認知症当事者とつくる、誰もが生きやすい社会を目指して 経済産業省「オレンジイノベーション・プロジェクト」に参画

株式会社ルネサンス

2024.08.22 11:00

株式会社ルネサンス(代表取締役社長執行役員:岡本 利治、本社:東京都墨田区、以下「当社」)は、 経済産業省「令和6年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(地域におけるヘルスケア産業推進事業)」の一環である「オレンジイノベーション・プロジェクト」の当事者参画型開発 実践企業の第二期公募に応募し、採択されましたことをお知らせいたします。 当社は、本プロジェクトへの参画を通して、認知症になっても自分らしく暮らし続けることができる「共生」社会の実現を目指し、認知症当事者の皆様やご家族の声を反映した、健康サービスの創出に取り組んでまいります。

■「オレンジイノベーション・プロジェクト」概要

認知症の人の数は、2040年には584.2万人に達し、65歳以上の高齢者の6.7人に1人を占めると推計されています。認知症になっても住み慣れた地域 で自分らしく暮らし続けるためには、身の回りや困りごとをサポートする製品・ サービスが使いやすく充実していることが求められますが、今のところ十分提供されているとは言えません。一つの要因として、認知症当事者のニーズや声が、開発を行う企業に届いていないことが考えられます。

そこで注目されるのが、認知症当事者が企業の開発プロセスに「参画」し、企業とともに新しい価値を生み出す「共創」を行う「当事者参画型開発」です。
「オレンジイノベーション・プロジェクト」では、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる「共生」社会の実現を目指し、認知症の人が主体的に企業や社会等と関わり、認知症当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行う「当事者参画型開発」の普及と、その持続的な仕組みの実現に向けた取組を推進しています。

オレンジイノベーション・プロジェクト https://dementia-pr.com/

■本プロジェクトでの当社の取組み

当社は、約400の介護施設で実践されている、自社開発の脳活性化メソッド「シナプソロジー®」をはじめ、介護リハビリ事業で理学療法士等により開発された様々な機能改善プログラムの実施や、全国200自治体から3,000以上の介護予防教室を受託してまいりました。これらのプログラムや指導ノウハウを生かし、高齢者が直面する様々な課題解決に取り組んでいます。

今回の参画により、認知症や軽度認知障害の皆様やご家族等のお声を反映させた健康教室やプログラム等を共創し実施することで、認知症になっても自分らしく暮らし続けることができる「共生」社会の実現を目指したいと考えております。

■脳活性化メソッド「シナプソロジー®」について

「シナプソロジー®」は、じゃんけん・ボール回しといった基本動作に対し、感覚器を通じて入る刺激や、認知機能に対する刺激を変化させ続け、その刺激に対して反応する事で、脳を活性化させていくメソッドです。
できること(習得)を目的とせず、できないことに対応する状態を作り出すことで脳機能の向上を図ります。
現在、介護サービス事業、介護予防教室、企業の健康経営、ドラッグストア・薬局による地域の健康づくり、教育分野、アスリートのパフォーマンス向上等、様々な分野で活用されています。

ホームページ http://synapsology.com

※シナプソロジー、シナプソロジーロゴ、SYNAPSOLOGYは、株式会社ルネサンスの登録商標です。

■介護リハビリ事業の機能改善プログラムについて

リハビリや運動の専門家による運動機能改善を目的とするリハビリトレーニングを提供します。「歩く」などの日常的な動作につながるトレーニングで、より楽しく元気に活動できる身体を作ります。着実に「自分で出来る」ことが増える喜びを感じていただけるよう、ご利用者やご家族の皆様をサポートしています。

ホームページ https://kaigo.s-re.jp/kg/genki/program/

■関連リンク

ルネサンス ヘルスケア事業サービスサイト
地域の健康づくり https://rena-bg.s-re.jp/service/community
高齢者の健康づくりをサポート https://rena-bg.s-re.jp/rena_kaigoyobou

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