【ハラル認証を取得した企業インタビュー】~フジ物産が描く持続可能なウナギ事業と新たな価値創造
1957年創業のフジ物産株式会社は、静岡県清水区を拠点にエネルギーや水産事業を展開する総合商社です。特に、ウナギ事業では高知県に養鰻場から加工場、小売までの一貫体制を整備し、国内外で高評価の「ウナギ蒲焼き」を提供しています。近年はハラル認証を取得し、グルテンフリーかつアルコール不使用の独自タレを開発するなど、イスラム市場への進出も進めています。
ハラル認証の取得とタレ開発の挑戦
国内市場の停滞を背景に、フジ物産はタレにグルテンフリーのたまり醤油を採用し、4年の開発期間を経てハラル認証を取得。海外の展示会「Gulfood」では、日本食としての高品質な蒲焼きが高評価を受け、新たな販路開拓の成果が出始めています。
SDGsと持続可能な未来
同社はウナギ事業において、残渣の再利用や新工場でのCO2削減など、地域と環境に配慮した持続可能な取り組みも推進中。今後も、国内外で愛される高品質なウナギ製品の提供とともに、SDGsに即した事業運営を通じて新たな価値創造に努めています。
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