“夏季休暇の予算”は20,000円未満が6割超で昨年より縮小傾向に!混雑が原因か!?「連休はうれしくない」という人が昨年より1割増加
株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®(以下、POB)」の会員3,003人を対象に、2023年に引き続き「お盆休み・夏季休暇に関する調査」を実施致しました。
続く物価上昇やインバウンド増加が叫ばれる中、それらが夏季休暇(お盆休み)を過ごす上でどのような影響を与えているのか、連休の取得予定日数や過ごし方などを調査し、昨年の調査と比較検証しました。
《調査サマリー》
・連休取得の予定日数は「9連休」が12.5%で最多に!一方で「連休はない」が昨年より6%増加
・夏季休暇を“うれしい”と感じている人は56.2%で2023年の67.0%から10%のマイナス
・連休がうれしい理由は「家族と過ごす時間が増えるから」うれしくない理由は「どこにいっても混雑」
・連休の過ごし方は「何もせずゆっくり」が45.1%(昨年比+4.3%)で2年連続最多に
・夏季休暇の予算は5,000円未満が29.4%で最多に!20,000円以上は軒並み減少し予算は縮小傾向
・夏季休暇に向け購入を検討しているものは「贈答用のお菓子・食品」が11.3%(昨年比+6%)で最多
連休取得の予定日数は「9連休」が12.5%で最多に!一方で「連休はない」が昨年より6%増加
回答者の中で会社に勤めの1,501人を対象に「夏季休暇(お盆)の連休取得予定」を調査しました。最も多かったのは「9連休(12.5%)」となり、次いで「5連休(11.3%)」「3連休(11.0%)」と続きました。2023年の調査では最も多かった5連休は16.6%から11.3%に減少し、また「連休はない」と回答した人が2023年の24.3%から30.3%に増加しています(図表1)。
夏季休暇を“うれしい”と感じている人は56.2%で2023年(67%)から10%減
「夏季休暇(お盆)をどう感じているのか」を調査しました。「とてもうれしい(20.2%)」「ややうれしい(36.0%)」を合わせ、うれしいと感じている人が56.2%で過半数を超えましたが、2023年と比較すると10%以上減少しています。昨年は新型コロナウイルスが5類に移行した後の最初の夏季休暇であったため、期待感からうれしいと感じた人が多く、今年はその反動で減少している可能性が考えられます(図表2)。
夏季休暇がうれしい理由は「家族と過ごす時間が増えるから」が42.2%(昨年比+15.2%)で最多
夏季休暇(お盆)がうれしいと回答した人に理由を尋ねたところ「家族と過ごす時間が増えるから(42.2%)」が最多で、2023年より15.2%増となりました。「ゆっくりと身体を休めることができるから」も40.2%と多く回答されていますが、やや減少しています。新型コロナ関連の制限緩和も21.4%と大幅に減少しており、新型コロナの影響を懸念している人が減っている様子がわかります(図表3)。
夏季休暇がうれしくない理由は「どこにいっても混雑しそう」が32.3%(昨年比+3.8%)で最多
夏季休暇(お盆)がうれしくないと回答した人を対象に理由を尋ねたところ「どこに行っても混雑しそうだから(32.3%)」が最多となり、2023年より3.8%増という結果となりました。「交通が混雑するから(22.5%)」も同様に2.9%増となっており、個別のコメントでも「インバウンド増加でどこも混みそうなので外出は控える」といった趣旨のものが多数あげられていました(図表4)。
夏季休暇の過ごし方は「何もせずゆっくり」が45.1%(昨年比+4.3%)で2年連続最多に
「夏季休暇(お盆)の過ごし方」を調査したところ、2023年と同様に「何もせずゆっくり過ごす(45.1%)」が最多となり、4.3%増加しています。2023年と比べて全体的に数値が上昇しており、大型連休に向けて予定を立てている人、時間の使い方を決めている人が多いことがわかります(図表5)。
夏季休暇の予算は5,000円未満が29.4%で最多に!20,000円以上は軒並み減少し、予算は縮小傾向
「夏季休暇(お盆)の予算」を調査したところ、最も多い回答は「5,000円未満(29.6%)」となり、2023年よりも6.0%増となりました。2023年と比較して20,000円未満が増加している一方で、20,000円以上は軒並み減少しており、物価高の影響もあってか、2024年の連休に向けた予算は縮小傾向にあるようです(図表6)。
夏季休暇に向け購入を検討しているものは「贈答用のお菓子・食品」が11.3%(昨年比+6%)で最多
「夏季休暇(お盆)に向けて購入を検討しているもの」を調査したところ「贈答用のお菓子・食品(11.3%)」が最多で、2023年から6.0%増加しています。UV関連・日焼け止め、熱中症予防対策商品、虫よけ関連などが昨年から3~6%増加しているのをはじめ、全体的に上昇している傾向がみられます(図表7)。
調査期間:2024年7月11日~7月14日
調査対象:mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員(POB会員)
20代~50代のPOB会員(平均年齢46.2歳)
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3,003件)
消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」
国内最大級の消費者購買DBを活用し、メーカーや小売りなどのマーケティングを支援するサービスです。レシートに記載された購買情報を活用しているため、POSやID-POSデータで開示されていない小売りチェーンのデータや、個のユーザー(シングルソース)に紐づいた、業態を横断した購買行動や併売商品など断続的な購買行動を把握できます。
Point of BuyⓇ:https://www.mitoriz.co.jp/lp/pob/
サービスページ:https://www.mitoriz.co.jp/business/service/digitalmarketing-multi-idpos/
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【会社概要】
会社名:株式会社mitoriz
本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年 7 月 / 資本金 :1億円
代表取締役社長 :木名瀬 博
HP :https://www.mitoriz.co.jp/
全国の主婦を中心とした60万人を超える登録スタッフネットワーク(アンケート会員含む)を活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など227,537店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。
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