聴覚障害者が音楽を楽しむ時に困ること

ある日、好きな曲の歌詞を覚えてカラオケに行った。でも、実際に曲を流したら歌詞カードには載っていない文字が表示されて「え？こんな歌詞あった？」と戸惑った。そんな経験はありますか？これは、聴覚障害者あるあるのひとつです。音楽を楽しむために歌詞カードを頼りにする彼らにとって、そこに書かれていない声や音が突然現れる瞬間、「聴者には当たり前のことでも、自分には知らない音があった」と、衝撃的な出来事でもあります。今回のトークイベントは、この聴覚障害者の視点を、笑いとともに共有します。

手話エンターテイメント発信団oioiは、普通なら戸惑ってしまうだけの出来事を、明るくユーモアを交えながら話すことが大切だと考えています。困りごとを重く受け止めすぎず、でも頭に残る伝え方で、音楽好きな聴覚障害者たちが、音楽との向き合い方や楽しみ方、そして聴者では気づきにくいポイントについて、声と手話でお伝えいたします。

オイトーーク！～難聴者と音楽～　について

【開催概要】

イベント名：「オイトーーク！～難聴者と音楽～」

開催日時：2025年5月18日(日)　1部）10:00～11:30　2部）14:30～16:00

開催場所：新大阪KOKO PLAZA　ワークショップルーム

参加費：2,000円（当日現金支払い）

定員：35名

お申込み方法：https://ws.formzu.net/sfgen/S26602364/ より必要事項を記入しお申込みください。

【本イベントの特長】

・笑いとともに学べる場の提供
　 ユーモア溢れるエピソードを通じて、重くならずポップに聴いていただけます。聴覚障害者が感じる「ここが分からない」「こういうものが欲しい」というリアルな声は、聴者にとって新たな発見とコミュニケーションのヒントになります。先述のように、歌詞カードを見ながら曲を覚えていても、実際に流れる音には予想外の違いがある——そんな「知らなかった視点」を楽しく知ることができます。

・多様性を楽しむ体験

　聴覚障害と一括りにするのではなく、様々なきこえ方があること、音楽を楽しみ方があることを共有します。その違いを楽しむことができる空間をご提供いたします。