『おばあちゃんの家』リバイバル公開「岩波ホール」元支配人 岩波律子さんから応援メッセージ!!
日本公開20周年記念『おばあちゃんの家 デジタル・リマスター版』
20年前に公開され、日本と韓国で異例の大ヒットを記録した 『おばあちゃんの家』 がデジタル・リマスター版として、2023年1月6日(金)より新宿シネマカリテ他にて待望のリバイバル公開が決定いたしました。 ミニシアターの草分け的存在であり今年7月に惜しまれながらも閉館となった東京・神保町の老舗ミニシアター「岩波ホール」。『おばあちゃんの家』は2003年に、この岩波ホールの「創立35周年記念映画」として公開され、3か月間ものロングランを記録しました。今回のリバイバル公開に向けて岩波ホール元支配人の岩波律子さんから直々にコメントと応援メッセージをいただきました。ぜひ本ニュースのご掲載をお願い申し上げます。
《岩波律子さんコメント》
ミニシアター全盛期の90年代から00年代前半、当時の岩波ホールの人気作品と肩を並べて『おばあちゃんの家』は3か月というロングランを記録しました。この作品を初めて観た時「おばあちゃんの孫への愛情という万国共通のテーマを描いている」ところに魅力を感じたという岩波さん。「昔、ある大監督が不服そうに『孫はみんな“おばあちゃんち”って言うんだよね』と仰ったんですよ。“おじいちゃんち”とは言わない。祖父母どちらも存命で一緒の家に住んでいてもね。おばあちゃんとの思い出だったり、おばあちゃんが作ってくれた料理だったり、そういったものが思い出として色濃く子どもの心には残るんです。この映画のおばあちゃんは永遠のおばあちゃん像ですよね」。20年前、岩波ホールで3か月間ロングランを記録した本作公開時のことを「当時この作品は1日4回上映で、開場前に並ぶところがないから階段のところにお客さんがずらーっと並んでいたのをよく覚えています。老若男女誰でも観られる映画だから学生服のお客様も多かった記憶があります」と振り返ります。印象的なシーンとして「おばあちゃんが山道を延々と登って行くシーンが印象的ですよね。彼女の人生をよく表しています」と語ってくれました。そして岩波ホール創立35周年記念映画として公開された本作のリバイバル公開に際して「今観返しても素晴らしい映画。岩波ホールにとっても大切なこの作品がまた劇場で公開されることはとても嬉しい」とエールを送ってくださいました。
<岩波律子さん プロフィール>
東京都出身。1990年から2022年7月29日の閉館まで、東京都神保町の映画館「岩波ホール」の支配人を務めた。
▼場面写真ダウンロードURL:
https://www.dropbox.com/scl/fo/tpgjc7rhlpk22ynxfalrz/h?dl=0&rlkey=3cqc03860xvkyr9rok7bcsn67
▼予告編URL:
STORY 母親と二人でソウルに住むサンウは、ある日、田舎のおばあちゃんの家へ連れて行かれる。母親が新しい仕事を見つけるまでの間、会ったこともないおばあちゃんと暮らすことになったのだ。話すことができず、読み書きもできないおばあちゃんをバカにし、不自由な山の生活に不満を爆発させるサンウはわがままのし放題。しかし、決して叱らず、サンウの願いを一心に叶えようとするおばあちゃんにサンウは少しずつ心を開いていく。やがて彼の心に信頼と愛情が芽生えた時、母親が迎えにやってくる……。
監督・脚本:イ・ジョンヒャン 製作:ファン・ウヒョン、ファン・ジェウ 製作総指揮:キム・スンボン
出演:キム・ウルブン、ユ・スンホ、ミン・ギョンフン
2002年/韓国/カラー/ビスタサイズ/ステレオ /配給:ハーク
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2023年1月6日(金)より新宿シネマカリテ
シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸、アップリンク京都にてロードショー!
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