フルリモートワークにおけるコミュニケーション

株式会社エグゼクティブは、2020年7⽉から永続的なフルリモートワークに移⾏、社員は全国各地から勤務しています。

オンラインでのコミュニケーションが前提となるため、まるでオフィスで⼀緒に仕事をしているかのように円滑なコミュニケーションを図るために、ビジネスチャットやオンラインビデオツールを活⽤しています。

株式会社エグゼクティブで働く社員たち

約7割はフルリモートワーク移行前に入社した社員で、出社とリモートワークの両方を経験しています。残りの約3割はフルリモートワーク移行後に入社した社員で、入社時からフルリモートでの働き方が当たり前になっています。

フルリモートワークにおける、業務効率化のための社員アイデア

通常は案件チームごとに業務を共有・遂行していますが、フルリモートワーク移行後に入社した社員から「同じ案件チームではないメンバーとも、オンライン上で業務を共有する時間を設けたい。」というアイデアが出ました。

アイデアを出した社員について

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アイデア発案者：営業部Nさん
入社3年目、フルリモートワーク移行後にオンラン採用を経て入社
所属：営業部（マーケティング&セールス）
仕事内容: クライアント企業の営業活動支援
働き方：フルタイム75  週4日勤務（9:00〜17:30）

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＜インタビュー＞

―アイデアが生まれたきっかけ

私はフルリモートワーク移行後の入社のため、同じ時間、同じ場所に出社して仕事をするということを経験していません。

案件チームメンバーとはオンラインビデオツールで顔を見ながら同じ時間に架電したり、チャットでやりとりをしたりと、密にコミュニケーションを取りながら問題なく業務を進めていますが、ふと、他の案件チームメンバーや、先に入社した先輩方の業務の進め方が気になるようになりました。

自分自身が業務に慣れてきたため、もっと色んなことを吸収し、自分の引き出しを増やしたいと思ったことがきっかけです。
もし出社していたら、自由に席を移動して聞きに行けたのかもしれない、と。

また、私と同じように、フルリモートワーク移行後に入社した方も数名いるので、同じ悩みを持っているかもしれないと思いました。

―アイデアを思いついてからの行動

社長を含め、周りの数名にアイデアを伝えました。

すると「いいね！すぐ試してみよう。」と言ってもらえたので、社内チャットで「毎週月曜日の14時、案件チームメーンバーを超えて、業務を共有する時間を作りましょう！」と全社員に向けて発信しました。
各自の業務スケジュールもありますので、全員参加ではなく自由参加にしました。

―アイデアの実行

毎週月曜日の14時から1時間ほど、ランダムに構成されたメンバーと、オンラインビデオツールで画面も音声もオンにした状態で業務を遂行します。
時にはメンバーの業務に耳を傾けたり、メンバーに質問をしたりすることができます。

―アイデアを実行した結果

率直に、実行してとても良かったと思っています。

参加したメンバーから
・いつもは業務で関わりの少ないメンバーの課題や、課題に対する解決方法を知ることができました。
・先輩の業務の進め方を聞いて、なるほど、と思うことがあり、自分の業務の手助けになっています。
・その時間に架電してアポイントを獲得した時は、一緒に喜んでもらえて、とても嬉しかったし、励みにもなりました！
といった声をもらいました。

また、

・いつも自宅で自分のペースで業務をやっているので、決まった時間に集まるというスケジュールがあると、メリハリがついてとても良いです！
・実は〇〇さんに聞いてみたいことがあったのですが、タイミングが難しくて、このようにまとまった時間があってとても助かりました！
という声もあり、想定していた以上の気づきがありました。

アイデアを出してから1ヶ月以上経ちましたが、声かけをしながら毎週実行できているので、徐々に定着しているのかなと思います。

業務での引き出しが増えるだけでなく、普段関わりの少ないメンバーとのコミュニケーション活性化にも繋がったりと、良い効果が生まれていると嬉しいです。

―他に試してみたいアイデア

コロナ禍になってからはテレワークということもあり、運動不足を感じていまして、朝から社員みんなでラジオ体操などできたら良いですね。近いうちにアイデアを出してみます！

株式会社エグゼクティブの働き方制度