福岡の独立系書店ブックスキューブリックで、5/14(火)~6/2(日)に谷川俊太郎『楽園』写真展(入場無料)開催
谷川俊太郎さんが1950年代に撮っていた写真と、友人に勧められて詩作を始めた頃の詩を詰め込んだ『楽園』が2023年3月に発売されました。これを記念して、2024年5月14日(火)〜6月2日(日)に、ブックスキューブリック箱崎店2Fで写真展を開催いたします。
現在92歳の谷川俊太郎さんは、詩人・写真家としてまだ世に出る前の18歳から21歳の時期に、二眼レフカメラで身の回りの日常を撮っていました。ご本人いわく、何かをきっかけにベートーベンを聞いて夢中になっていた頃、大学に行きたくなくてふらふらしていた頃だそうです。そしてその後『二十億光年の孤独』で詩人としてデビューし、数々の詩集を発行。『スイミー』をはじめとするレオ・レオニの絵本の翻訳や、スヌーピーと仲間たちの愉快な日常を描いた『PEANUTS』の翻訳、絵本制作など、その仕事の範囲は多岐にわたっています。
『楽園』写真展では、70年前の谷川氏が見ていた、日常の生活、そして大切な人との笑顔が広がっています。みずみずしい感性が光る大変貴重な写真展です。
谷川氏には、これまでに2度ブックスキューブリックのトークイベントへお越しいただきました。2013年には当店にあてた詩も書いていただき、店頭に大切に飾っています。
今回の写真展にあたっても、お言葉をいただきました。
本と映画、活字と映像、若い頃から私の創造を支えてくれた2つのメディア。
私にとって今でもまだ、未知の可能性を秘めています。
谷川俊太郎
谷川俊太郎『楽園』写真展
会 期:2024年5月14日(火)~ 2024年6月2日(日)
時 間:平日 11:00~17:00
土日祝 11:00~18:00
*月曜定休
*入場無料
会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F(JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
時 間:平日 11:00~17:00
土日祝 11:00~18:00
*月曜定休
*入場無料
会 場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
福岡市東区箱崎1-5-14ブックスキューブリック箱崎店2F(JR箱崎駅西口から博多駅方面に徒歩1分)
【谷川俊太郎さんプロフィール】
1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。
主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』、『PEANUTS』等がある。
【『楽園』について】
『楽園』は、谷川さんが愛した日常の光景を収めた写真と、社会への距離感と自由への憧れを感じながら生きる心象を描いた詩を集めた作品集です。
「当時の若書きの詩を主として、写真集との関連も考えながら編んでみました」と谷川さんも語っています。谷川俊太郎のアーリー・ワークスであると同時に、「永遠の少年」の70年前の魂のタイムカプセルであると言えるでしょう。
製版と印刷と製本は、熟練の職人的なプロが集結して携わり、装丁のリソグラフまで手仕事で、魂を込めて丁寧に作り上げています。アートディレクションと編集は、フィルム写真の素晴らしさを再発見して、新たに現代に甦らせる「Dear Film Project」のメンバーが担当しました。
製版と印刷と製本は、熟練の職人的なプロが集結して携わり、装丁のリソグラフまで手仕事で、魂を込めて丁寧に作り上げています。アートディレクションと編集は、フィルム写真の素晴らしさを再発見して、新たに現代に甦らせる「Dear Film Project」のメンバーが担当しました。
谷川俊太郎の原点の作品集です。会場にご用意しておりますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
【ブックスキューブリックについて】
ブックスキューブリックは、2001年、福岡市中央区のけやき通りで創業した独立系書店です。開業以来、店内の本は全て店主が選んで置くようにしており、雑誌から単行本、文庫、新書まで、ひととおりのジャンルをそろえた「小さな総合書店」です。2008年には東区箱崎に、カフェとベーカリーを併設した第2号店を開業。全国から作家をお招きし、トークイベントや個展を毎週開催しています。
ホームページ:https://bookskubrick.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/bookskubrick/
X(旧Twitter):https://twitter.com/BOOKS_KUBRICK
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