車椅子ライターが「使いにくい」を解決する文具を厳選。『弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち』発刊!
ちょっとした“使いにくさ”を解決する文具、あります!!
株式会社小学館クリエイティブは、軽い力で楽に使える文具を紹介する本『弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち』を10月25日(火)に発売します。
***************
『弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち』
著/波子
定価:1,430円(税込)
発売日:2022年10月25日(火)
ISBNコード:978-4-7780-3586-0
発売:小学館
発行:小学館クリエイティブ
https://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b10018314.html
<公式Twitter>
@tano_bun
https://twitter.com/tano_bun
で情報発信中!
***************
文具ブームが続く昨今、デザインや機能など、文具に対するニーズが多様化しています。そのなかで、ユニバーサルデザインや子どもにも使いやすいとうたった文具が増えています。
そこで本書では、福祉用品ではなく文具店で売られている既製品で、弱い力でも使いやすい「頼もしい!」と思える文具を集めました。
著者は車椅子ライターの波子氏。先天性ミオパチーという筋力が低下する難病にかかり、約10年前から車椅子を利用しています。現在の握力は10歳の子ども程度です。以前は不便なく使えていた文具が使えないという経験をして、現在はしっかり持ったり、つまんだりという動作が苦手な著者だからこそ気づいた使いやすい文具を紹介しています。
病気やけがの後遺症で手の力が入らない、手指の力加減がうまくできない子ども、加齢により指先のコントロールが難しい高齢者、といった人におすすめです。
■握りやすい、指先の力がいらない、片手で使える文具
<丸いフォルムが握りやすい!「チョコレートカッターL」>
丸みを帯びたかわいいフォルムのため、本体に適度な厚みがあり、手にフィットして持ちやすい。チョコの縁に指が引っかかることで、刃のスライドをサポートする。
<片手でスッと引くだけ「両面テープ ラクハリ 強力貼る」>
両面テープは剥離紙をめくるときに両手が必要で、指先が震えてしまうと難しい文具。「ラクハリ」はテープのりのように使えるローラー式で、剥離フィルムは本体の中で巻き取れられるので、めくる動作は必要ない。
ほか、
・握る力が半分でいいホッチキス
・圧倒的な速さで削れる鉛筆削り
・簡単にリングが開くリングファイル
・貼りたいところに直接貼れるセロハンテープ
・親指を上下に動かすだけで切れるハサミ
など、50点以上の文具を掲載しています。
■パタッと開いて読みやすい本の作り
本書はレシピ本で使われることが多い「コデックス装」を採用。自然にパタッとページが開くので、手で押さえる必要がありません。また、文字のサイズを大きめにしたり、目に優しい色合いの用紙を使ったりと、読みやすさにもこだわりました。
【著者プロフィール】
波子(なみこ)
車椅子ライター。1974年生まれ。
脊柱側弯症、先天性ミオパチーのため、2006年に杖歩行となり、2012年から車椅子、2014年12月から簡易型電動車椅子を使用。便利な文具や道具が好き。奈良県奈良市で生まれ育ち、大阪・東京での暮らしを経て現在奈良市在住。奈良の鹿が好き。
Webマガジン「文具のとびら」にて「車椅子ライターから見た 弱い力でも使いやすい文具たち」を連載中。
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。