「きつね森の山男」~人形劇と浪曲によるあらたな創作~ 11/23(土・祝)ソリオホールでいよいよ公演開始!
人形劇と浪曲と絵本の三つ巴。新しくて、おもしろい!
(公財)宝塚市文化財団(兵庫県宝塚市)はこの度、幼児から大人まで楽しめる新作舞台「きつね森の山男」を企画制作しました。2024年11月23日(土・祝)はぜひソリオホールへお越しください。
作品概要
この作品は、漫画家 馬場のぼるの絵本『きつね森の山男』(こぐま社刊)の世界を、三味線を伴奏に語りと歌で構成される演芸「浪曲」と、「人形劇」で表現するという新しい試みです。
脚色・演出は、古典から現代劇に留まらず舞踏やミュージカルと幅広く活躍する90歳の劇作・演出家 ふじたあさや。出演は、関西浪曲会のホープである20代の若手実力派の浪曲師、真山隼人と曲師(三味線)の沢村さくら。そして創立76周年を迎えた人形劇団クラルテが人形美術・人形操演を担当します。
2024年5月に宝塚文化創造館(宝塚音楽学校旧校舎)でトライアウト公演(試演会)、川崎市アートセンターや原作者・馬場のぼるの生誕地である青森県三戸町で上演しました。上演毎に子ども達をはじめとする観客の声や、スタッフ・キャストが馬場のぼるの故郷の風土を体験したことにより、さらにパワーアップした舞台作品となっております。
2024年11月23日公演概要
公演名:
「きつね森の山男」~人形劇と浪曲によるあらたな創作~
開催日時:
2023年11月23日(土・祝)※2回公演
(1)13時30分開演 ※13時00分開場
(2)15時30分開演 ※15時00分開場
会場:
宝塚ソリオホール(宝塚市栄町2丁目1番1号ソリオ1・3F)
内容:
上映時間:本編45分、トークシェア&席上バックステージツアー25分(予定)休憩なし。
※公演後のトークシェア&席上バックステージツアーは、人形やセットの紹介、感想を会場のみなさんと共有します。
入場料:
一般:前売2,500円(当日3,000円)、高校生以下:1,000円(当日同額) 全席自由
主催等:
主催:(公財)宝塚市文化財団、後援:宝塚市・宝塚市教育委員会、 助成:(一財)地域創造
「きつね森の山男」プロジェクトページ https://takarazuka-c.jp/event/kitsunemori.html
ストーリー
ねぐらを探す山男がやって来たのは、きつね森。
ひょんなことから、毛皮をねらう寒がりの殿様VSきつね達の戦に巻き込まれ…。
気が優しくて大根作りが得意な山男が、大好物のふろふき大根で成す結末やいかに!
人形と浪曲でお届けする♫もの~が~た~~り~~~♫
スタッフ・キャスト
- 原作:「きつね森の山男」馬場のぼる(こぐま社刊)
- 脚色・演出:ふじたあさや
- 出演:真山隼人(浪曲)、沢村さくら(曲師)、人形劇団クラルテ
- 人形美術:松原康弘(人形劇団クラルテ)
- 舞台美術・映像プラン:サカイヒロト
- 美術製作:人形劇団クラルテ美術部
- 宣伝美術:升田学
- テーマ音楽:藤原豊(東京音楽大学:同大学院教授)
- 企画:古賀恵子(人形劇団クラルテ)、三戸俊徳(公益財団法人 宝塚市文化財団)
- 制作:公益財団法人宝塚市文化財団
- 共同制作:川崎市アートセンター、三戸町
真山隼人
1995年生まれ。三重県鈴鹿市出身。2010年15歳で真山広若(現二代真山一郎)に入門、 2015年真山誠太郎門下に移籍。古典からオリジナル浪曲、「阿呆浪士」「有頂天家族 二代目の帰朝」などへの出演多数。様々な挑戦を続ける注目の若手浪曲師。第73回文化庁芸術祭新人賞・第39回咲くやこの花賞・2022年国立演芸場花形演芸大賞銀賞・2023年同金賞。
沢村さくら
1974年生まれ。山形県出身。2000年曲師沢村豊子に弟子入り。2005年に大阪へ住まいを移し、 以後大阪を中心に活動する。関東と上方の三味線を弾き熟し、後継者育成のための三味線ワークショップや、「曲師の会」を企画・主催している。知性と行動力を備えた実力者。第18回上方の裏方大賞・令和二年度大阪文化祭奨励賞受賞。
人形劇団クラルテ
1948年大阪で創立。『女殺油地獄』において第74回文化庁芸術祭演劇部門大賞受賞。幼稚園や保育所でのおひさま劇場・小学校での演劇教室作品、近松門左衛門・シェイクスピア・ブレヒトなどの古典、森見登美彦作品など大人に向けた人形劇まで幅広く上演。創立60周年記念作品・手塚治虫『火の鳥』で全国公演。馬場のぼる作品「11ぴきのねこ」シリーズ6作を舞台化。
ふじたあさや
劇作・演出家。1934年東京生まれ。早稲田大学演劇科在学中に、福田善之と合作の 『富士山麓』 で劇作家デビュー。主な作品に、『さんしょう太夫』(前進座・斉田戯曲賞受賞)、『しのだづま考』(中西和久一人芝居・文化庁芸術祭賞受賞)、『女殺油地獄』(人形劇団クラルテ・第74回文化庁芸術祭演劇部門大賞受賞)等がある。現代劇に留まらず、古典から舞踊や児童劇、ミュージカルと幅広く活動している。
馬場のぼる
漫画家・絵本作家。1927 年青森県三戸町生まれ。1949 年上京し、漫画家としてスタート。漫画『ブウタン』で第 1 回小学館漫画賞を受賞。1964 年絵本デビュー作の『きつね森の山男』で第 11 回産経児童出版文化賞、『11 ぴきのねこ』で第 15 回産経児童出版文化賞を受賞。ほのぼのとあたたかい画風と深みのあるユーモア、 独特の語り口の作品で、幼児から大人まで幅広い人気を集めている。
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