【ハラルビジネス実践企業インタビュー】川口納豆は国産大豆100%「昔ながら」のこだわりの納豆を製造販売。
ハラル認証の取得一択だけではないハラルビジネスのやり方とは??
【会社概要】
有限会社 川口納豆は、宮城県栗原市にある創業75年の歴史を持つ納豆メーカーです。創業当初から昔ながらの変わらぬ製法を守り続けることで、常に高品質な商品をお客様にお届けしています。
大豆は北海道産小粒大豆の「スズマル」、宮城県産大粒大豆の「タンレイ」などを中心に国産の大豆にこだわり、素材の美味しさを味わっていただける商品づくりを行っています。
【取材背景】
国産大豆を取り扱う納豆メーカーは昨今の包装資材、運賃、燃料、人件費高騰の影響を大きく受けています。そうした厳しい状況の中で、川口納豆は早くから海外展開を進め、豚由来の成分やアルコールを使用しないムスリムフレンドリーな商品の開発に注力しています。今回は、川口納豆の門傳代表に、ハラルビジネス戦略の背景や地域密着型の事業展開についてお話を伺いました。
乾燥納豆
- ハラルビジネスに参入したきっかけ
仙台のセミナーで、イスラム教徒が世界の人口の4分の1を占め、その半数がアジアにいることを知り、大きなビジネスチャンスを感じました。
また、地元宮城の事業者のハラルビジネスの実践事例や帆のるさんのハラルラーメンの取り組みに触発され、自分も『和食文化の中で納豆が果たす役割を、世界中に広めたい』という思いが強まりました。
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