事業譲渡の背景と目的

『Be a Samurai』は、「お客様をお殿様にする」というコンセプトのもと、宮城県白石市の白石城にて本格的な甲冑の着用体験を提供する観光プログラムです。全国でも希少な木造復元天守を活用した特別な文化体験として、これまでに約3,000名の参加者に提供し、テレビ・新聞など各種メディアにも取り上げられるなど、地域を代表する観光コンテンツへと成長してまいりました。

本事業の立ち上げから運営まで中心的な役割を担ってきた後藤永行氏は、その現場経験と高いホスピタリティにより、多くの参加者から厚い支持を集めてきました。今回、後藤氏が本事業の価値をさらに深め、新たなフェーズへと進めるにふさわしいと判断し、事業のすべてを譲渡することといたしました。

齊藤 良太（株式会社Wasshoi Lab代表取締役）コメント

「『Be a Samurai』は、私たちWasshoi Labが大切に育ててきた想いの詰まった事業です。後藤君はその“魂”を誰よりも理解し、情熱を持って体現してきたメンバーです。これからは事業オーナーとして、より自由に、より大きな挑戦をしてもらいたい。私たちは、いちファンとして、そして仲間として、彼とこの事業を全力で応援していきます。」

後藤 永行 氏 コメント

「この度、株式会社Wasshoi Lab様より甲冑体験事業を譲渡いただき、新たなスタートを切る運びとなりました。事業譲渡に伴い、快く応じていただいた株式会社Wasshoi Labの齊藤良太社長には心より感謝申し上げます。

これまでの約3,000名のお客様に体験していただいた甲冑体験を、今後さらに多くの人々へ届けるべく、さらなる進化を遂げることをここに決意いたします。

私は、この体験を単なる着付け体験に留まらず、日本文化を感じられる没入型の体験として提供していくことを目指しています。特に、宮城が誇る伊達政宗公をはじめとした甲冑を身にまとい、侍の精神を体感できる本格的な体験を提供することで、国内外の歴史ファンや観光客にとって忘れられない体験となるよう尽力いたします。

甲冑体験を『東北でNo.1の文化体験』とし、日本が誇る侍文化の魅力を世界に届けるべく、全力で挑戦してまいります。今後の展開にぜひご期待ください。」

左：齊藤　右：後藤氏

今後の展望

近年、訪日外国人観光客は過去最高を更新し、2024年には年間約3,687万人を記録しました。今後のさらなるインバウンド拡大を背景に、『Be a Samurai』は日本文化に触れる高付加価値な体験として、国内外の観光客からの注目が期待されます。

今後は後藤氏を中心とする新体制のもと、地域に根ざした文化体験としての質を高めながら、東北発の観光体験を全国、そして世界へと発信してまいります。将来的には海外展開も視野に入れ、甲冑体験を通じた“日本文化の輸出”という新たな挑戦にも取り組んでいく予定です。

『Be a Samurai』と後藤永行氏の新たな挑戦に、今後ともぜひご注目ください。

 HP: https://shiroishi-kattyu.rezio.shop/ja-JP

■株式会社Wasshoi Lab会社概要　　　　　　　　　　　　　

社名：株式会社Wasshoi Lab

所在地：宮城県伊具郡丸森町町西22-2

設立：2016年1月5日

資本金等：5,000万円

代表者：代表取締役　齊藤良太

子会社等：株式会社GM7、株式会社オーナー、株式会社サイドストーリー

事業内容：観光開発事業、インバウンドマーケティング事業、地方創生コンサルティング事業、等