世帯年収1,000万円以上の人はスキマ時間も読書に生かす! 第3の書籍「オーディオブック」利用は平均世帯年収層の2倍以上 <おとなの読書習慣調査2022>

株式会社オトバンク

2022.10.19 14:00

高世帯年収層と平均世帯年収層の読書事情を比較調査

日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数(※1)を配信する「audiobook.jp」を運営する株式会社オトバンク( 本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也、以下「オトバンク」)は、10月27日から始まる読書週間(10月27日~11月9日)にあわせ、高年収のビジネスパーソンの「読書事情」を探るべく、世帯年収1,000万円以上の高世帯年収層と、日本の平均世帯年収である年収500~600万円未満の平均世帯年収層を対象に比較調査を実施した結果を発表します。 ※1.日本マーケティングリサーチ機構2021年11月調べ。日本語オーディオブック書籍ラインナップ数調査。

 

<調査概要>

  • 調査期間: 2022年9月12日
  • 調査機関: アイブリッジ株式会社
  • 調査対象: 20〜69歳以上の男女 (①世帯年収1000万円以上、②世帯年収500〜600万円)
  • 有効回答数: ①400名、②400名(合計800名)
  • 調査方法: インターネット調査

 

<調査の背景>

オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。

近年、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及で音声コンテンツの利用環境が急速に整ったことや、定額で様々な作品が聴き放題となるサブスクリプションサービス導入などを背景に、オーディオブックを利用する方が急増。2022年6月には「audiobook.jp」の会員数が5年前の13倍となる250万人を突破しました。現在、オーディオブックは、紙、電子書籍に続く、第3の書籍として広がりつつあります。

また、オーディオブックは、移動中や家事中、運動中など、耳さえ空いていればいつでも本を読むことができるのが魅力。仕事での成長やスキルアップを目指す忙しいビジネスパーソンの間で、学びやリスキリングのツールとしても、最近注目されています。

今回オトバンクは、10月27日〜11月9日の読書週間に合わせ、高年収のビジネスパーソンの「読書事情」を探るべく、世帯年収1,000万円以上の高世帯年収層と、日本の平均世帯年収である年収500~600万円未満(※2)の平均世帯年収層を対象に比較調査を実施。高世帯年収層は、忙しい日々のスキマ時間もうまく活用し、より多く読書をしている実態が見えてきました。

※2. 2019年 国民生活基礎調査より

 

<調査結果概要>

  1. 高世帯年収層の6割以上は月に1冊以上読書する!
  2. 高世帯年収層はビジネス書をよく読む人が平均世帯年収層の1.6倍多い
  3. 高世帯年収層は外出先でも読書する
  4. 第3の書籍「オーディオブック」を使う高世帯年収層は、平均世帯年収層の2倍以上
  5. 高世帯年収層の4割は読書サブスクを活用

 

<調査結果詳細>

 1. 高世帯年収層の6割以上は月に1冊以上読書する!

高世帯年収層と平均世帯年収層とで、1ヶ月の読書量(冊数)を調査すると、「読まない(0冊)」という人がどちらも最多という結果でした。一方、月に1冊以上読書している人に着目すると、高世帯年収層では63%、平均世帯年収層で50%という結果になり、高世帯年収層の方が本を読む習慣がある人が約1.3倍も多いということがわかりました。

 

2. 高世帯年収層はビジネス書をよく読む人が平均世帯年収層の1.6倍多い

次に、よく読む本のジャンルを聞いたところ、高世帯年収層、平均世帯年収層ともに「小説」が最も多く、両者に大きな差はありませんでした。明らかな差があったのが「ビジネス書」で、高世帯年収層の方が1.6倍も多い結果となりました(高世帯年収層16%、平均世帯年収層10%)。また、傾向として、高世帯年収層は平均世帯年収層より、「ビジネス書」「専門書」「自己啓発書」をよく読むという人が多く、一方で平均世帯年収層は高年収世帯層より「漫画」「雑誌」をよく読むという人が多いようです。

 

3. 高世帯年収層は外出先でも読書する

さらに、読書をする場所についても調査。高世帯年収層、平均世帯年収層ともに「自宅」が最多となり、落ち着ける場所で読書をしている方が多いことが伺えました。一方、自宅以外の場所(「電車やバスなどの公共交通機関」、「オフィス」、「飲食店(カフェ等)」「車やタクシー」)でも読書すると答えた人は、どれも平均世帯年収層よりも高世帯年収層の方が多いという結果。高世帯年収層は、移動中や休憩中など、外出中のスキマ時間も読書の時間として活用していると思われます。

 

4. 第3の書籍「オーディオブック」を使う高世帯年収層は、平均世帯年収層の2倍以上!

