■バルセロナ 世界遺産カタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院1日観光
世界一美しい病院と世界一美しいコンサートホールがバルセロナにあることを知ってました?
バルセロナの建築と言ったらガウディだけでしょうか?天才建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネールの足跡を訪ねてみませんか?
バルセロナの建築と言ったらガウディだけでしょうか?1888年にバルセロナ万博が開かれ、新しい産業が隆盛を極め、多大な資本の流入でバルセロナが乗りに乗っていた頃に天才建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネールが活躍しました。当時流行していたイスパノ・アラブ様式の特別な装飾とアールヌーボーの特徴である湾曲したラインとを組み合わせた、合理的な構造を持つ建物を建て、モデルニスモ建築の巨匠と呼ばれました。のちに大学の教え子であるガウディの好敵手となります。
彼の作品で世界遺産になっている「カタルーニャ音楽堂」は世界一美しいコンサートホールとして世界中の音楽ファンから垂涎されています。世界遺産でありながら現役のコンサートホールはなかなか類例が少ないと思います。ラヴェルやカザルスを生んだ歴史を持つホールで日中のガイドツアーで入場するとステンドグラスがカラフルによくご覧いただけます。日本の密閉された箱型のホールとは全く異なった庭のような空間をご覧頂けます。
そして、こちらも世界遺産に登録されている「サン・パウ病院」は2009年までは実際に病院として利用されており、2014年から博物館として見学者に開放されました。サンパウ病院は15万㎡という広大な土地に、48もの建物が並んでいます。エントランスホールの天井にはピンク色のタイルが敷き詰められ、華麗な装飾が頭上に溢れています。病棟はまるでアラブの宮殿のようで外壁は草花や動物が描かれたタイル画と石像彫刻に彩られています。
バルセロナには美術や建築のヒントが実にたくさん残されています。リュイス・ドメネク・イ・ムンタネールの足跡を訪ねてガウディとは一歩違う路線も是非ご堪能ください。彼の名前はモンタネールとかムンターとも呼ばれていますが、彼の信念は「芸術は人を癒す」ということですから、是非、芸術に癒されに、バルセロナまでお出かけください。ここでは大阪万博(1970年)のように芸術は爆発しないようです(笑)
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