「ゴルゴンゾーラ」はなぜ魔王みたいな名前に聞こえるのか?【書籍】言語の世界を冒険する入門書『言語学クエスト』発売!

株式会社彩図社

2024.07.29 00:00

チャンネル登録者数14万人! ことばの不思議を探求する人気YouTuber「ことラボ」が初の書籍を発表!

株式会社彩図社(本社所在地:東京都豊島区、代表取締役:山田有司)は、2024年7月29日より【書籍】『言語学クエスト ~ことばの世界をめぐる冒険~』(ことラボ りょ著、定価:本体1600円+税10%)を発売いたします。


内容紹介

ゆる言語学ラジオ 水野太貴さん推薦!

「 日本語は非論理的? 最近の言葉は乱れている?
  気になったあなたは、すでに冒険の第一歩を踏み出している! 」

 

――これは、ことばの世界をめぐる知的冒険。


言語は魔法のようなものです。
目には見えない考えや気持ちを、音にして互いに伝え合うことができる。文字を使えば、時代や場所を超えた意思疎通すらできる。そんな言語を形作っているのは、一体どのような仕組みなのでしょうか?

本書のタイトルにもなっている「クエスト(quest)」は英語で「探求」を意味し、ロールプレイングゲームでは冒険の意味合いで使われることもあります。その語源はラテン語のquaerere(探し求める)。これは「問い」を意味する英語のquestionの語源でもあります。
本書は32の問いからなる、ことばの謎を探求する冒険の書です。

この探求の先には何が待っているのでしょうか?
言語への理解を深めることで、文章やコミュニケーションのスキルレベルがアップする、というのはあるかもしれません。しかし真のゴールとは、言語の先に広がるより大きな世界を見つけることです。

本クエストを進めるにあたって、専門的な予備知識といった大層な装備は必要ありません。
さあ、「言語学クエスト」を始めましょう!

 

目次

Chapter 1 音の草原
ゴルゴンゾーラはなぜ「強そう」に聞こえる?/「ん」の発音は6種類ある!?/回転寿司はなぜ「すし」じゃなくて「ずし」になる?/オノマトペは「音真似」?/RとLの区別はなぜ難しい?

Chapter 2 意味の迷宮
そもそも単語の「意味」ってなんだ?/辞書に載っている意味は本当に正しい?/ことばの意味はどう変わっていく?/「先」って過去なの? 未来なの?/子どもはどうやってことばの意味を学ぶの?/単語の意味は計算できる!?

Chapter 3 コミュニケーションの城
どうして遠回しなことばが存在するの?/なぜ漫画の中国人は「~アルヨ」としゃべるの?/日本語の一人称はなぜたくさんあるの?/なぜカタカナ語をたくさん使いたがる人がいるの?/どうしてエッチなことばはタブーなの?/間違った敬語は本当に「間違い」なの?

Chapter 4 日本語の島
日本語にはなぜ文字が3種類あるの?/「あいうえお」順はどこから来たの?/日本語から漢字がなくなったら?/日本語は本当に特殊な言語?/日本語って本当に「乱れ」ているの?

Chapter 5 異言語の大陸
英語は論理的、日本語は非論理的!?/外国語でしゃべると性格が変わる?/外国語に翻訳できないことばがある?/世界に言語はいくつある?/手話って言語なの?

Chapter 6 人ならざる者の世界
動物たちにことばはあるの?/動物は人間のことばをしゃべれる?/ペットは飼い主のことばを理解しているの?/AIはことばを理解しているの?/どうやったら宇宙人とコミュニケーションできる?

 

著者紹介

ことラボ りょ
ことばの不思議を探究していくYouTubeチャンネル「ことラボ」を運営。東京大学大学院情報理工学系研究科卒業。博士(情報理工学)。平日は自然言語処理の研究開発に従事。人間の言語やコンピュータの言語と格闘する日々を送る。

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