インスタグラムのフォロワー数が240万人(2024年9月時点)を誇る、柴犬界のレジェンド「柴犬まる」。今でこそ動画配信などで多くのアイドル的わんこやにゃんこが誕生しているが、柴犬まるこそその先駆けといえるのではないだろうか。柴犬まるは2024年1月にお空組に進級したが、今も世界中の人に愛されている。そんな柴犬まるへの愛を思いきり表現できる、ファンによるファンのためのアート展がこの10月に開催されることになり、特典付きの入場料事前販売が開始された。

場所はこれまでにも3回柴犬まる展を開催している、ファンにはおなじみの東京・文京区千駄木の「White Gallery」。根津にある柴犬まるグッズ直営店「GALLERY MARUSAN」にも徒歩圏内のため谷根千（谷中、根津、千駄木）の街を散策するのもおすすめである。

柴犬まるファンアート展とは！？

そもそも「ファンアート展」とはなんだろう？と思う人もいるだろう。ファンアートとは本来他者が創作したキャラクターや、世界観などの作品を元にして制作した作品の総称で「二次創作」と同じような意味がある。アイドルや二次元の登場人物をテーマにしたファンアート展は盛んに開催されている。

お空組とはいえ「実在する柴犬」をテーマにしたファンアート展というのは、世界的に見ても稀なことだろう。そんな柴犬まるのファンアート展の構想は実は2023年からあったという。White Galleryでの柴犬まる展は2021年より始まっているが、3回目の開催の企画をしている段階から「次回の柴犬まる展はここ最近の展示会とは、まったく違うものにしてみたい」と企画担当者は考えていたそうだ。

毎年テーマを設けて開催した2021～2023年発売の柴犬まる展パンフレット

なんとなくまだ形になっていない段階だったがそれが「ファンアート展」につながるのは、開けて2024年1月のことだった。柴犬まるは16歳と81日でお空組に進級し、そのニュースは日本中そして世界中を駆け巡った。根津の直営店「GALLERY MARUSAN」には連日たくさんの花が届けられ、多くの柴犬まるファンの方が足を運んでくれた。「みんなさみしいはずなのに笑顔でそれぞれの思いや柴犬まるとの思い出を語ってくれました。まるちゃんありがとう！とお礼を言ってくださる方もたくさんいらっしゃいました。」「私の知らないまるのエピソードも教えてくださったり、写真を見せてくださったりしてこちらもうれしくなりました。」と話すのは実際に店舗で対応していたスタッフたちだ。

「こんなあたたかくてま～るい笑顔の空間をファンの人と一緒に作りたい。ファンの方のそれぞれの思い出や気持ちを、みんなで共有する場所を作りたい。」そんな想いから、まさにファンによるファンのためのファンアート展を作りたい、という衝動に駆られたのだ。

柴犬まる展ファンアート展　絶賛作品募集中！

今回の展示は4部門に構成されていて、それぞれ好きな部門の中から「柴犬まる愛」をテーマにした作品を募集している。とっておきのツーショット写真でもよし、柴犬まるに向けた手紙やポエム、イラストやぬいぐるみでも、あなたのまるを送ってほしいと楽しみに待っているのだが実は期待していた以上に作品がまだ集まっていないという。

企画担当者は語りかける。「ファンの方はハードルが高いと感じているのでしょうか。柴犬まるには上下や優劣という概念はありませんし、順位を付けるものでもありません。柴犬まるに向けた思いを形にしていただけたら、それだけで十分です。そもそもこの企画は、根津のギャラリーに来てくれたたくさんのお客様がまるのことを語って聞かせてくれたそのものを【形】にすること、そして誰かの思い出を自分の思い出のように共有してほしい、ということから始まりました。私の気持ちはまるにだけ届けばいいということではなく、そして誰かに見せるのが恥ずかしいという気持ちの場所には柴犬まるは来てくれません。柴犬まるが微笑むのは、誰かが誰かの思い出を知り、共通の思い出を持つことで生まれる安心感が生まれる場所、心です。」

今こそ体感しよう！「わけわけの精神」とは

柴犬まるがずっと大切にしていることは「わけわけの精神」だという。それは「おいしいもの、たのしいこと、うれしいことはみんなで分け合い、共有するほうがハッピーな気持ちが2倍になるよ♪」という気持ちだ。柴犬まるファンアート展では、いろいろな人の優しい気持ちや楽しい思い出が集まることだろう。会場に足を運ぶことももちろんだが、それぞれの「私のまる」を作品提供で参画することは、柴犬まるのわけわけの精神を自ら体感することになると信じている。柴犬まるはポジティブで一歩を踏み出す人間が大好きだ。みんなからの元気玉（作品）をのぞんでいるにちがいない。

入場予約スタート！！事前購入でいいことあるYO！

柴犬まるファンアート展は入場料300円の有料イベントとなる。柴犬まる展がWhiteGalleryで開催時に有料となるのも初の試みだが、これは今までとは何かが違う、というメッセージを受け取ってほしいという思いから、今回「有料イベント」に踏み切った。ファンの方から預かった大切な作品をリスペクトを込めてきちんと管理し展示するためでもあるという。

当日購入も可能だが、通販サイト「MARUTARO SHOP」にて事前購入することでうれしい特典があるという。事前購入の方に渡されるノベルティのコースターは、なんと日にちによって柄が違う。日付も入っているので来場の良い記念になることだろう。柴犬まるの誕生日である10月20日は日曜日にあたるので、この日は相当の混雑が予想されるが是非ともこの日のみでなく、何度も足を運んでみてほしい。

※特典のお渡しは事前購入し、かつ来場された方に限ります

※当日購入の場合、お渡しはありませんのでご注意ください

ついに解禁！柴犬まる初のフォトアルバム！

初めての開催となる柴犬まるファンアート展だが、今回もう一つ「初めて」のものが会場に登場する！それは柴犬まるのフォトアルバムだ。これまでパンフレットや本などはあったが、写真をメインにしたフォトアルバムは初となる。装丁は絵本のようにしっかり厚みがあり、大事に保管できるようにケースも付いている本格的な写真集で、柴犬まるの色々な姿が収められている。ページをめくるごとに柴犬まるのような「ま～るい気持ち」になれるようなフォトアルバムだ。ときどきまるからのメッセージも載っている。そしてまるパパこと小野 慎二郎氏によるメッセージもあとがきとして掲載されている。こちらも必見だ。

現段階では、現在全国ツアー中の柴犬まる展のような巡回展の予定はない。そのため、本記事のタイトル通り最初で最後かもしれないというのでこれはなんとしてでも必見であろう！「私も参加したんだYO！」と後世に自慢するためにも？是非ファンアート展に気持ちをぶつけてみてはどうだろうか。かくいう筆者も何かしらの作品を応募しようと決めたところだ。

◆柴犬まるファンアート展についてのお問い合わせは、[お問い合わせフォーム]をご利用ください。
※会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

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◆ベビーまるカステラ事業部

info@bloomax@co.jp

bloomax 株式会社（東京都文京区）：世界中で愛されている「柴犬まる」のグッズを手掛ける。東京・文京区根津のグッズ直営店では2023年からまるを型取った「ベビーまるカステラ」を販売。ヒト用だけでなくわんこ用のカステラも好評で、遠方からその味を求めてお客様がやってくるほどの人気。通販MARUTARO SHOPでもカステラを販売中。