手漉き和紙の原料トロロアオイが自然派の増粘剤に!トロロアオイ万能ソース「かみのとろ」数量限定発売!

スタイルプラス株式会社

2025.04.02 09:30

有機の里・和紙のふるさと小川町で誕生!

2021年より、生産不足の手漉き和紙原料「ねり(トロロアオイ)」を家庭で育て、農家さん・職人さんに届ける「わしのねりプロジェクト」を運営する企画屋かざあな(東京都港区、運営:スタイルプラス株式会社)は、2025年4月6日(日)から、「トロロアオイ」の粉末を増粘剤として使用した万能ソース「かみのとろ」を、埼玉県小川町駅前にある“観光案内所むすびめ”および企画屋かざあなのECサイトにて限定販売いたします。小川町は有機の里と呼ばれ有機農業が盛んであり、手漉き和紙の里でもあります。これ1本でサラダのドレッシングやディップソース、カルパッチョ、パスタソース、チキンソテーなど、いろいろなお料理にご使用いただけます。

手漉き和紙には欠かせない原料「トロロアオイ」の生産不足解消に、
手漉き和紙の原料「じゃない方」を使った万能ソース

トロロアオイ」は、和紙を漉く際に楮などの繊維原料と一緒に水に混ぜる粘液「ねり」の原料となる植物です。繊維を絡み合わせて和紙にするために欠かせない原料で、ねりの働きによって均等な厚さの薄くて丈夫な和紙を作ることができます。オクラに似た黄色い花を咲かせ、和紙づくりには根の部分が使用されます。

茎や葉も含め、古くから薬用として漢方(整腸作用・鎮咳緩下作用・利尿作用等)に利用され、東日本大震災以前には、かまぼこや蕎麦のつなぎなどの食用にも使われていました。

1970年代から有機農業が営まれ、「有機の里」とも呼ばれる埼玉県小川町では、トロロアオイが食用に使用されなくなってからも農薬は栽培期間中不使用にて育てられ、和紙づくりに使用する根を太く大きく育てるためには、真夏の炎天下に繰り返し芽掻き作業をする必要があります。高齢化などが原因でトロロアオイの栽培をやめていく農家が増加していたなか、粉末加工・食品生産業者の廃業により、現在は和紙の原料として根のみが使用され、買い取りも根のみであるため、生産コストがまったく見合わず、農家さんの減少に拍車をかけています。

小川町の農家さんにご協力をいただきながら取り組んできた「わしのねりプロジェクト」では、以前のように和紙に使用できなかった小さな根や茎、葉などを食品に活用することで、農家さんからの買取価格をあげてトロロアオイ農業の支援につなげることを考えてきました。

加工業者の廃業によってノウハウが失われてしまったトロロアオイの粉末化・食品への利用方法の試行錯誤を重ねてたどり着いたのが、トロロアオイの万能ソース「かみのとろ」です。

トロロアオイ

小川町で贅沢な素材として珍重される「小川青山在来大豆」を使用し、
トロロアオイのとろみを活かしたタンパク質豊富なソースに。

トロロアオイの万能ソース「かみのとろ」は、トロロアオイの粉末と埼玉県小川町で代々栽培され、濃厚な甘みとうまみを兼ね備えた「小川青山在来大豆」を使用した調味料です。一般的なドレッシングよりもトロロアオイを使用したことでとろみが強く、野菜はもちろん、お魚やお肉、パスタなどによく絡み合います。

手漉き和紙の「かみ(紙)」と、トロロアオイの特徴であるとろみの「とろ」、小川町では古くからトロロアオイのことを「とろ」と呼ぶことから「かみのとろ」と名付けました。

トロロアオイの粉末は、水に溶かすとオクラのようなとろみが出て、食材に程よく絡み、食材同士のつなぎの役割を果たします。また、食物繊維やタンパク質が豊富(※)に含まれ、漢方薬に利用されていたことからも健康維持に期待ができます。

科学添加物など余分なものを一切使用せず、すべて自社工場での手造りにこだわるメーカーにご協力いただき、安心と健康にもこだわった商品です。

※一般財団法人日本食品分析センター調査

わしのねりプロジェクトで栽培

<商品概要>

  • 商品名 :トロロアオイの万能ソース「かみのとろ」
  • 原材料名:菜種油(国内製造)、青大豆、玉ねぎ、醸造酢(米酢)、本みりん、

      小麦醸造調味料、天日塩、トロロアオイ(粉末)、

      (一部に小麦、大豆を含む)

        観光案内所むすびめ(東武東上線「小川町」駅目の前)

        CAMPFIRE

  • 販売方法:企画屋かざあなECサイトでは3月26日(水)より予約受付

      店頭販売・商品発送は4月6日(日)

  • 製造者 :株式会社Lohastyle (名古屋市名東区小池町74-4)

<試食販売イベント>

  • 開催日時:2025年4月6日(日)10時~15時
  • 開催場所:観光案内所むすびめ(東武東上線「小川町」駅目の前)

      埼玉県比企郡小川町大字大塚1176-5

  • 開催内容:試食販売・わしのねりプロジェクト紹介

 

<わしのねりプロジェクトとは>

生産者不足の手漉き和紙に不可欠な原料「ねり(トロロアオイ)」を家庭で育て、埼玉県比企郡小川町のトロロアオイ生産組合や紙漉き職人さんに届けるとともに、和紙商品の開発や普及活動をしています。一般家庭と原料生産農家、紙漉き職人が一体となって原料不足を克服し、手漉き和紙の存続の一歩につながればと考えています。

https://kazaana.net/wasinoneri/

 

<企画屋かざあなとは>

企画屋かざあなは、各地域に根ざした文化や伝統を次世代に、世界につなげるために考え、学び、実際にプロジェクトを立ち上げてその魅力を発信しています。

プロジェクトごとに多くのメンバーが参加し、職人さんや地域の方々と触れ合って体験しながら、さまざまな新企画や商品制作に取り組んでいます。

https://kazaana.net/

 

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