自治体手作りアニメ「虹の丘ゆめは偲んでいる」 第2話の配信開始
公営霊園がアニメに挑戦!偲ブームを起こせるか!?
自治体手作りアニメ「虹の丘ゆめは偲んでいる」 第2話が3月24日に配信された。
昨年9月23日にデビューした公営飯盛(いいもり)霊園の広報キャラクター「虹の丘ゆめ」。お墓には珍しく萌えキャラ要素満載のキャラクターだ。
2月9日に開設したSNS「Bluesky」の虹の丘ゆめアカウントでは、3月25日時点でフォロワー数が2000名に達するなど人気を博している。
そんな虹の丘ゆめを主人公にしたアニメ「虹の丘ゆめは偲んでいる」の第2話がYouTubeで3月24日から配信された。タイトルに「偲ぶ」と入っているところがなんとも珍しいが、これは霊園として故人に思いを馳せる「偲ぶ」という気持ちを若い世代にも知ってほしいとの狙いからだ。
第2話ではこの「偲ぶ」ということにスポットを当てたものになっている。新キャラクターであるイソヒヨドリのイソッピとともに「偲ぶ」ことを虹の丘ゆめが学んでいく構成になっている。
そして、この「虹の丘ゆめは偲んでいる」というアニメが珍しいのはタイトルだけではない。公営飯盛霊園は大阪の4つの市からなる自治体なのだが、なんとその自治体職員がこのアニメを製作しているというのだ。原案、脚本、キャラクターデザイン、作画、そして声優にいたるまですべて職員の手で行われている。
「職員による制作のためクオリティは高いとは言えないが、自分たちの思いを話に込めやすい」と飯盛霊園の担当者は話す。
明るく元気な虹の丘ゆめが「偲ブーム」を起こすことに期待したい。
【虹の丘ゆめ】
年齢:7歳
特技:竹馬
好きなこと:食べること
誕生日:2月4日
※飯盛霊園・・・大阪府守口市、門真市、大東市、四條畷市で構成する飯盛霊園組合(一部事務組合)が運営する霊園
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