【要約版】タイ私立大学よりイスラムビジネス専攻の大学院生が来日!
2025年1月20日、四ツ谷麹町のタイ国大使館商務参事官事務所にて、クルーク大学の学生たちの「日本のハラル市場を調査したい」という希望に応え、座談会を開催しました。ハラル・ジャパン協会からは事務局員の安部と株本が参加し、「ハラルとは何か」「日本とタイの視点の違い」などをテーマに意見交換を行いました。

座談会では以下の3つの疑問について議論しました:
- 日本のハラル認証団体は政府から支援を受けているのか?
→ 日本では認証団体は民間運営であり、政府の支援はないことを説明しました。 - ハラルを理解する上で大切なことは何か?
→ 「清潔」であることが最も重要で、認証取得が求められる背景には異物混入(コンタミ)への懸念があると共有しました。 - 日本のハラル認証の課題とは?
→ 日本が宗教国家ではないため、海外の厳格な基準に完全に適合することは難しいが、日本独自の基準を確立することが重要であると説明しました。
学生たちは日本の食文化や輸出に関心を寄せ、地域活性化の可能性にも注目していました。最後に記念品交換や撮影を行い、今後もこの交流を大切にし、ハラルビジネスの理解を深めていきたいと思います。
文責:ハラル・ジャパン協会 事務局 株本あいか
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