【世界のハラル認証ニュース・シンガポール】BPJPHとMUISがハラル製品保証に関する覚書を締結

一般社団法人ハラル・ジャパン協会

2024.09.13 18:44

インドネシアとシンガポールは、ハラル製品保証(JPH)に関する協力協定(MoU)に署名しました。ハラル製品の品質保証に関する協力に関する覚書の署名は、協力関係の始まりを告げるものです。宗教省ハラル製品保証機関(BPJPH)のムハンマド・アキル・イルハム長官とシンガポール・イスラム宗教評議会(MUIS)のカディル・マイディーン最高経営責任者がシンガポールでMoUに署名しました。

シンガポール駐在インドネシア大使のスリオ・プラトモ氏、社会家族開発大臣、第二保健大臣、イスラム教担当大臣のマサゴス・ズルキフリ氏が出席し、覚書の調印に立ち会いました。MUISのモハメド・サート会長とBPJPHハラル協力標準化センターのアブド・シャクール所長も同席しました。

“アルハムドゥリラー、BPJPHとMUISはハラル製品保証に関する覚書に署名しました。” と、BPJPHの責任者であるムハンマド・アキル・イルハム氏は2022年8月9日木曜日にシンガポールで発表しました。
アキル氏は、インドネシアとシンガポールは友好国であり、製品貿易活動を含む多くの分野で長年協力関係にあることから、両国のハラル当局間の相乗効果は極めて重要であると述べました。インドネシアとシンガポールは、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールの宗教大臣フォーラム(MABIMS)のメンバーでもあります。

“この覚書は、両国の輸出入量、特にハラル製品の貿易量を相互に利益のある形で増加させることを促進するために重要です。” とアキル氏は続けました。

同氏はさらに、この覚書は、各国に適用される法律、規則、規制、国家政策に従い、平等と相互利益に基づき、両機関間のハラル認証とハラルロゴの分野での協力を含むハラル製品の品質保証に関する協力を強化、推進、発展させることを目的としていると付け加えました。

“これは、2024年10月から食品、飲料、原材料、食品添加物、食品・飲料製品の補助材料、さらにサービスや屠殺結果の形での製品に対して実施を開始するハラル認証義務の第一段階を歓迎するためでもあります。” とアキル氏は述べました。
同氏は、“さらに、両国間のハラル製品に関する協力の可能性はまだまだ大きく開かれており、それが我々全員にとって利益となると考えています。” と述べました。

同様に、MUIS最高経営責任者のカディル・マイディーン氏は、BPJPHとMUISハラル製品保証の協力は、両機関間の協力関係の改善に向けた重要な一歩であると述べました。
カディル氏は、“この協力により、ハラル製品が一貫して高い基準でハラル認証され、ハラル品質が保証されるようになります。これは消費者がハラル製品を入手できるようにする上で非常に重要です。” と語りました。

 

ハラル・ジャパン協会インドネシア支部

Halal Bersama Indonesia代表

Lina Setianingrum

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