「女だけ」の生活をコミカルに描く、カナダ発コミック『女だけの世界へようこそ』が翻訳刊行!

株式会社 太田出版

2024.10.17 18:03

もしこの世から、男性が絶滅してしまったら──?

(株)太田出版では、カナダ発のフェミニズム・コミック『女だけの世界へようこそ』(原題:Woman World)を、10月29日(火)に翻訳出版いたします。

本書は、男性が絶滅し“女だけ”になってしまった未来の生活を描いた、カナダ発のグラフィック・ノベル。女だけの穏やかな日常や、ささやかな生活を、ギャグをたっぷり交えて描写しています。

Instagramで話題のグラフィック・ノベル、日本上陸!

当コミック原作は、著者アミンダー・ダリワル自身によるInstagramへの投稿で話題となった作品群。カナダにて2018年に書籍化され、このたび山本みきによって待望の日本語訳での出版に至りました。

巻末にはマンガ家・瀧波ユカリによる解説も収録。また、帯には田房永子・瀧波ユカリが推薦コメントを寄せています。

本書紹介文より

ある研究者は、地球上のすべての男性に関わる致命的な細胞の欠陥を見つけた。その予見どおり、やがて研究者自身をも含む、地球上のすべての男性が一掃されると、女性だけの世界「ウーマンワールド」が生まれた──。

女性たちは、お互いに寄り集まって村をつくり、社会を再構築しようとする。
残された精子バンクや、骨髄から幹細胞を抽出する新技術のおかげで、男がいなくても子どもをもうけることも可能になった新世界では、過去の遠い文明を覚えているのは、 おばあちゃんたちだけ。
生理中の村民は丁寧にケアされ、新世界で生まれた子どもは、村で見つけた鋭利なハイヒールを「工事用の靴」だと思い込む。村長は常に全裸でも、村ではあたりまえのこと。
「女だけ」の穏やかな日常やささやかな生活を、ギャグたっぷりに描いたグラフィック・ノベル。

推薦コメント

つまり、誰も支配されていない
── 田房永子(作家)

旧世界の私たち女性の痛みを
知るよしもない、
彼女たちがいとおしくてたまらない
── 瀧波ユカリ(作家)

『女だけの世界へようこそ』は、2024年10月29日(火)より全国書店で順次発売、266ページ。

※冒頭20ページ超はカラー収録!

筆者プロフィール

著:アミンダー・ダリワル(Aminder Dhaliwal)
1988年生まれ、カナダ出身のアニメーター。ディズニーTVアニメーション、カートゥーンネットワーク、ニコロデオンで監督、絵コンテ、脚本を担当。 バラエティ誌によって2020年に注目すべきアニメーターのトップ10の1人に選ばれた。自身のインスタグラム(@aminder_d)にマンガを投稿していたところ、人気に火が付き、本作が書籍化。現在フォロワーは25.1万人。 

訳:山本みき(やまもと・みき)
岐阜県生まれ。IT企業に勤務したのち、児童書を中心に文芸翻訳の学習をはじめる。訳書に、絵本『どうして?』、『はるのクリスマス』、 『すきなものみっつ なあに』(いずれも化学同人)がある。やまねこ翻訳クラブ会員。

書誌情報

『女だけの世界へようこそ』
https://www.ohtabooks.com/publish/2024/10/25111112.html
著者:アミンダー・ダリワル   訳:山本みき   
予価:2,970円(本体2,700円+税) 発売:2024年10月29日(火)
判型:A5判変形         ページ数:266ページ
ISBN:978-4-7783-1961-8

 

 

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
商品サービス

カテゴリ
エンタメ

サブカテゴリ
ライフスタイル