サインデザインとは
一般的に、店舗の看板やフロアマップ、喫煙所やトイレのマークといった、人々の行動のよりどころとなる情報表示は「サイン」と呼ばれます。これらの情報を様々な視点から考え、効果的に設計・配置するのが「サインデザイン」であり、標識などの表示面のデザインから、店舗ディスプレイや建設設計、街づくりに至るまで、生活の様々な場面にかかわりを持っています。

日本サインデザイン賞について
主催：公益社団法人日本サインデザイン協会
概要：1966年創設。前年5月～当年4月に完成したサインが審査対象。優れたサインデザインを広く社会にアピールし、サインデザインの普及及び啓発を図っている。
第56回審査結果：応募総数275作品。審査の結果、大賞・経済産業大臣賞1作品、金賞4作品、銀賞10作品、銅賞36作品、招待審査員賞5作品、入選99作品等が入賞。

「書房すみよし丸広南浦和」の受賞理由
「めくり逢い」というユニークな店舗コンセプトが一貫したイメージのもとに表現され、読者を自然に本の世界へといざなう、居心地のよい店舗空間のデザインが評価されました。

賞の主催者による作品紹介・選評はこちらをご覧ください。
https://www.sign.or.jp/sda-award/書房すみよし-丸広南浦和

デザイン・施工協力会社
設計・施工：株式会社スペース
ディレクション：橋爪宏輔氏（スペース）
グラフィックデザイン：タナカタツヤ氏
照明：コイズミ照明

店舗設計および「書房すみよし」のブランディングには、トーハンの社内プロジェクト「Book Boost Lab.（開店当時は旧称のネクスト・リテイルモデル・ラボ）」が全面協力しました。

「書房すみよし丸広南浦和」について
店名：書房すみよし丸広南浦和
住所：埼玉県さいたま市南区南本町1-7-4　丸広百貨店南浦和店4階（JR南浦和駅西口駅前）
営業時間：10：00～20：00
運営：株式会社スーパーブックス
Twitter：https://twitter.com/sbsumiyoshimu

店内写真
○サインボード・看板
木の風合いを生かし、角をめくって「めくり逢い」を表現したデザイン。訪れるたびに新たな発見や出逢いのある書店であることを表現しています。

○什器
店内中央に配置された「めくり逢い」コーナーでは、ボックス型の什器にお客様の気持ちや悩みに寄り添うメッセージを元に選書した本が並び、様々な作品との出会いを楽しむことができます。売場サイン、壁、柱回りなどには紙管を使用しています。