■世界遺産ザルツブルク市内観光
夏の音楽祭とモーツァルト生誕地として知られるザルツブルクはヨーロッパ屈指の美しい街並み
音楽を愛する人々にとっていわば巡礼地になっていますので感銘を受けることは間違いありません。とりわけザルツブルク音楽祭の開催される夏のシーズンはホテルはどこも満室となります。
■世界遺産ザルツブルク市内観光
オーストリア第4の都市ザルツブルクは首都ウィーンから鉄道で約2時間半、隣国ドイツとの国境にも近く、古くから交通の要衝として栄えた都市です。クラシック音楽好きなら、天才音楽家ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトが幼少期を過ごした家も見学する事ができ、音楽を愛する人々にとっていわば巡礼地になっていますので感銘を受けることは間違いありません。とりわけザルツブルク音楽祭の開催される夏のシーズンはホテルはどこも満室となります。
ザルツブルクは紀元前から塩の交易で栄え、12世紀以来、歴代のカトリック大司教が暮らした邸宅があり、ヨーロッパの宗教都市として重要な役割を示し、歴史的建造物が多いので1996年に世界遺産に登録されました。多数の教会が立ち並び、その様子から「北のローマ」と言われることがあります。ザルツブルクとは「塩の城」という意味で、ザルツカンマーグートとはこの地方の価値ある岩塩鉱がハプスブルク帝国の帝国直轄地だったことに由来しています。
さて、中世の建物が並ぶ商店街のゲトライデ通り9番地には、1756年に誕生した大作曲家モーツァルトの生家があります。黄色の建物が印象的です。夏の音楽祭は祝祭大劇場、フェルゼンライトシューレ、モーツァルトハウスなど市内各地で開かれます。馬術学校裏の岩盤を利用したオープンエアの劇場は珍しいものです。また、郊外には世界的指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの自宅とお墓があります。ソニーの故大賀典雄氏とも親交があり、ソニーのCD製造工場をこの地に設立したこともありました。「エーデルワイス」や「ドレミの歌」で有名な名作「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となり、レオポルツクローン宮殿はトラップ大佐の家としてロケされました。
ザルツブルクの名物料理にザルツブルガーノッケルンがあります。泡立てた卵白に小麦粉、砂糖を加えてグラタン皿に入れ、オーブンで焼き上げるスフレのデザートが伝統料理です。一方、最近の名物と言えば、エナジードリンク「レッドブル」でしょう。サッカーチームを運営したり、レースカーや航空機コレクションを展示するなど当地で企業活動を行っています。旧市街を中心に半日を徒歩観光でまわるか、あと半日を車をチャーターして郊外観光するのかが選択のポイントとなりそうです。世界的観光地ザルツブルクはいつも大混雑しておりますが、美しい景色を見ないわけにはいきません。
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