【9/13刊行記念イベント】『日本人が学ぶべき 西洋哲学入門 なぜ、彼らはそう考えるのか?』刊行

TAC株式会社

2024.08.29 11:30

ジェイソン・モーガンと茂木誠による、世界の見方を一変させる哲学対談

この度、TAC株式会社 出版事業部(TAC出版)は、新刊『日本人が学ぶべき 西洋哲学入門 なぜ、彼らはそう考えるのか?』を9月4日(水)に発売いたします。

本書は、アメリカ人歴史学者で哲学にも造詣の深いジェイソン・モーガンとベストセラー作家・茂木誠による西洋哲学入門書です。哲学・歴史に詳しい著者二人が古代ギリシアから現代までの歴史を重要な哲学者・概念とともに辿り、西洋哲学をわかりやすく解説します。

西洋哲学は、日本では馴染みが薄いものの、21世紀の世界――特に宗教、科学、文化に深い影響を与えています。しかし、私たち日本人はその本質である西洋人の考え方を十分に理解してきたのでしょうか。世界が分断、混乱する今こそ、人間社会を読み解く新たな力が必要です。本書を通じて、西洋哲学を自らの知識として吸収し、学校では教えない教養を身につけませんか。

『日本人が学ぶべき 西洋哲学入門 なぜ、彼らはそう考えるのか?』

著者:ジェイソン・モーガン、茂木誠
定価:2,090円(10%税込)
判型:四六判
ページ数:352
ISBN:978-4-300-10777-5
発売:2024年9月4日(水)
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4300107777
※電子版もご用意しています。

著者プロフィール

ジェイソン・モーガン

麗澤大学准教授・モラロジー道徳教育財団道徳科学研究所客員研究員。1977年アメリカ合衆国ルイジアナ州生まれ。テネシー大学チャタヌーガ校で歴史学を専攻後、名古屋外国語大学、名古屋大学大学院、中国昆明市の雲南大学に留学。その後ハワイ大学の大学院で、東アジア学、特に中国史を専門に研究。2014~2015年フルブライト研究者として早稲田大学大学院法務研究科で研究。2016年ウィスコンシン大学で博士号を取得。2022年Holy Apostles College and Seminaryから修士号(キリスト教哲学)を取得。一般社団法人日本戦略研究フォーラム上席研究員を経て、2020年4月より現職。著書に『バチカンの狂気』(ビジネス社)、『LGBTの語られざるリアル』(ビジネス社・共著)、『アメリカはなぜ日本を見下すのか?』『リベラルに支配されたアメリカの末路』(ワニブックス)、『アフリカとアメリカ、ふたつの視点 思いもよらない日本の見かた』(育鵬社)、『日本が好きだから言わせてもらいます』(モラロジー道徳教育財団)などがある。

茂木誠(もぎ・まこと)

作家、予備校講師、歴史系YouTuber。駿台予備学校、ネット配信のN予備校で世界史担当。『世界史で学べ!地政学』(祥伝社)、『超日本史』(KADOKAWA)、『「戦争と平和」の世界史』(TAC)、『「保守」って何?』(祥伝社)、『グローバリストの近現代史』(ビジネス社・共著)、『「リベラル」の正体』(WAC出版・共著)、『ジオ・ヒストリア』(笠間書院)、『ニュースの“なぜ?”は地政学に学べ』(SB新書)、『日本とユダヤの古代史&世界史』(ワニブックス・共著)、『“いまの世界”がわかる哲学&近現代史』(マガジンハウス・共著)、『政治思想マトリックス』『日本思想史マトリックス』(PHP)、『日本人が知らない!世界史の原理』(ビジネス社・共著)など著書多数。YouTubeもぎせかチャンネルで発信中。

目次(一部)

はじめに

第1章 古代ギリシアの哲学
哲学者の敵は詩人だった!?/哲学は宗教を否定したのか?/完全性と宣教主義が西洋のDNAを支えている/ピタゴラスの思想はGAFAにつながる/「人間は万物の尺度」という名言の本当の意味/世界の歴史は民主主義と独裁の繰り返し など

第2章 ヘレニズムとローマの哲学
ストア派とエピクロス/古代ローマ人と中世日本人の死生観は類似している/新プラトン主義のプロティノスは西洋版仏教ガイド/聖アウグスティヌスに大きな影響を与えたマニ教/マニ教の善悪二元論がキリスト教を一変させた

第3章 中世の哲学
唯名論の祖、アベラールの数奇な人生/唯名論VS実在論――普遍論争が後世に与えた影響/ドゥーギンによる「唯名論=西洋の病」論/『神学大全』は唯名論と実在論の調和を目指した など

第4章 近世の哲学
本当は恐ろしいルターの宗教改革/カルヴァンが資本主義の道徳を生んだ/いまのアメリカはカルヴァン主義ピューリタン帝国/カルヴァン主義のクロムウェルが欧米を狂わせた/戦国時代の日本と修道会/現世はデカルトの設計主義でできている など

第5章 近代の哲学
理性の限界と道徳を追求したカント/啓蒙思想家を代表するヴォルテール/ホッブズ――個人の誕生と神の死/アメリカ独立宣言、日本国憲法に潜むロックの思想/啓蒙思想は世界に悲惨をもたらした/ベンサムの「最大多数の最大幸福」は民主主義の理想!? など

第6章 現代の哲学
「西欧近代」の経済と道徳を打ち立てたアダム・スミス/巨人ハイエクの『隷属への道』を日本人は知るべき/ハイデガーの存在論と京都学派/全体主義を分岐した俊英ハンナ・アーレント/ウクライナ戦争は啓蒙主義のハルマゲドン など

おわりに

【刊行記念セミナー+サイン会】日本人が学ぶべき西洋哲学入門

▼イベント内容
日程:2024年9月13日(金)18:30~21:00 ※開場:17:30
会場:TAC渋谷校
登壇者:ジェイソン・モーガン、茂木誠
参加費:3,000円(税込)※セミナー参加料金・書籍料金を含みます。お支払方法は現金のみです。

セミナーでは質疑応答を行います。ご質問は茂木誠氏のYouTube「もぎせかチャンネル」にて募集いたします。

▼詳細・お申込みはこちら
https://www.tac-school.co.jp/tacmap/sibuya/event20240913.html

会社概要

会社名:TAC株式会社
代表者:代表取締役社長 多田 敏男
設立:1980年12月
事業内容:個人教育事業、法人研修事業、出版事業、人材事業
本社:〒101-8383 東京都千代田区神田三崎町3-2-18

TAC株式会社 出版事業部(TAC出版)
出版事業部では、資格書を中⼼にビジネス書や旅⾏ガイド書などの出版物を刊⾏しています。
■TAC出版サイト:https://tacpub.jp/

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