が巨大で、当時は津波の知識も普及しておらず大きな被害がありました。
④濃尾地震 1891年10月28日(M8.0)
内陸直下で発生した地震としては国内最大級。震源域付近の家屋は壊滅したほか、濃尾平野は震源から離れていたものの地盤が軟弱で揺れによる被害が大きく、とくに岐阜市や大垣付近では家屋の倒壊、火災による被害がありました。
⑤兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)1995年1月17日(M7.3)
内陸直下の活断層の活動による地震で、明け方に起きた地震でした。被害者の死因の8割近くが窒息・圧死、また8割近くが自宅で亡くなったとされます。我が家で寝ているときの備えも重要になります。
【世界で規模の大きかった地震】※1900年以降
①チリ地震
南米で起きた地震ですが、太平洋を越えて日本にも津波が襲来。142名の死者・行方不明者がありました。遠い場所でも津波が伝わってくることがあり(遠地津波)、大津波/津波警報を聞いたら直ちに高台などに避難が必要です。
②アラスカ地震
同年に日本で発生した新潟地震と合わせて、地盤の液状化による被害が発生しました。
③スマトラ島沖地震
「インド洋大津波」をもたらし、現地で日本人の方も42名の死者・行方不明者がありました。
調査結果 「2022年 深海魚と地震の関係・大調査」
個人向け災害リスク診断サービス「災害リスクカルテ」
■不動産の達人 株式会社さくら事務所■
東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加
https://www.sakurajimusyo.com/
1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業で2022年12月現在で59,000件を超える実績を誇る。
■だいち災害リスク研究所■
所長:横山芳春
https://www.sakurajimusyo.com/daichi/
安全性の高い土地選びと住宅づくりを広めることを目的として2021年に大西倫加が設立。防災のコンサルティング事業を開始し、国内唯一の個人向け災害リスク診断サービス「災害リスクカルテ」を提供する、さくら事務所運営のシンクタンク。
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