プレ博2024 第3弾 高校生がコーヒーで起業!マウンテンコーヒー×桜花学園高校の挑戦
フェアトレードの商品の企画・販売に高校生が挑む!
桜花学園高等学校・国際キャリアコースの「Coffee Project」が株式会社MieuxX(ミューズ)として事業化。授業の枠組みから一歩前進し事業化することで、活動資金の確保や継続的な支援活動の維持など、これまでの活動がどのように変化していくのか。起業家を育てるプログラムとしても注目される「Coffee Project」をご紹介する企画です。
名古屋市昭和区にある桜花学園高等学校には、フェアトレードコーヒーをテーマにした「Coffee Project」という授業での取り組み(総合的な探究の時間:Global Research)があります。「Coffee Project」ではコーヒー生産者を取り巻く医療や環境、女性の地位向上などさまざまな問題に挑むため、その地域の生産者が置かれた状況やコーヒーについて学びを深め、自ら商品化したフェアトレードコーヒーを販売する取り組みを2021年度から続けてきました。
そして2024年、さらなる活動の飛躍を求め、教員が代表取締役、マウンテンコーヒーの岩山隆司氏が取締役、生徒6人が執行役員であるCEOやCOOとなり株式会社MieuxX(ミューズ)として事業化。生徒らは株を購入するかたちで出資し、社員として生徒全体で商品開発やイベント運営を行っていきます。
授業の枠組みから一歩前進し事業化することで、活動資金の確保や継続的な支援活動の維持など、これまでの活動がどのように変化していくのか。起業家を育てるプログラムとしても注目される「Coffee Project」をご紹介する企画です。
こんな人におすすめ
・コーヒーの企業の興味がある
・「Coffee Project」をもっと深く知りたい
・珈琲博覧日での高校生たちの活動が気になっていた
・ふだんコーヒーに親しむ機会が少ない高校生たちが作るコーヒーに興味がある
・生産者と適正な価格で取引するフェアトレードに関心がある
・コーヒー生産国の実情を知り、私たちが何ができるのか知りたい
・高校生のプレゼンテーションを聴きたい
プレ博2024 第3弾
高校生がコーヒーで起業!マウンテンコーヒー×桜花学園高校の挑戦
2024.9.7(土)10:00-12:00
◉参加費:2,000円(税込)※Peatixで事前申込み/お支払いは当日現金払いでお願いします。
◉定 員:20名/開始30分前より受付開始
◉会 場:FabCafe Nagoya
◉試飲:Coffee Projectで選んだブルンジのコーヒーを生徒たちがドリップします。
◉お土産:Coffee Projectから生まれた『Burundi -Izuba-』ドリップバッグ
◉会場で『Burundi -Izuba-』ドリップバッグを販売します。
予定プログラム
1)桜花学園高等学校 国際キャリアコースと「総合的な探究の時間」(Global Research)について
2)Coffee Projectの取り組み紹介
3)マウンテンコーヒー・岩山氏が語るCoffee Projectへの想い
4)ゼンショーホールディングスが取り組むフェアトレードについて
5)コーヒー生産国の課題を学び、コーヒーバッグとして商品化
6)実際に選んだブルンジのコーヒーをドリップ&試飲
7)MieuxX(株式会社ミューズ)設立の経緯とこれからのチャレンジ
8)桜花学園高校OBからのメッセージ
9)質疑応答
桜花学園高等学校 国際キャリアコースと「総合的な探究の時間」(Global Research)について
国際キャリアコース独自のGR(グローバルリサーチ)という授業では、プレゼンテーションの技術を身につけ、「キャリア甲子園」や「Coffee Project」、「SDGs探究プロジェクト」など答えのない課題に取り組み思考力を鍛えます。
コーヒーの基礎知識・フェアトレードについて学びを深める
国際キャリアコース2年でスタートする「Coffee Project」は、マウンテンコーヒー株式会社の岩山氏によるコーヒーについての講義からはじまります。コーヒー豆が生産され私たちの手元に届くまでのプロセスをはじめ、地域を大切にしながらグローバルな視点で取り組む姿に生徒たちは何を感じ取り、どのように形にしていくのか楽しみになる講義です。
ゼンショーフェアトレードの取り組み【ブルンジ】
ゼンショーホールディングスは、アジア、中南米、アフリカにある計20ヶ国で直接提携型フェアトレードに取り組んでいます。ブルンジの女性生産者組合とは2012年からフェアトレードの取り組みを開始。現地では社会開発資金を使用し、紛争未亡人の女性生産者を中心に、ラジオを備え付けたソーラーパネルキットを配布しています。現地の実情に合った支援活動と、フェアトレードによる継続的な取り組みのお話を生徒たちは真剣な眼差しで聞き入り、講義の後も活発に質問を投げかけていました。
コーヒープロジェクトから生まれたコーヒーバッグ
今年のコーヒープロジェクトは、ブルンジの人々の生活をより良くするために、ブルンジのコーヒー豆を選出。ソーラーパネルの設置を通して支援の輪を広げるため、全員でデザインを考え、パッケージが完成しました。商品名の『Izuba』はルワンダやブルンジの言葉で「太陽」。太陽の恵みを届けるという意味を込めて名付けました。
プレ博では生徒たちが選んだブルンジコーヒーを自らの手でドリップして提供。さらに、完成したドリップバッグをお土産としてお持ち帰りいただきます。
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