相手の一面だけを見て相手のすべてと断定する人は結婚生活には向かない。

結婚を考えたときに、この人は好条件なのになぜ結婚できないのだろうと不思議に思う人がいます。こうしたときに、振り返っておくべきことが３つあります。

そのうちの一つが、「一面だけを見て相手のすべてと決めつける」癖がある。

挙動ひとつで心理分析をしようとすると人間関係を壊す

　最近は心理検査や心理テストが簡単に受け入れられるようになっていて、たくさんの診断テストが使われます。実は心理テストというのは自己分析のとっかかりのようなもので、実証されているものはほとんどありません。なにせ、心理学論文の40％ほどしか学説として受け入れられるようなものはなくて、その４０％すらも少し年数が経過すると意図的なデータの作り方をしていたことで論文の価値が疑われるものも多くあります。

最初の面談であれこれ根ほり葉ほりぶしつけに聴けると思わない

　かといってこれはお互い様なのですが、相手に聞きたいことや確認したいことがあるからと言って、なんでもかんでも根ほり葉ほり聴いて答えてもらうのが良いことだという過剰解釈もやめておきましょう。先の見通しが狭い窮屈な態度をとられると、結婚してからも縛られそうな窮屈な生活イメージが浮かんできてしまいます。じっくりと相手と関係をつくっていく姿勢があるなら、あまり焦って相手の心に土足で入らない寛容さは意識しましょう。

心理テストにハマる人ほど要注意の人間関係の構築

　人間の特性として注意したいのが、目の前の人間とのコミュニケーションは取らない人で、第三者による分析ツールは信じ込んでしまう人がいる場合は、コミュニケーションが取れなくなってしまう可能性があります。こうした人は、何か一つ相手の挙動で「違和感」が見えると、過去の経験に照らして相手を決めつけてしまいます。「〇〇する人は××だ。」は高確率でズレているので注意しましょう。

心理テストはあくまで、自己分析のきっかけ

　心理テストや分析シートというのは、結果を見て実際の自分が本当にそうかどうかを考えていくツールです。自己評価の仕方が変わると同じ心理テストでも結果は変わってきます。それよりも相手の発言や価値観から直接相手のことを伺ってしまったほうが早いですので、相手のことについてはきちんとコミュニケーションをとって確認していきましょう。

急がば回れ

結婚生活をうまく回していける人は、落ち着いて一つずつ積み上げていける人です。相手のことをよく知らないのに、「好きですか？どうですか？」と相手に聞かれても、そもそもまだそこまでイメージできていませんと返答に困ってしまうこともあります。婚活は、急がば回れの気持ちを忘れずに、相手と交流する余裕を意識しましょう。

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