『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』
学生主催試写会開催!愛知県の大学に主演の服部樹咲が駆け付け参加!
ポスター制作を始め集客告知から当日の運営まですべて学生の手で!
映画『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』の
学生主催試写会が 全国5校の大学で実現!!
服部樹咲(主演)・森谷雄(プロデューサー)が、
10月4日(金)金城学院大学主催の試写会、ティーチインに参加!
学生からの質問、「服部樹咲の学業と仕事の両立とは?」に、
「撮影のない時期に課題を詰め込んでこなします。今は韓国語と英語を勉強中。」
世界三大毛織物(ウール)の産地として世界的に注目されている愛知県から岐阜県にまたがる尾州地域。昨今様々な問題や課題に悩む工場や企業が少なくない。そんな尾州の背景をもとに、発達障害を持ち幾多の壁にぶつかりながらも夢に挑戦する高校生の史織と、家族や親友との希望を描く感動の物語。『BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜』が、いよいよ10月11日(金)先行公開/10月18日(金)拡大公開を迎えます。
この度、学生が主体となって試写会を実施・運営する企画【学生主催試写会】が実現いたしました。これは、映画の宣伝を体験したい大学生が、オンライン上のコミュニティで繋がり、日本各地の大学の有志学生主催のイベントとして進められたもの。今回は、本作のスタッフから、“映画の宣伝と学内試写会を学生のみで実施するプロジェクト”として、案内したところ大学5校が名乗りを挙げて実現した。学生自身が運営企画書やポスター作成、調整、集客、当日の運営までのすべての役割を担当した。
すでに9月に試写会を実施した学校の学生に“諦めない夢”を聞くと「アイドルの衣装を作る!」「好きを職にする」「幸せに暮らす」など、それぞれの夢があり、鑑賞後には「本当にやりたいと思うことをやれば良い」「諦めない心」など、映画で描かれている「夢を諦めないで」というメッセージを受け取った学生が多くいる一方、「自由にさせてくれてありがとう」、「上京させてくれてありがとう」と、家族への感謝の思いを新たにした感想も多く寄せられた。
10月4日(金)、服部樹咲の地元・愛知県にある金城学院大学に、主演の服部樹咲と、本作のプロデューサー森谷雄が、上映後のティーチインに参加。服部の役作りや制作の裏側、や撮影中のエピソードなど生徒たちから次々と質問が挙がり、盛り上がりを見せた。
試写会に参加した学生からは、「主人公の史織ちゃんが、夢を叶えるために親を説得して、最後まで頑張っている姿を見て、私も夢を諦めずに貫いてみようと思いました。」「主人公が夢を叶える様子を見て、私も難しいで夢ですが諦めずに頑張ろうと思いました。」と、主人公の史織が発達障害を抱えながらも、夢への実現を諦めずに挑戦していく姿に自分を重ね合わせる姿も見受けられました。
また、今回の企画に地元のメディアが入り、取材を受けた実行委員の学生は、中学や高校では部活や文化祭を皆で団結して熱くなれたが大学ではそうした機会がなく、「このプロジェクトでは学生主体となってやれたことが久しぶりに熱くなれて懐かしい」と喜んでいたり、また別の学生からは「自分たちだけで大丈夫か?」と不安を抱えていたと明かした。
しかし、実際に体験してスケジュールを担当した4年生は、「出演者の方から、スタッフの分まで、細かくスケジュールを作らないと、みんなが動けないというのが判りました。当日まで変更があったり、皆さんに、ご迷惑をお掛けしたと思います」と、勉強とは違う体験での苦労を明かした。広報担当の学生は、ホールの定員150人は、あっと言う間に埋まると思ってたそうだが「実際やってみると、友人たちはバイトやそれぞれの用事が入っていてなかなか来てくれそうにもない。それで、少しでも(このイベントの)魅力が伝わるようなポスターを制作し、いろんな方々にお願いして宣伝していただいた。」と予想と現実の違いを痛感した様子も見られた。
さらに記者から、この経験が将来にどう繋がるのか聞かれると、「このイベントの意義を相手にどう伝えるか、というのを活かしていきたい」 「TV局への就職が決まっているので、そこで活かしていきたい」などイベントが実現するまで多くの社会人と関わり、また裏側を体験できたことは、大きな自信につながったようで全員明るく胸を張って取材に答えていたのが印象的だった。
<イベントレポート>
