The NOHARA TIMES Vol.33 未経験でも問題なし!意外と知られていない建設産業の働き方 建設・BIM人材に特化した、派遣・紹介事業BA-plusを徹底解剖【後編】
~入職のきっかけと今についてQ&Aで紹介~
建設・BIM人材に特化した派遣・紹介等を主要事業とするBA-plus(ビーエープラス)株式会社は、2024年6月中旬に建設・BIMi人材の派遣・紹介事業を本格開始しています。
建設産業は、他産業に比べ労働人口が減少している事に加え、他国に比べDXii人材・BIM人材も不足傾向にあります。一方で、超売り手市場でもあり、求人数が過去と比較して6~7倍にも上っています。
BA-plusを徹底解剖する前号では、BA-plusの概要と人手不足でお困りの建設関連企業に対し、「建設産業の持続的発展」に向けた取り組みをお伝えしました。
本号では、BA-plusの現状と建設産業における働き方について、BA-plusを活用して現在入職している3名の声をQ&A形式でお届けします。
BA-plusの活用により採用が決まった3名にインタビューしました。
BA-plusがはじまり約半年、現在20名の方がBA-plusで採用が決まり建設関連企業で就業しています。
BA-plusで採用が決まった3名にインタビューをしました。
結婚を機に関東から岩手へ
-BA-plusを活用したきっかけは?
C:結婚が決まり岩手に引越しする際に、それまで就業していたBIMオペレーターの業務を続けたいと思っていましたが、なかなか希望の仕事が⾒つけられませんでした。
-BA-plusを活用してどうでしたか?
C:関東から東北に引越しした際でも、仕事を続けられるようにフルリモート可能な派遣先を紹介してくれました。BIMソフトのAutodesk Revit業務(以下Revit)が好きで、仕事はやめたくなかったので大変助かりました。また Revit業務はモデリングiii・図面作成・ツール開発といったように様々な内容がありますが、BA-plusの担当の方は自分のやりたい分野をしっかりヒアリングして派遣先を提案してくれます。
-リモートで業務をされているかと思いますが、フォロー体制はどうですか?
C:リモートではありますが、日々BA-plus の担当の方と振り返りを1 日に2 回実施しているので、不安もなく業務ができています。
■C さんの1 日のスケジュール
<午前中>
9:00 始業・作業→BIM ソフトのモデリングやファミリAutoCAD で図面修正等を実施
10:00 会議→作業の進捗確認や、質疑をあげる
11:00 作業
12:00 お昼休憩(1 時間)
<午後>
13:00 作業
18:00 終業
※残業をするときは、1~2 時間程度
※会議は週1~2 回実施。質疑の時間は設けてあるが、都度チャットを送って確認もできる
BIM 未経験から大手ゼネコンでのBIM業務へ
-就職先選びのポイントは?
K:専⾨学校で建築を専攻し一度ゼネコンに就職しましたが、BIMの仕事をしたいと思い転職活動をしているときに、学校の先⽣からBA-plus の担当の方を紹介してもらい、希望通りの仕事に就くことができました。
- BIM 未経験からの採用ですか?
K:はい、BIM は経験がなかったので不安でしたが、研修や教育体制が整っていてすぐにスキルを習得することができ、業務に活かせています。
- キャリアアップについて相談できていますか?
K:担当の方が些細なことでも相談乗るよと言ってくれるおかげでよく連絡を取っています。
それ以外にも面談の際、今の自分の業務の事や今後についてよく話し合っています。
■K さんの1 日のスケジュール
<午前中>
8:15 出社
8:30 始業、朝礼など
9:30 工程打ち合わせ会議
12:00 お昼休憩(1 時間)
<午後>
12:00 BIM 業務(モデル作成、施工計画作成)
17:30 終業
17:45 退社
ミャンマーから日本へ
- BA-plus を活用したきっかけは?
N:BA-plus が私のスキルや経験に合った職場や役割を提供してくれたことがきっかけです。
-業務をする中でどのような時にやりがいを感じますか?
N:新しいBIM 仕事や役割を通して、自分のスキルや知識を向上させることができました。
-業務に不安な事があった時すぐに相談できる環境ですか?
N:BA-plus では、業務に不安があるときにすぐに相談できる環境が整っていると思います。派遣社員として働く場合、通常、専任の担当者やサポートチームが配置され、仕事に関する質問や不安について相談できるようになっています。特に、派遣先の企業での業務が初めての内容だったり、困難に感じたりする場合に、派遣元の担当者にアドバイスを求めることができます。
■Nさんの1 日のスケジュール
<午前中>
8:30 始業・報告
9:00 図面作成・修正作業→BIM ソフトを使用して、建築施工図の作成・修正、各種図面(平面図、立面図、詳細図など)の作成や調整
12:00 お昼休憩(1 時間)
<午後>
13:00 打ち合わせ・確認作業
14:00 施工図作成作業
17:00 進捗報告・確認
17:30 終業
建設・BIM 人材に特化した、派遣・紹介事業「BA-plus」
前号に引き続き代表取締役社長に、BA-plus のサービスについてインタビューしました。
-BA-plus を開始してから約半年が経ちましたが、どのような現状ですか?
