【バイオマス度51%】牡蠣殻由来の炭酸カルシウムを主成分とした革新的なバイオマスプラスチックを開発
サステナブルな未来へ!カトラリーやアメニティーなど幅広い用途に最適な射出成形用バイオマスプラスチック
VASUジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:安藤 志郎、以下、VASUジャパン)は、再生可能な炭酸カルシウムを主原料とする次世代のバイオマスプラスチック「VS-60-2-P11」を発表しました。本製品は、プラスチック使用量の削減とアップサイクルによる環境負荷低減を実現するために開発され、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出します。
地球環境への配慮が求められる現代において、VASUジャパンは、環境負荷を低減する新しい素材として、再生可能な炭酸カルシウムを主原料としたバイオマスプラスチックを提案します。炭酸カルシウムの主な供給源は、海産物加工の際に廃棄される牡蠣殻であり、この素材の利用は廃棄物の削減に大きく貢献します。新素材「VS-60-2-P11」は、従来のプラスチックに比べてCO2排出量を削減することで、石油資源の使用抑制にも寄与します。
多彩な用途と優れた加工性
「VS-60-2-P11」は、51%の炭酸カルシウムを配合したPP(ポリプロピレン)ベースのバイオマスプラスチックで、カトラリー、アメニティー用品、さらには各種日用品や産業部品まで、幅広い用途に対応可能です。また、厚生労働省の規格基準370号に対応しているため、食品に直接接触する用途でも安心してお使いいただけます。
環境への配慮と経済的メリット
本製品は「減プラ」の取り組みに対応し、プラスチック使用量の削減を推進します。さらに、バイオマスマークを取得することで、企業の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を示し、消費者からの信頼性を高めることができます。マークの取得に関しては、VASUジャパンが全面的にサポートいたします。
アップサイクルによる新たな価値の創造
本製品に使用される牡蠣殻は、これまで産業廃棄物として処理されていましたが、「VS-60-2-P11」はその廃棄物を高付加価値素材に変換することで、循環型経済の一翼を担います。これにより、地域社会の持続可能な発展にも寄与します。
スモールスタートで導入しやすい
新しい素材の採用は、リスクを伴うことがあります。そこでVASUジャパンでは、お客様のニーズに合わせた少量のサンプル提供や試作成形をサポートし、スモールスタートでの導入を促進します。
詳細な仕様について、サンプルのご提供についてなど、お気軽にお問い合わせください。
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