「プレ更年期」に関する調査レポート

pluskampo株式会社

2022.05.12 11:00

~疲れ、イライラ、眠りが浅い…それはもしかしたら女性ホルモンのゆらぎのはじまり?~ 解決のキーワードは「フェムレジ」

pluskampo株式会社(所在地:東京千代田区、代表取締役薬剤師:笹森 有起)が展開する、オンライン問診 漢方サービス「+kampo(プラス漢方) 」は、この度一般的な更年期世代より少し早い30代女性を対象に、2022年4月13日~14日で400名を対象にネットアンケートによる実態調査を実施しました。

<調査結果>

〇疲れ、イライラ、眠りが浅い…それはもしかしたら女性ホルモンのゆらぎのはじまり?

「日常的に感じる症状はありますか?」という問いに対し、1位は「疲れやすい」、2位は「イライラしがち」、3位は「眠りが浅い」という症状が見受けられました。「プレ更年期」の症状と自覚している人は少なく「疲れやすい」が多い結果となりました。
実際に、+kampoのアドバイザリー医師であり、乳がんや不妊治療専門クリニックで外来も担当されている新見先生に、先生のところに診察にいらっしゃる30代の方の割合もお伺いしてみました。

・新見先生コメント
「40代前半は比較的更年期のような訴えは多いですが、30代で汗が出たり冷えのような更年期症状は少ない傾向があります。しかしPMS症状と重なる症状も多いため、一つ一つ分けて考えるより、ホルモンバランスのゆらぎに翻弄されてしまう方に症状が出ていると感じます。」

〇不調症状を改善する対策はしている?1位は・・・

1位は「何もしていない」、2位は「規則正しい生活」、3位は「定期的な運動」で、30代ということもあり、まだ「何もしていない」が圧倒的多数でした。来るべき更年期に向け、30代のうちから心がけたほうがよいことはあるか、新見先生にお伺いしました。

・新見先生コメント
「サプリや薬に頼ることも大切ですが、運動をするなどの努力も大事です。更年期はホルモンの乱高下に耐えられなくなって症状が出るので、先回りして体調を整えやすい身体作りを心がけることが良いですね。閉経は加齢のひとつのタイミングに過ぎません。そして、更年期は必ず終わりがあります。更年期症状が始まっても、深刻に考えすぎずに、症状を和らげる手段を取り入れながら、ポジティブに過ごして迎えてみてください。」

〇対策して症状は改善したかというと・・

最も多かった「該当なし」を除き、対策を行った人の中で多かったのは「改善しなかった」、「一時的に改善した」が大部分を占め、根本的に改善した人は6.8%に留まりました。
このような症状は短期的に解消するのは難しく、長期的な視点が必要です。
新見先生にも、改善についてのご意見をお伺いしました。

・新見先生
「短期的にゆらぎを整えられる体づくりをするのは難しく、日々の努力が大事です。規則的な生活(定期的な運動、バランスの良い食事、適切な栄養管理)や、食事と薬の中間に位置する漢方薬を飲むことも有効です。これらをすると、ホルモンバランスのゆらぎを整えられる体づくりに繋がり、女性ホルモンのゆらぎにも耐えられるようになります。結果、更年期を迎えてもうまく乗り切ることができるでしょう。」

 

<体質改善は長期的な取り組み>
漢方薬による更年期症状の改善は、長期的な取り組みによる根本的な体質改善になります。漢方薬の服用中も、体の声を聞きながら最適な方法を続けることが大切です。

<調査概要>
調査概要:プレ更年期に関する調査
調査方法:WEB定量アンケート(クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査)
調査期間:2022年4月13日~2022年4月14日
調査人数:400名

 

■漢方医でもありウィメンズクリニックでの診察も行う新見先生が更年期のメカニズムを解説!

Q、更年期の症状に限らず、女性ホルモンの変化による不調はなぜ人によって差があるの?

