【6/16(日)は父の日!】お父さんと中高生のコミュニケーション実態調査!女子中高生は「推し活」で、父子の絆を強化したい!
毎年6月の第3日曜日は、父の日です。
思春期の中高生は、自立心が芽生え、親との距離感が変わってきます。特に、自己意識が強まり、独立した個人としてのアイデンティティを確立しようとするため、親からの干渉を避ける傾向があります。しかし、父親との良好な関係は子どもの成長に大きく影響します。
また、現代の中高生は、スマートフォンやインターネットを使いこなすデジタルネイティブ世代です。そのため、父親とのコミュニケーションの形も変化してきています。
父親にとっても、思春期の時期を迎えた子供との距離感の取り方に、頭を悩ませることも少なくないのではないでしょうか。
そこで、英会話個人レッスンや、韓国語個人レッスンを提供する、オンライン語学学習プラットフォーム Preply(プレプリー)は、父親と子供(中高生)間のコミュニケーションについて調査を行いました。
現代の中高生は、お父さんとのコミュニケーションについて、どう感じているのでしょうか?また、子供との対話を促進し、親子関係をより良くするための方法とは?そして、中高生が考える理想とする父親像とはなんでしょうか?
15歳〜18歳の男女、600人に調査を行いました。
調査結果の概要
本調査は、15歳〜18歳の学生(男女)を対象に行いました。
- 中高生の7割(70.0%)は、お父さんと対面での会話を好む。メッセージアプリを好む中高生は約1割(9.2%)。デジタルネイティブ世代である中高生でも、LINEのようなメッセージアプリより、お父さんと直接コミュニケーションを好む。
- 中高生の約3割(28.2%)が「お父さんと会話することは簡単だが、あまり話していない」と回答。お父さんとの会話が容易にもかかわらず、共通の話題がない、時間が合わないなどの可能性が考えられる。
- 中高生の6割以上(62.0%)が、お父さんと共通の趣味を持っていると回答。共通の趣味は、第1位「スポーツ観戦」(20.7%)、第2位は「アニメや漫画」(16.2%)、第3位は「音楽」(14.5%)
- 今後お父さんと持ちたい共通の趣味として、女子中高生の1割以上(12.3%)が、「推し活」をお父さんとの共通の趣味にしたいと回答。
- お父さんと共通の趣味を持つ中高生の6割以上(62.6%)が、お父さんと理解しあっていると感じている。これは、共通の趣味を持たない父子(25.5%)に比べて、2.5倍高い。
- 半数以上(53.2%)の中高生にとって、「父親が自分の気持ちや考えを理解してくれる」ことが最も重要であるという結果に。
中高生の7割が、メッセージアプリよりお父さんと直接話したい!
お父さんとのコミュニケーション手段について、中高生の7割(70.0%)が対面での会話を好むと回答しました。一方、メッセージアプリを好む中高生は約1割(9.2%)にとどまりました。デジタルネイティブ世代である中高生でも、LINEのようなメッセージアプリよりも、対面でのコミュニケーションを好むという、少し意外な結果となりました。
この理由として、対面での会話が、表情や声のトーン、ジェスチャーなどの非言語的な情報を含むため、より深い理解や感情の共有が可能であることが考えられます。
では、お父さんとのコミュニケーションについて、中高生はどのように思ってるのでしょうか?
中高生の本音は、お父さんともっと話したい!子供との距離を縮める鍵は、お父さんからの積極的なコミュニケーション!
中高生の4割以上(42.8%)が「お父さんと会話することは簡単で、よく話している」と回答しました。一般的に、中高生は親との会話を避けがちな時期と言われていますが、意外にも父親とよく話していることが明らかになりました。
さらに、中高生の約3割(28.2%)が「お父さんと会話することは簡単だが、あまり話していない」と答えました。この結果から、父親との会話が容易であるにもかかわらず、共通の話題がない、時間が合わないといった理由で会話が少ない可能性が考えられます。この問題を解決するためには、父親が積極的に時間を作り、共通の興味を見つける努力が必要でしょう。
一方、約1割(9.2%)の中高生は「お父さんとの会話は難しいが、もっと話したい」と感じていることが分かりました。これらの結果から、子どもとの距離を縮めたいと考えている父親にとって、もっと積極的にコミュニケーションを図ることが重要であると言えるでしょう。実は子供も、もっと話したいと思っているのかもしれません。
では、子供と積極的なコミュニケーションをとるためには、どのようなことを行うと良いのでしょうか?
中高生の6割以上が父親と共通の趣味を持っていることが判明!
