スクリーン外の壮絶バトル!【新刊】『社長たちの映画史 〜映画に賭けた経営者の攻防と興亡』中川右介 著
日本映画120年、映画伝来から全盛・斜陽期を経営者の視点で描くもう一つの映画史
日本実業出版社(東京都新宿区)は、1月20日に新刊『社長たちの映画史 〜映画に賭けた経営者の攻防と興亡』(中川右介/著)を発売します。「膨大な資料の中から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる」というスタイルで、歌舞伎、音楽、芸能、野球、マンガなど幅広いジャンルで旺盛な執筆を続ける著者が、今回挑んだテーマは「日本映画史」。乗っ取り、引き抜き、分裂、独立……スクリーン外で繰り広げられる壮絶バトルは、映画以上にダイナミックで刺激的! 戦後復興とともに「娯楽の王様」となり、 1950年代に全盛期・黄金時代を迎えたものの、テレビの台頭で急速に斜陽化していく映画をめぐる人々の攻防と興亡を“経営者の視点”で描いた意欲作です。
伸るか反るかの大勝負! 日本映画120年の歴史を“経営者の視点”でダイナミックに描く!
『プロ野球「経営」全史 〜球団オーナー55社の興亡』(2021年9月発行)で歴史読み物の新境地を開拓した中川右介氏が、今回挑んだテーマは「日本映画史」。戦後復興とともに映画は「娯楽の王様」となり、 1950年代に全盛期・黄金時代を迎えますが、70年代に入り、テレビの台頭で急速に斜陽化していきます。伸るか反るか、生き残りを賭けた人々の駆け引き、映画会社の行き着く先は……!? 映画伝来から120年にわたる映画史を“経営者の視点”でダイナミックに描いた超大作です。
大スターも巨匠監督も名画さえも脇役、主役は個性際立つ超名物社長たち!
乗っ取り、引き抜き、分裂、独立……スクリーン外で繰り広げられる壮絶バトルは、映画以上にドラマチックで刺激的。日本映画をめぐる群像劇には、三船敏郎、石原裕次郎、勝新太郎、中村錦之助など銀幕の四大スターや世界のクロサワも経営者として登場しますが、あくまで脇役。本書の主役は、そのすさまじい個性とバイタリティで、大スターにも引けを取らない超名物社長たちです。
映画ファンはもとより、エンタメ産業に関わる人や、これから関わりたいと考える人まで、日本映画をめぐる一大通史は、産業史として、ビジネス読み物としても存分に楽しめる内容です。インターネットの台頭で、テレビ、新聞、レコード、出版……さまざまな業界が低迷しているいま、崩壊しつつも生き延びた映画の歴史を新たな視点で読み解くことで学べることは少なくないでしょう。
■目次
第一部 群雄割拠から三社統合 1897-1945
第二部 再興と新興 1945-1955
第三部 見えない脅威 1956-1964
第四部 五社体制崩壊 1965-1971
長い後日譚
著者Profile 中川 右介
なかがわ ゆうすけ / 作家、編集者
1960年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、出版社アルファベータを設立、2014年まで代表取締役編集長。現在は、フリーで編集に携わるかたわら、さまざまなジャンルの本を執筆。
著書:『プロ野球「経営」全史』(日本実業出版社)、『市川雷蔵と勝新太郎』(KADOKAWA)、『阪神タイガース1985-2003』『ロマン派の音楽家たち』(以上、ちくま新書)、『歌舞伎一年生』(ちくまプリマー新書)、『阪神タイガース1965-1978』『サブカル勃興史』(以上、角川新書)、『1968年』(朝日新書)、『松竹と東宝』(光文社新書)、『角川映画 1976-1986〔増補版〕』(角川文庫)など多数。
書誌情報
四六判 並製/タテ組 544ページ
価格:2420円(10%税込)
ISBN:978-4-534-05978-9
発行日:2023年1月20日
⇒『社長たちの映画史 〜映画に賭けた経営者の攻防と興亡』(中川右介/著)
Amazon書籍詳細ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4534059787
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