レジリエンスが高いか低いかがポイントになります。
レジリエンスは、復活力や再現力などさまざまな訳され方がありますが、何かストレスが起こってもサラッとかわすことや、少し萎えたとしてもまた戻る能力ですね。しなやかさというイメージかもしれません。

更年期の症状自体は、エストロゲンの低下や変動によりますが、エストロゲンが低下しても、個人差が大きく症状が出る人・出ない人がいます。つまりホルモンの低下と症状の強さには相関がないのです。

原因となるエストロゲンには明確な基準値がなく、ホルモン補充療法を行っても改善されない人や、少し治療を行っただけで改善される人もいます。

大事なことはこれをすれば全員に正解という方法はなく、エストロゲンのゆらぎに対してホルモンを補っても良いし、ゆらぎに耐えられるように心と身体を鍛えてもよいです。
もちろん両方行っても良いですし、個人差があるので色々試すのがおすすめです。

 

Q、どういったタイプが不調を感じやすいのでしょうか。

レジリエンスが低い人が不調を感じやすいです。
女性ホルモンの波が起こったときに、レジリエンスが高ければ上手く対応できるんです。
ぼくはそれを、フィーメール(Female)のレジリエンス(resilience)ということで「フェムレジ」と呼んでいます。フェムレジを高めれば、女性ホルモンのゆらぎによる症状はクリアできます。

 

Q、フェムレジを高めるにはどうすれば良いでしょうか?

ヨガや運動、薬、漢方、サプリなど、どんなものでもいいんです。
ただし、誰にでも効くという決定的なものはありません。
人によって症状が異なるように、ヨガが合う人もいれば、漢方が合う人もいます。

人それぞれ合うものは異なりますが、その中でも、「複数の症状」に対応するためには、漢方薬もおすすめです。漢方薬はさまざまなものに対応する多成分系の生薬から構成されているため、医師の視点から見ても良いと思います。

 

■アドバイザリー医師  オックスフォード大学医学博士  新見正則 先生

1985年 慶應義塾大学医学部卒業。98年 英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2008年より帝京大学医学部博士課程指導教授。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は乳がん患者に対するセカンドオピニオンを中心に、漢方、肥満、運動、更年期など女性の悩みに幅広く寄り添う自由診療のクリニックで診察を続ける。がん治療に於いては、明確な抗がんエビデンスを有する生薬、フアイアの普及も行う。「漢方jp(https://kampo.jp/)」主宰。新見正則医院(https://niimimasanori.com/)院長。
著書に、『西洋医がすすめる漢方』『仕事に効く! モダン・カンポウ』『患者必読 医者の僕がやっとわかったこと』『イグノーベル的バランス思考 極・健康力』など多数。

■「+kampo」の『漢方薬×更年期コーチング』サービスについて
更年期症状に漢方薬は非常に有効です。ホルモン剤に比べて重篤な副作用はほとんどありません。しかし、服用していく順番も大事であったり、上手に使うことが難しいところがあります。
「+kampo」では、薬剤師による漢方のオンライン問診を行っています。漢方薬によって女性ホルモンの変化に耐えられる体質改善を行いながら、更年期症状についてのご相談やライフスタイルのアドバイスによってサポートしております。
サービスURL:https://www.pluskampo.jp/products/13
Instagram:https://www.instagram.com/fem_plus_k/

<漢方薬はパーソナルなお薬>
同じ症状でも、人によって合う漢方薬は異なります。最適な漢方薬を見つけるには、実際に服用して効果を確認してゆく必要があり、専門家と密に体調の変化を連携することが、最適な漢方薬を見つける最短距離です。

 

■+kampo(プラス漢方)について

「+kampo」は、お客様の健康のお悩みに寄り添いながら、漢方薬を通じて健康課題を解決するパーソナルオンラインサービスです。自然界に存在する原料から生まれ、症状が起こらない体へと根本的に体質を改善する漢方薬は、相性が合うと一種類で複数の症状に効果を発揮しますが、相性の合うものを見つけるのが難しいというのも事実です。そのため、ベストな漢方薬を見つけていくには、体の反応を確認しながら漢方薬を調整していくことがとても重要となります。
+kampoでは、服用中のLINE相談に加え、長期的に服用いただくお客さまには毎週の簡単な健康チェックなどによってコミュニケーションを取りながらベストな漢方薬を見つけ、健康課題を解決していきます。また、漢方薬以外の健康についてのちょっとした不安や疑問も質問可能。インターネット上に溢れる情報の中から信頼できる情報を探すのが難しい現代において、薬剤師の専門知識によるアドバイスを気軽に受けられます。

+kampoブランドサイト:https://www.pluskampo.jp/
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