塩谷:この半年で、ありがたい事に計画以上に採用が進んでいます。建設産業は超売り手市場ということもあり求人数が多いのも追い風になっています。
また、野原グループの強みであるBIM に特化しているという点も求職者の皆さまから選ばれている理由のひとつかと思います。
-BA-plus はどのような方が活用していますか?
塩谷:年齢層は30 歳前後が多く、そのうちの6 割が女性です。特にBIM 関連業務のほとんどが女性です。建設産業は屋外で力仕事をするイメージがあるかと思いますが、現場作業は実は派遣ではできません。BIM は、ネット環境とPC さえあれば業務ができるので、リモートでの働き方を希望する方に多いです。また、採用が決まった方の約半分が外国の方で、皆さん各企業様で活躍しています。
-最後に、求職者の皆さまへメッセージをお願いします。
塩谷: 建設産業の人材雇用における需要は、今後もさらに高まると見込まれています。建設産業は人々の暮らしを便利に豊かにする社会貢献要素が高い仕事です。一方2024年4月の働き方改革関連法の適用により更なる人材不足が課題となっています。
私たちはこれまでの建設産業に対するイメージを一新するべく、建設産業で働く一人ひとりに建設DXを体現する新しい働き方を提案しています。これから建設業界(BIMや施工管理等)にチャレンジしてみたいとお考えの方には「BA-plus独自の研修カリキュラムや育成プログラム」をご用意しております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
-以上インタビュー終了-
BA-plusの建設・BIM人材の派遣・紹介について
BA-plus株式会社は、BIMに特化した優れたスキルを持つ人材を建設関連企業に派遣・紹介することで、建設産業全体のDX(BIM促進を含む)、技術力向上と効率化を促進します。
親会社である野原グループ株式会社の「BuildApp」で施工の⽣産性向上を、「BA-plus」で建設産業の人手不足・BIM人材の不足の解決を目指し、総合的に「建設産業の持続的発展」に貢献して参ります。
【主な業種】建設、土木、設備(空調・衛⽣・電気)、プラントなど
【主な職種】設計、CAD・BIMオペレーター、施工管理、積算・⾒積、建設営業、建設事務
【WEB】https://ba-plus.co.jp
建設・BIM人材の派遣・紹介(BA-plus株式会社)に関するお客様からのお問合せ先
BA-plus株式会社
TEL:0120-82-9216 平日9:00~19:00(※土日祝はお問い合わせフォームよりご連絡ください)
お問合せフォーム:https://ba-plus.co.jp/contactus/
【参考】BIM設計-製造-施工支援プラットフォーム「BuildApp」について※登録商標取得済み
「BuildApp(ビルドアップ)」は、設計事務所やゼネコンが作成したBIM設計データをより詳細なデータに置き換え、各建設工程で必要なデータとして利活用し建設工程全体の⽣産性向上を実現するクラウドサービスです。設計積算から製造・流通・施工管理・維持管理までをBIMでつなぐ複数のサービスにより、各プレイヤーに合わせたサービスを提供します。そして、設計・施工の手間・手戻りをなくし、製造・流通を最適化して、コスト削減と廃棄物・CO2削減に貢献します。
「BuildApp」は、建設サプライチェーンivの抜本的な効率化と未来へ繋がる成長をサポートし、皆さまと一緒に建設業界をアップデートしていきます。
私たちがBuildAppで実現したいこと
- BIM起点のデータで建設関係者を繋いで連携を⽣む
- 工程の可視化や業務の自動化により業界内の無駄を解消する
- DXによる生産性向上や廃材・CO2排出量の削減を目指す建設企業とともに、サプライチェーンviを変革し、「建設DXで、社会を変えていく」
<お問い合わせ先>
- BuildApp WEB https://build-app.jp/
- フォーム入力 https://build-app.jp/contact/
- 電話 03-4535-1158
野原グループ株式会社について
野原グループ株式会社を中心とする野原グループ各社は、「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッションのもと、変わる建設業界のフロントランナーとしてステークホルダーの皆さまとともに、サプライチェーンの変革と統合を推し進めます。
社会を支える建設産業の一員である私どもが、業界から排出される廃材量やCO2の削減、⽣産性向上による働き方改革を実現し、サステナブルに成長していく未来の実現を目指します。 https://nohara-inc.co.jp
本件に関する報道関係者からの問合せ先
野原グループ株式会社
マーケティング部 ブランドコミュニケーション課(担当:森田・齋藤・萩谷)
E-Mail:nhrpreso@nohara-inc.co.jp
参考
- BIM(ビム)とは、BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称です。 コンピューター上に現実と同じ建物の立体モデル(BIMモデル)を再現して、よりよい建物づくりに活用していく仕組みです。
- DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、経済産業省の定義によれば「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」を指し、単なるデジタル活用とは区別されています。
- 「モデリング」とは、建築物の2Dデータ(2次元データ)を元に 3Dデータ(3次元データ)を作成することです。
- サプライチェーンとは、商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのことをいいます。
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