学校の先生向けのオンラインカウンセリングサービス 「先生がほっとできる場所『ともるば』」8月25日から 毎月開催
これまで教員支援を行ってきたNPO法人教員支援T-KNIT(所在地:茨城県笠間市、代表:塩畑 貴志)が、看護師・心理士、作業療法士、精神科医で構成される団体、一般社団法人COMHCaとともに、先生向けのオンラインカウンセリングサービスを2024年8月25日(土)から、月1回開催していきます。 教員の精神疾患による休職者数は年々増加し、文部科学省の報告では2022年、6500人を超える教職員が休職しているとされています。このような状況の中、メンタルヘルスの専門職と協働し、先生方が安心して悩みを相談できる場所を開催し、先生方を支援します。
先生の心は悲鳴を上げてます
2023年に発表された日本教職員組合「2023年学校現場の働き方改革に関する意識調査」では、公立学校の教員の実質的な残業時間が月96時間以上になっていることを明らかにしています。メンタルヘルスに関する状況もかなり深刻であり、文部科学省「令和4年度公立小学校教員の人事行政状況調査」によると、教員の精神疾患による休職者数は年々増加し、2022年には、6500人を超える教職員が休職していると報告しています。
しかし、先生方は誰かにSOSを出すことはできません。
先生は勉強だけを見るのではなく、子供たちの心身の健康や安全を守るという職務があります。そのため、気が休まる暇はありません。保護者の対応、事務処理など、先生としての勉強の時間もとることができず、仕事の質の低下を招いています。子供たちの未来に関わる仕事をしたいと教職についたにも関わらず、それが叶わず、先生方は悩み、疲弊しています。
T-KNITでは、この現状を少しでも変えたいと思い、メンタルヘルス専門職とともに、先生方が安心して悩みを話せる場所を月1回開催することにしました。また、要望があれば別途個別相談にも申し込めるようになっています。
今後の日程はホームページ、メールマガジンなどで告知されます。
NPO法人教員支援ネットワークT-KNITのHP:https://t-knit.or.jp/
【開催概要】
イベント名称 :先生がほっとできる場所「ともるば」
開催期間 :2025年8月25日(土)から月1回開催
開催場所 :オンライン(zoom)
参加費 :1000円
申し込み :peatix
『ともるば』の特徴
全国どこからでも参加できる
『ともるば』はオンラインで開催します。そのため、全国から参加することができます。また、開催時刻も土日夜の開催となっているため、忙しい先生方でも参加しやすくなっています。
メンタルヘルス専門職が協働する
『ともるば』には毎回、精神科医、作業療法士といったメンタルヘルス専門職が参加します。『ともるば』はグループで対話をする、という形式をとっていますが、専門職が同席するため、先生方の心の状況を見ながら、細やかなフォローができます。また、必要に応じて専門的なアドバイスも行うことができます。
作業療法士 真嶋信二
精神科医 松本衣美
教員支援に長けたT-KNITメンバーも同席
先生方が安心して話をするためには、「先生特有の悩みに精通した」メンバーがいることが重要と考えています。
T-KNITはこれまでの10年の活動の中で、数多くの教員支援を行ってきました。その知見を活かし、『ともるば』でも先生の悩みに寄り添いたいと考えています。
NPO法人教員支援T-KNIT:https://t-knit.or.jp/
一般社団法人COMHCa:https://comhca.org/
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