ふるさと納税の利用経験がある人は47.7%!若い年代の方が経験者は多い!40・50代は“よくわからない”60代以上は“寄付する余裕なし”がやらない理由

株式会社mitoriz

2024.12.12 11:10

株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員3,005人に「ふるさと納税に関する調査」を実施致しました。

申し込み期限の兼ね合いもあり、毎年12月になると話題に挙がることも多い「ふるさと納税」について、利用経験の有無や、利用していない理由、実際に貰ってよかった返礼品などを調査しました。

 

《調査サマリー》
・ふるさと納税の利用経験がある人は47.7%で過半数に迫る!若い年代の方が利用経験者は多い
・利用していない理由は「制度がよくわからない」が全体トップも、60代以上は「余裕がない」が最多
・ふるさと納税を利用したことのない人の4割が「今後、利用してみたい」と回答し、若い年代ほど顕著
・ふるさと納税を利用して良かった点は「返礼品の内容の満足度」が全年代でトップ
・満足度の高かった返礼品は全年代で「肉類」「魚介類」「米・パン」「果物・フルーツ」が上位に並ぶ
・“ふるさと納税の寄付金”がどのような用途に使われているのか8割が関心あり

 

ふるさと納税の利用経験がある人は47.7%で過半数に迫る!若い年代の方が利用経験者は多い

「ふるさと納税を利用した経験の有無」を調査したところ「現在も利用している(38.6%)」「過去に利用したことがある(9.1%)」を合わせて、47.7%の方が利用したことがあると回答しました。年代別では若い世代ほど利用した経験があり、60代以上は6割が利用した経験がないという結果でした(図表1)。

 

利用していない理由は「制度がよくわからない」が全体トップも、60代以上は「余裕がない」が最多

ふるさと納税の利用経験がない1,572人を対象に「利用していない理由」を調査しました。最も多かったのは「制度についてよくわからない(35.2%)」で、次いで「税金の控除を受けるための手続きが難しそう(31.9%)」「寄付額の計算など申し込み手続きが難しそう(31.0%)」が続きました。年代別でもほとんどの年代で、「よくわからない」や「手続きが難しそう」が上位に並んでいますが、20代以下は「興味がない(30.4%)」が3番目に、60代以上は「寄付する余裕がない(32.3%)」が最も選ばれており、年代ごとの特徴が出ています(図表2)。

 

ふるさと納税を利用したことのない人の4割が「今後、利用してみたい」と回答し、若い年代ほど顕著

ふるさと納税の利用経験がない1,572人を対象に「今後、ふるさと納税を利用してみたいか」を調査しました。全体では「利用してみたい(18.4%)」「やや利用してみたい(23.9%)」で合わせて42.3%が、ふるさと納税を利用してみたいと考えていることがわかりました。年代別では若い世代ほど利用してみたい比率が高く、20代以下が合わせて60.7%に対して60代以上は28.0%と2倍以上の差が出ています(図表3)。

 

ふるさと納税を利用して良かった点は「返礼品の内容の満足度」が全年代でトップ

ふるさと納税の利用経験がある1,433人を対象に「利用して良かった点」を調査しました。圧倒的に多かったのは「返礼品の内容に満足感があった(75.4%)」で、少し差が開き「寄付先や返礼品を選ぶ楽しさがあった(42.4%)」「税金の控除による節約効果を実感した(38.8%)」と続きます。年代別で見た場合、上位の項目は年代による差はあまり出ていませんが、年代が上がるほど「地域貢献ができていると感じた」や「家族や友人と返礼品を楽しむ機会ができた」が選ばれている傾向が見て取れます(図表4)。

 

満足度の高かった返礼品は全年代で「肉類」「魚介類」「米・パン」「果物・フルーツ」が上位に並ぶ

ふるさと納税の利用経験がある1,433人を対象に「実際に貰って満足度の高かった返礼品」を調査しました。上位には「肉類(45.5%)」「魚介類(37.1%)」「米・パン(29.2%)」「果物・フルーツ(26.2%)」が並ぶ結果となりました。年代別でも、60代以上は「魚介類(41.1%)」が最も選ばれているなど、並び順に違いはあるものの、上位4つは同じ返礼品が選ばれています。5番目以降は、20代以下では「雑貨・日用品(17.2%)」や「野菜類(7.8%)」が他年代よりも上位に選ばれており、また「酒・アルコール」については年代が上がるほど上位に選ばれているなど、年代による傾向が出ています(図表5)。

 

“ふるさと納税の寄付金”がどのような用途に使われているのか8割が関心あり

ふるさと納税の利用経験がある1,433人を対象に「ふるさと納税の寄付金の使い道への関心」を調査しました。全体では「関心がある(34.1%)」「やや関心がある(45.0%)」を合わせて79.1%と8割に迫る人が関心ありと回答しています。年代別で見た場合に「関心がある」と「やや関心がある」を合わせると大きな差はありませんが、若い年代の方が「関心がある」の比率が高く、上の年代ほど「やや関心がある」の比率が高いことから、若い年代の方がより強い関心を頂いていると言えそうです(図表6)。

 

【アンケート調査概要】
調査期間:2024年11月29日~12月4日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
     POB会員(平均年齢47.8歳)
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3,005件)

 

消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」
国内最大級の消費者購買DBを活用し、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスです。レシートに記載された購買情報を活用しているため、POSやID-POSデータで開示されていない小売りチェーンのデータや、個のユーザー(シングルソース)に紐づいた、業態を横断した購買行動や併売商品など断続的な購買行動を把握できます。

Point of BuyⓇ:https://www.mitoriz.co.jp/lp/pob/
サービスページ:https://www.mitoriz.co.jp/business/service/digitalmarketing-multi-idpos/

 

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【会社概要】
会社名:株式会社mitoriz
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年 7 月 / 資本金 :1億円
代表取締役社長 :木名瀬 博
HP :https://www.mitoriz.co.jp/

全国の主婦を中心とした60万人を超える登録スタッフネットワーク(アンケート会員含む)を活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など227,537店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。

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種類
調査レポート

カテゴリ
自治体など

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