試写会が終わると、実行委員となる金城学院大学 国際情報学部 後藤ゼミ4年生の樋口葉月さん、3年生の福岡愛菜さんの2名の司会進行でスタート。
主演の服部樹咲(以下、服部)とプロデューサーの森谷雄(以下、森谷)が登壇すると、服部は「大学生の方がこのようなイベントとやってくださるというので、驚きました。皆さん感想を聞くのが楽しみです。このような機会をいただけて感謝しています。ありがとうございます。」、プロデューサーの森谷からも「学生の方主催のイベントは、僕の長いプロデューサー人生の中で、初めてです。史織と皆さんが近い世代なので、何かシンパシーを感じていただけたら嬉しい。名古屋出身ですが(男子禁制の)金城に入ったことがなかった、ここに立ってること自体、緊張しています。」と、謝意を伝えると司会の2人からは「おかえりなさい!」という声と共に会場から大きな拍手で迎えられ、和やかなムードに。
続いて、同じ学生として学業と仕事の両立について聞かれた服部は「課題が大変なのですが、撮影がないときに一気に詰め込んでやってしまうので、そこまで大変ではないです。あまり勉強はしてないんですが。」と笑いを誘いながらも「特に今は語学に興味があって韓国語と英語を勉強しています」高校生でありつつ俳優業との両立を明かす。
一方、森谷に映像業界に入ろうと思ったきっかけを聞かれ「映画が好きだったのですが、高校でそうした部活がないので映画研究部を作るところから始めました。そこで映画を撮った作品が、名古屋のフィルムコンテストで賞を獲らせていただいて、これで俺はいけるぞと勘違いしまして、日本大学藝術学部に進学して、この(映画)業界を目指そうと思って上京しました。卒業した時にはTVドラマが活況だった時期でしたので、まず最初にTV局に入り、ドラマを作っていました。しかしずっと続けていく内に、やっぱり映画をやりと思い19年前に「アットムービー」という会社を自分で立ち上げました。もともとは監督志望だったので、ドラマ時代の上司に『お前はプロデューサーに向いてるんじゃないか』と言われたのが、きっかけでプロデューサーを始めたのが、今から約30年前です。」 と真剣に答えると、「学生時代の夢が仕事として叶えられて、すごくうらやましいです」と司会のお2人も刺激を受けた様子。
以下、学生からの質問コーナーへ。
<Q&A>
Q)史織がクラスの生徒からからかわれながらも頑張ってる姿を見て、私もがんばろうと思って共感しました。そうしたつらいシーンを演じるときに、感情移入しちゃうことはありますか?
服部)100%役の気持ちで演じないといけないと思うので、つらいシーンはつらいですし、その役自身の気持ちで演じてます。
Q)一宮での撮影エピソードを教えてください。
服部) 機織り工場のシーンが多く、工場に長くいたので思い入れがあります。史織は、機織り工場の娘なので慣れてるように扱わないといけないので、撮影に入る前に練習しに行きました。中でも糸の結び方で、切れた糸をつなぎ合わせて目立たなくする結び方があるのですが、すごく難しかったです。撮影中ずっと練習して撮影が終わった後にやっとコツをつかで早くできるようになったんですが、撮影中には間に合わなかったです(笑)」
Q)お仕事を頑張る原動力は?
森谷) こうしてご覧になった方と、直接お会いできるのがすごくパワーになります。だから、(僕は今)若い人たちのパワーをいただいてるわけですが、映画のメッセージやテーマは、こちらがある意味一方的に投げるだけなのですが、こういう場所があった時に、一番頑張りたいと原動力になる瞬間です。
服部) 見てくださった方の感想をいただけるのが幸せかな、と思う。私は女優の前は、バレエを4歳から続けていて、バレエしか目に入らなくてずっとやってました。ある時バレエにうんざりした時に、女優をやりたいと思うようになって、そこから女優にしか目がいかなくなってしまって。まさに劇中の史織ちゃんのように、母に『バレエをやめて女優をやりたい』と話した日があるんですが、反対されて、そこから1か月くらい、泣きながら説得して。母親も泣いてたんですが、やりたいと言い続けてました。私は、絶対にやりたいと思い続けてればやれる、できるんじゃないかな、と思っていて、そんな時にオーディションの話があって受かりました。
森谷 それが「ミッドナイトスワン」です。
服部 私は言霊はあるんじゃないかな、と思っていて、言霊を大事にするようにしています。それと、やりたいという気持ちを持ち続けるようにしてます。
Q)自閉症の方がその障害と(本人が)向き合い、周りの方が障害と向き合っているのか、というのが描かれていて、とても深いと思いました。自閉症の症状を演じるにあたって、どのような勉強をしましたか?