「オーディオブック」は現在、第3の書籍として広がりつつあります。

そこで、「オーディオブック」を含め、読書するときに使う媒体について高世帯年収層と平均世帯年収層に調査。結果は、どちらも「紙の書籍」「電子書籍」「オーディオブック」の順でしたが、大きな差があったのは「オーディオブック」で、高世帯年収層は、平均世帯年収層の2倍以上も「オーディオブック」を使う人が多いことがわかりました(高世帯年収層12%、平均世帯年収層5%)。

また、高世帯年収層は、「電子書籍」を使う人も平均世帯年収層より多い結果でした。オーディオブック、電子書籍ともに、スマホやタブレットがあればいつでもどこでも読書ができる媒体です。さらに、「オーディオブック」の場合は目を使わずに耳だけで読書ができるので、歩いているときや車の運転中も読書の時間として使えます。高世帯年収層は外出中も読書をしているという前述の調査結果と合わせると、「オーディオブック」「電子書籍」をうまく取り入れ、効率よくスキマ時間を読書時間として使っていると考えられます。

 

5. 高世帯年収層の4割は読書サブスクを活用

最近、電子書籍やオーディオブックが定額で読み放題になるサブスクリプションサービス(以下、読書サブスク)が増えています。高世帯年収層と平均世帯年収層に、読書サブスクを使っているか聞いたところ、使っていると回答した人が高世帯年収層は40%、平均世帯年収層は25%で、高世帯年収層の方が約1.6倍も多い結果になりました。読書習慣のある人が多い高世帯年収層は、電子書籍やオーディオブックなどの読書サブスクを取り入れて、読書に活用している人が多いようです。

 

参考情報

【10月23日開催】史上最大級!「耳読書」好き大集合のリアルイベント「オーディオブックミートアップ」

読書の秋にあわせ、史上最大級(※)のオーディオブックユーザーイベント「オーディオブックミートアップ」を10月23日(日)に開催します。イベントには、オーディオブックユーザーを先着で70名招待。アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役でお馴染みのTARAKOさんをゲストに迎え、オーディオブックの生朗読、ユーザーが選ぶ2022年オーディオブック大賞の発表など、耳で楽しむ新たな読書の魅力を味わいつくす様々な企画を予定しています。

※. 自社調べ(2022年9月26日時点)国内オーディオブックサービス提供企業において。

 

詳しくは、以下URLからご確認ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000034798.html

 

■オーディオブックとは

オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。耳だけで読書を楽しめるため、文字を読むのが難しい方のほか、ランニング中、電車や車での移動時間、家事の最中など、生活のあらゆるシーンで「ながら読書」を楽しめます。

 

audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)

株式会社オトバンクが運営する、日本一のオーディオブック書籍ラインナップ数を配信する音声配信サービスです。2007年より配信を開始した「FeBe」からリニューアルし、2018年3月よりサービスを開始。オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を目指します。 2022年6月に会員数が250万人を突破。

 https://audiobook.jp/

 

【サービス概要】

・サービス名称:「audiobook.jp」

・サイトURL:https://audiobook.jp/

・App Storeページ:https://app.audiobook.jp/ios

・Google Playページ:https://app.audiobook.jp/android

 

・料金体系:

聴き放題プランは、月額950円(税込)。入会から2週間は無料でご利用いただけます。

個別購入は作品ごとの購入が可能。

(※単行本書籍とおよそ同価格帯(1,200円~1, 500円)での配信が中心。)

 

株式会社オトバンク(本社:東京都文京区、代表取締役社長:久保田裕也)

音声コンテンツを中心とした事業を展開し、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」の達成を目指している、日本最大級の配信数を誇るオーディオブックカンパニーです。500社以上の出版社様と提携し、主な事業として、日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」でのオーディオブック販売をはじめ、オンラインブックガイド「新刊JP」(https://sinkan.jp/)を中心とした書籍プロモーション事業も行っています。

https://www.otobank.co.jp/

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