【連載】ギッチョムの気仙沼だより・きらめきぷらすWEBMAGAZINE
連載の第13回は、「室根神社と港まち・気仙沼」
「遠くは雲居(くもい)の室根山(むろねさん)」。
公立高校が長く男女別学だった宮城県。女子の鼎が浦高と2005年に合併するまでの旧気仙沼高は我が母校。冒頭に記したのは、当時の校歌の歌い出し部分だ。当地方の最高峰、海抜895mの室根山が、雲をまといそびえるさまを歌っている。しかし室根山は、岩手県一関市室根町(旧岩手県室根村)に位置する。宮城の県立高の校歌の冒頭に、他県の山が歌われていた。しかし、そのことへの異論は耳にしたことがなかった。宮城・岩手の県境にある港まち・気仙沼にとってはシンボリックな山であることの証左である、、、
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