服部 自閉症については、事前に当事者の方にお話を伺う時間を設けていただいて取材をさせていただきました。自分が学生時代の時は、こういうことが苦しかった、こういう特性があってうまく歩けないとかたくさん伺いました。そこで監督と相談しながら、史織の歩き方とか特徴など表面的な動きを固めていきました。
また、劇中で男の子たちにからかわれたシーンがありますが、そこは取材の時に学生時代に無視されてつらかったとのお話を伺ったので参考にしました。
ただ、史織のキャラクターは本当にピュアでかわいいので、私も演じるうえではピュアで可愛らしくいられるよう心がけて演じてました。
Q)学生の皆さんにメッセージ
森谷) どんな状況にあっても、自分の目標や夢をあきらめないでほんとうに向き合っていく、そういう勇気を忘れないでほしいというメッセージを込めたつもりです。
僕の家族にもADHDを抱えた家族がいます。なので、家族にも見せたいなと思っていますが、その周りにいる、支えてる人たちの気持ちも描いたつもりです。なかなか人は1人では生きていけないと思うし、周りの人がいて実現していくことだと思います。だた、何か1歩踏み出すときは、本人の気持ちなんだろうな、と思っていますので皆さんに忘れないでいていただけるとありがたいです。
服部) 私と史織は同い年で、夢を追いかける10代で進路に悩む年頃。自分がやりたいことが1番かな、私は思っています。この撮影を通して、やりたいことを突き詰めていく、夢をあきらめちゃいけない、というメッセージが込められています。劇中で、斉藤先生の言葉で「才能は見つける人と守る人がいて初めて輝く」というセリフにすっごい共感して、確かに私の原点はバレエで、見つけてくれたのは母だし、守ってくれたのは家族の協力があったからずっと続けてこられました。夢を追いかけてる方は、突き進んでほしいなとおもいます。と言っても、高校生の私が、大学生の皆さんにこんなことをいうのもあれなんですが、「BISHU」では夢を諦めちゃいけないというメッセージが伝わったら嬉しいです。
以上。
<シントウカイシネマ聖地化計画>
東海地方を舞台にした全国公開映画を制作・公開していく「シントウカイシネマ聖地化計画」。東海地方からロケ地を選定し、地元での俳優・女優オーディション、映画祭などを開催して東海エリアを「シネマの聖地」とする計画。本作が第一弾作品となる。
【ストーリー】
グランプリは、賞金300万!デザインの商品化!2週間のパリ研修!
<参加条件>
デザインは自分たちで描くこと、服のイメージに合ったモデルを自分たちで用意すること。
高校生の史織は、毎朝7時、目覚まし時計代わりの軽快な機織りの音で起きる。明るく誰に対しても優しい性格だが、配膳の配置や歩き出しの足など生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。ある日、史織が描いた服のデザインを、親友の真理子が校内のファッションコンクールにエントリーする。さらに、真理子の提案で一宮市のファッションショーにも出品することに…真理子の協力のもと史織の服作りが始まった。それを知った姉の布美は、挫折した経験を史織に重ね、応援したい気持ちと背中を押せない気持ちの板挟みになり、父の康孝は史織が傷つくことを恐れ猛反対するのだった。だが、史織自身は服作りへの挑戦を通して様々な人々と関わったことで、ある想いが次第に強くなっていく...。
出演:服部樹咲 岡崎紗絵 長澤樹 黒川想矢
知花くらら 田中俊介 山口智充(友情出演) 近藤芳正 吉澤健 清水美砂/吉田栄作
監督:西川達郎 脚本:鈴木史子 西川達郎 義井 優 音楽:小山絵里奈
製作総指揮:神谷哲治 プロデューサー:森谷 雄 竹田太郎
製作:「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会
(神谷商会、フォワード、ケイ・クリエイト、イオンエンターテイメント、TK事業開発研究所)
製作幹事:フォワード 制作プロダクション:アットムービー
配給:イオンエンターテイメント
公式サイト:bishu-movie.com
©2024映画「BISHU 世界でいちばん優しい服」製作委員会
10月11日(金)先行公開 / 10月18日(金)拡大公開
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