中高生の6割以上(64.7%)が、お父さんと共通の趣味を持っていると回答しました。共通の趣味は、第1位「スポーツ観戦」(20.7%)、第2位は「アニメや漫画」(16.2%)、第3位は「音楽」(14.5%)です。
スポーツ観戦は、試合を一緒に観るだけでなく、その後の会話や分析を通じて親子のコミュニケーションを深める絶好の機会となります。また、アニメや漫画は、ストーリーやキャラクターについてのディスカッションを通じて親子の対話を促進します。さらに、音楽は世代を超えて共感しやすく、ライブや音楽イベントに一緒に参加することで親子の絆が深まります。
このように共通の趣味を持つ父と子は、自然に対話が生まれやすく、関係が強化されやすいようです。
では、今後、お父さんと共通の趣味を持つ場合、どのような趣味が良いのでしょうか?
女子中高生の1割以上が「推し活」をお父さんとの共通の趣味にしたい
約7割(68.8%)の中高生が、お父さんとのコミュニケーションを深めるために「共通の趣味を持ちたい」と回答しました。中でも、「ゲーム」「音楽」などが人気です。
さらに、女子中高生の1割以上(12.3%)が「推し活」をお父さんとの共通の趣味にしたいと答えています。「推し活」とは、お気に入りのアイドルやキャラクターを応援する活動のことです。父親が子供の「推し活」に理解を示し、一緒に応援活動を楽しむことで、親子の絆が深まることが考えられます。
例えば、一緒にライブやイベントに参加したり、推しのグッズを集めたりすることで、共通の話題が増え、自然にコミュニケーションが促進されます。これらの活動を通じて、親子の絆が一層強化されるでしょう。
では、お父さんと共通の趣味を持っていることで、どのように親子関係に影響するのでしょうか?
共通の趣味で親子の理解度が2.5倍に!
お父さんと共通の趣味を持つ中高生の6割以上(62.6%)が、お父さんと理解し合っていると感じています。これは、共通の趣味を持たない父子(25.5%)に比べて、2.5倍の数値です。
この結果は、共通の趣味が親子間の頻繁な対話を促進し、良好な関係構築に寄与していることを示しています。
では、現代の中高生が理想とする父親像は、どのようなものでしょうか?
半数以上の中高生が「自分の考えを理解してくれる父親」を求める
理想の父親像を質問したところ、半数以上(53.2%)の中高生が、「自分の気持ちや考えを理解してくれる」ことが最も重要であることが分かりました。この結果から、親子間の信頼関係と絆を強化するために、父親が子供の話に耳を傾け、共感することが不可欠であると考えられます。そして、父親が子供の感情や考えを理解し、受け入れることで、子供は安心感と信頼感を持ちやすくなると推測されます。
また、2位は「人間的に尊敬できる行動や考え方を持っている」(32.7%)、3位は「困った時や辛い時に支えになってくれる」「私の意見や選択を尊重してくれる」(32.0%)という結果でした。
これらの結果から、父親が、模範となる行動を示し、子供の意見や選択を尊重しながらサポートすることで、親子間の信頼関係が深まり、良好な関係を築くことができることが考えられます。
まとめ
今回の調査で、共通の趣味を持つことで、親子の理解度が2.5倍もアップすることが分かりました。共通の趣味を通じて、親子はお互いの価値観や考え方を深く理解し合い、信頼関係を強化できると考えられます。
これまで言語学習が親子の共通の趣味になると考えたことはありますか?
プレプリーでは、英語、中国語、スペイン語や他の言語も含めたネイティブスピーカーとのオンラインレッスンを提供しています。親子で語学を学ぶことは、共通の話題を増やし、また、一緒に練習する時間を増やすことで、親子のコミュニケーションを促進する良い機会となるでしょう。
調査概要
調査期間:2024年5月29日
サンプル数:600
調査対象者:日本在住の15歳〜18歳の学生
調査方法:インターネット調査
引用・転載の際のお願い
調査結果を引用・転載される際には、以下2点のご対応をお願い申し上げます。
・「オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ」の記載
・URL https://preply.com/ja/blog/communication-with-fathersの記載
Preply(プレプリー)について
プレプリーは、世界180カ国で50カ国語を教える32,000人以上の家庭教師と、数十万人の学習者をつなぐオンライン語学学習のマーケットプレイスです。機械学習のアルゴリズムによって生徒と家庭教師をマッチングさせ、選ばれた家庭教師は、学習者の予算、スケジュール、現在の知識に合わせてカスタマイズされたレッスンプランを作成します。
プレプリーは2012年にウクライナのKirill Bigai、Serge Lukyanov、Dmytro Voloshynのチームによって設立され、現在、58カ国の国籍からなる400人以上の従業員がいます。米国を拠点に、ヨーロッパ、米国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの30カ国に従業員がいます。
https://preply.com/ja/blog/communication-with-fathers
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