IT大国インドから学ぶ“脱ダークパターン”の潮流 ─ 法律の専門家が解説する消費者保護の最前線

株式会社オレコン

2025.03.25 12:00

インドにおける「ダークパターン」への取り組み ─ 消費者の選択と健全な競争を守るために

ウェブサイトやアプリのデザインにおいて、ユーザーを企業にとって都合の良い選択肢に誘導するダークパターンの撲滅を目指すDarkpatterns.jp(運営元:株式会社オレコン、東京都)は、インドの法律専門家Kratvi Kawdia 氏およびSidhant Goel 氏とのタイアップを実現し、ダークパターンがもたらす消費者への深刻な影響と、今後求められる適切な対応についての解説を公開しました。

インドの専門家が語るダークパターンの最新動向
▶ 今すぐ記事を読むhttps://darkpatterns.jp/blog/navigating-deception-dark-patterns-and-its-influence-on-indian-consumer-behaviour/

本記事で解説されているダークパターンの一例

▲ダークパターン(偽の緊急性としつこい勧誘)の例

この広告には、「明日が締め切り 大好きなブランドを50〜90%オフで手に入れられる最後のチャンスです」といった記載があり、消費者に衝動的かつ軽率な選択を促しています。
引用元:Navigating Deception: Dark Patterns and its influence on Indian consumer behaviour

ダークパターンとは

ダークパターンとは「消費者が無意識のうちに不利な行動を取るよう誘導される、悪意のあるデザイン手法」のことです。認知バイアスを利用して、消費者が意図しない購入やデータの過剰消費を引き起こす設計となっており、「ディセプティブ(欺瞞的)デザイン」とも呼ばれています。
たとえば、オンラインショッピング用のアプリにサインインした際に、「今すぐ申請」「急いで」「最後のチャンス」「オファーはあと30分で終了」といった通知がスマートフォンの画面に次々と表示されることがあります(偽の緊急性としつこい勧誘)。これもダークパターンの一例です。

本記事の見どころ

  • IT大国の事例を法律の専門家が解説
    アジアのIT大国として知られるインドにおける、ダークパターンの規制や問題事例を、国際的に活躍する弁護士による解説で紹介しています。
  • 公正な取引に影響するダークパターンの問題点
    有名企業の具体例を挙げて、検索結果の誤表示やスポンサー広告の誘導による取引上の問題点を指摘しています。
  • UI/UXが法規制の対象になり得る時代の動きを解説
    従来は倫理の問題とされていたダークパターンが、法律によって規制されつつある現在の潮流を知ることができます。

インドの専門家が語るダークパターンの最新動向
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企業と消費者を守る、より良いデザインの提案へ

Darkpatterns.jp」は、ダークパターンに関する最新情報を提供するだけでなく、企業向けに倫理的なデザインの推進とコンサルティングも行っています。今後も、消費者教育の推進や、企業が遵守すべきデザイン基準の指導を通じて、健全なデジタル社会の構築に貢献していきます。

著者情報

■Kratvi Kawdia 氏(Sim And San アソシエイト)
インド弁護士会に所属する弁護士。
仲裁案件に積極的に取り組んでいる。

 

■Sidhant Goel 氏(Sim And San パートナー)
特許審査と紛争解決の専門家で、インドの大手企業の仲裁や国際訴訟を主導。
特許法に精通し、米国PTAB訴訟にも実績を持つ。

※このタイアップ記事の原文はNavigating Deception: Dark Patterns and its influence on Indian consumer behaviourです。

会社概要

■Darkpatterns.jp
URL:https://darkpatterns.jp/
最新の記事:https://darkpatterns.jp/blog/
ダークパターン添削サービス :https://darkpatterns.jp/correction_service/

 

■株式会社オレコン
所在地  :〒107-0051 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー4F
代表者  :山本琢磨
設立日  :2013年4月18日
URL   :https://orecon.co.jp/
事業内容 :マーケティング事業、コンサルティング事業、グループの経営統括/管理

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